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ram1112_stb
ミノムシとコーヒーと。
木の枝からびろーんと垂れ下がるミノムシを久しぶりに見かけた。
カタツムリにカマキリ、ミノムシ。昔はよく見かけた彼らも随分レアになったなぁと思いながら、目の前のミノムシを指でツンとつついてみた。
ゆらゆら揺れるミノムシはかわいい。
木の枝をまとって擬態しているくせに、ぶらさがる姿はどこか“見つかりたがってる”ようでおかしい。
あのミノの材料も、個体によって好き嫌いがあるそうだ。ゴツゴツした防御力高めのヤツから、ゆるふわカワイイ系まで。同じ枝ならなんでもいいやん、って思うけど、ちゃんとこだわりがある。
一つ一つのパーツはどこにでもある、ありふれたものだとしても。こだわって身に纏ううちに、ワタシらしさになるなんて。
気がつけば「なんのはなしかわからない言葉たち」を沢山身に纏っていたけれど、随分賑やかになって楽しくなってきた。
コーヒーを飲んで一息。
そんな穏やかな朝。

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