嫉妬のモヤモヤの上にあるもの (エッセイ)
どうして自分は評価されないんだろう。
自分より仕事できないアイツが、なんでおれより評価されるんだ。
たまたま運良く大きいプロジェクトを担当しただけで偉くなっちゃって。きっと先で苦労するぞ。
noteの世界では、誰よりもnoteを楽しんでます!ってノリで、毎日元気に交流しまくっている。1年で1万コメントは我ながら誇れる数字だと思う。
なにより、noteアカウントのコンセプトが『マイトンスタジオジャパン』だもの。
遊園地にネガティブはいらんやん?
「ネガティブとか嫉妬とか、営業妨害だからやめてくれるかな?」
ってこの顔のマイトンも言ってる。

でも40歳を超えてくると、ブラックマイトンと何度も対峙せざるを得なかったのは事実だ。
ここからは、完全なる思いつきで、社会人生活をマラソンに例えて振り返ってみたい。
ちなみにマラソン経験はないけれど(ないんかい)、よかったら最後までお付き合いいただきたい。
周りの経歴と比べて、自分は優秀と勘違い。スタート地点でイキっていた!
今の会社に研究職として入社した時、同期の中でも1番に出世するのは自分だと確信していた。学歴はトップクラスだったし、やってきた研究で負けてる気はしなかったし、謎の自己肯定感に溢れていた。イヤなやつだ。
実験は器用にできる方なので、上司からの評価も最初は高く、会社員生活も順風満帆だと本気で思っていた。ほんと、おめでたいやつだ。
入社1年目は、飲み会にモンハンに旅行、と先輩や同期と遊びまくった。人生初のローンを組んで、空色のミニクーパーも買った。もうとにかく一言で言うと『社会人デビュー』だ。いや、『社会人パーリナイ』だ。完全にやっちまっていた。
え、仕事?もちろん仕事もしていた。毎日夜遅くまで無駄に残業で、効率とか関係ない。そして言われたことだけ忠実にこなすマンだった。
こんな感じで、自分でも気付かないうちに、不幸なギャップが生まれていた。
会社からしたら、博士課程まで出て即戦力になるはずの期待のルーキー。
わたし本人の感覚は、社会人成り立てでまだまだ見習い気分。
自分に求められているものがなにか、分かっていなかったので、うまくいくはずはなかった。
最初の給水ポイントで盛大なミス!
もたついている間に皆は先へ。
3年目くらいになると、同期の皆もそれぞれの部署で頭角を表し始めていた。あちこちで、彼らの活躍が聞こえてくる。
一方で私は、当時の上司から人事評価で、最低の評点を付けられていた。今思えば、わざわざ低い点を付けたのは当時の上司の優しさだったのかもしれない。少なくとも仕事の仕方と真剣に向き合うキッカケにはなった。なったけど、何の声かけもなく最低評価をくらったので、少なからず精神的ダメージは受けたし、当時の上司を恨んだ。
「周りと比べて、おれってそんなに仕事できてないんかな?」
「わざわざ低い点つける必要ある?口で言ってくれたらいいのに」
ブラックマイトンが顔を出したし、人事ルール的にも一歩後退したのは間違いなかった。
沿道から思わぬ応援の声。あれは……昔好きだったミキちゃん?力が湧いてきて再びトップ集団へ!
最低評価を受けて部署異動になったわたしは、異動先で新しい上司と出会った。この上司はとても親身にわたしのキャリアを考えてくれて、徹底的に仕事の仕方を丁寧に教えてくれた。
ミキちゃん?ではなくて、おじさんだったけど人生におけるキーパーソンだったのは間違いない。
おかげでなんとか次の階級には昇ることができたし、このまますんなりと昇格していくものだと当時は信じていた。
突然のアクシデント!棄権するかの瀬戸際を耐えたが、完全にトップ集団は見失った。
その後、入社10年目くらいで典型的なパワハラ上司に出会ってしまった。
完全に心をバキバキに折られたあげく、運悪くコロナも重なった。上司から逃げようと目論んでいた海外転勤も白紙に。結局、数年にわたって抜けられない毒沼にはまってしまった。
もう昇進どころじゃなくて、とにかく生きることに精一杯だった間に、周りの同期はどんどん管理職になっていた。
このあたりから、嫉妬との折り合いの付け方を模索し始めた。
「え?そもそも管理職になりたくて研究職についたわけじゃないし」
「パワハラで数年失ったから仕方ないよね」
「アピールして上司に媚びるよりは、研究がしたいのだよわたしは」
……ね?かっこ悪いでしょ笑
完全にこじらせてる。こじらせアラフォーはまじでかっこ悪い。
でも、1年前にnoteを始めてから、このあたりの考え方が柔軟になった。
まず、会社や仕事が全てじゃないと思えるようになった。
目線が上がって、遠くまで見えるようになったら、大切なことが何か見え始めた。
管理職になることが全てじゃないけど、なる事で得られることも沢山あるだろう。
ただそのタイミングも、遅すぎるなんてことはないし、自分のペースで獲得していけばいい。
肩書きがあるかどうかよりも、どんな風に生きるか、どれだけ今を楽しめるかが大事なんだ。
そんなふうに思えるようになったら、少し背筋がピンとした。
背中が曲がって顔を突っ込んでいた嫉妬のモヤモヤ。息苦しくて、必死で吸い込んでも紫色のそれしか入ってこなかった。
背筋がピンとしてわかった。その上にある空気は思いのほかうまかった。
こちらに参加させていただきます。
はじめまして!池松さん。
嫉妬祭り、盛り上げたいです✨️
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