路地裏で遊ぼう
noteの住人がとうとう1000万人を超えたらしい。
1000万人ってどれくらいなのか、ピンと来なかったので調べてみたら東京23区の人口よりも、さらに少し多いくらい、とのこと。
noteで誰かと出会うってのは、都心で偶然知り合うのと同じくらいの確率なんだ、と驚いた。
そんなnoteの街には、#なんのはなしですか というハッシュタグで創作を楽しむ人々がいる。
通称『路地裏』
路地裏の住人『ロジウラー』が700人とのことで、これまた調べたら、かの有名な劇団四季の俳優の数と同じくらいらしい。
想像してみてほしい。
田舎から上京し、右も左も分からない中で、たまたま知り合ったひとが劇団四季の俳優だった、という確率を。
なんだかすごい奇跡に思えてくる。
そして交流ができた人に話を聞くと、「実はわたしも四季で俳優やってましてね」みたいなことがよくある。
noteをやってるひとは皆、ロジウラーなんじゃないかと錯覚するくらいだ。
最近、そのうちの99人が作品を持ち寄って、電子書籍を4冊出した。エッセイ、小説、なんでもありで、読者と100人で作るアンソロジーだ。
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まったくもって、なんのはなしかわからない。
そして私もこの本の著者に名前を入れてもらっている。
やはり、なんのはなしかわからない。
この中心にいるのが、コニシ木の子氏だ。
人生にはターニングポイントが訪れる。
進学。就職。結婚。出産。などなど。
そんなターニングポイントには必ず、出会い、もしくは別れがある。
一年前、コニシさんに出会って、わたしの人生は大きなターニングポイントを迎えた。
それまでは文章を書くことも、SNSとも縁がなかった人生なのに、今では4冊も本を出すことに関わり、ロジウラーとしてnoteの街の路地裏で、毎日書くことを楽しんでいる。
まさしくターニングポイントと言える。
◇◇◇
最初のコニシさんの印象は、フォロワーさんがたくさんいて、色んな人とコメントのやりとりをしているトップnoterの一人(という風に見えていた)。 軽妙な独特の文章がおもしろく、確かに読むと「なんのはなしですか」と言いたくなる。
おそるおそる、#なんのはなしですか と呪文を唱えると、本当に回収しに来てくれて、コメントをもらえたのが、ただただ嬉しかった。
そして月曜には、ロジウラーが綴った #なんのはなしですか な作品を全てまとめて、通信という形で、取り上げてもらえる。
初めて取り上げてもらったのがこちらだった。
コニシさんにもらったコメントや、通信の自分に関する記載はスクショして何度も見返していたし、書き続けることの励みになった。
通勤電車で通信を読んでいて、会社の最寄り駅を乗り過ごしたこともある。
毎週ジャンプを楽しみにしている小学生のように、『なんのはなしですか』に熱中し、わたしにとってコニシさんはあこがれの鳥山明だった。
◇◇◇
そこから転機が訪れたきっかけは、本田すのうさんだった。
「路地裏で電子書籍を出したいんです。コニシさんにはOKもらったんですが、進め方とか相談させてもらえませんか?」
連絡をもらったのは2024年10月。
今思うと、なぜわたしに相談してくれたのか。当時はコニシさんと親しい間柄だったわけでもなく、今よりももっと思い切った(振り切った?)ふざけた記事ばかり書いていたのに。
それでも。
すのうさんのこの一歩目が、さまざまなひとを巻き込み、路地裏がどんどん変化していったのは間違いない。
コニシさんは、「なんのはなしですか」のミッション、ビジョン、バリューをこう定義している。
「なんのはなしですか」のミッション
ミッション:誰もがどんな些細なことでも、楽しく、自由に、表現出来るようにする。
「なんのはなしですか」のビジョン
ビジョン:「なんのはなしですか」とあらゆる角度から考え、新たな価値を生み出す。
「なんのはなしですか」のバリュー(価値観)
肯定:すべての表現を受け入れる。
感謝:すべての表現は、困難から生み出されたものと考える。
冷静:すべての表現に対して決めつけない。
情熱:作品、人に徹底的に傾ける。
言葉のみでの繋がり:人間関係を何も強制しない。干渉しない。のめり込まない。
変化:進化や変わることを一切恐れない。
詳しくはこちらに↓↓↓
まさしく、この一年われわれは、ミッション、ビジョン、バリューに従って行動してきた。
■ 電子書籍を出すことで、収益が発生し、noteの外に出ていくことになる。これまでの路地裏の空気が変わることを望まないひともいるんじゃないか?
→ われわれは変わることを恐れない。どうやったらおもしろくなるかを考えよう。
■ だれもが自由に、なんのはなしですか、と表現し続けるにはどうしたらいいかな?
→ みんなの「#なんのはなしですか」を守るために、商標登録しよう。
■ 商標登録するにはお金がかかるらしい。どうしよ?
→ クラウドファンディングでみなさんに協力をよびかけよう。
■ 商標登録もクラウドファンディングもやったことないよ。
→ はるさん、リィさんに手伝ってもらおう。
■ 女子ふたりに手伝ってもらったことでお叱りの連絡が止まりません!
→ スタエフで謝罪しよう。謝罪会見だ!
■ 火に油でした。だめです。止まりません!
→ もう一度謝罪会見だ!こうなったら女性に好きというのも、女性と会うのも自粛だ!
■ 商標ってなんなん?デザインどうしたらいい?
→ ロジウラーにロゴを作ってもらおう。そして投票で決めよう。みんなで決めた『路ゴ』ってことにしよう。
■ みんなが好きにお店を出して創作活動楽しみたいね。
→ 『なんのはなしです課』オープンだ!グッズ作ろう!
人はこれを「行き当たりばったり」というのかもしれない。
駄菓子菓子
そもそも予定通りに行くことなんて一つもないのだ。
決まったゴールがあるからそこに進める、じゃ弱い。
それだと、困難があったときに、すぐに止まってしまう。
なんだかわからないけど、面白そうだからそっちに行ってみようよ。
そんな好奇心と、チャレンジ精神と、無謀さが、イノベーションを起こすのだ。
そして、だいたいのチャレンジはうまくいかない。
だけど失敗しても、それをまたおもしろおかしく書くことで、全部がうまくおさまる。
路地裏っておもしろい。
ずっとふざけていて、がんばらなくていいよって言ってくれて、すべてを許してくれる場。
「ちゃんと生きようぜ」ってところから一番遠そうな顔をしてるのに、結局は一番「ちゃんと生きること」と近いところにいる。
だって、700人だ。劇団四季だ。
いろんな思い、いろんな人生を抱えたひとが集まっている。
だからこそ、ここには喜怒哀楽があって、楽しいことばかりじゃなくて、ぶつかることもあれば、何かを失うこともあるだろう。
でも、それすらもおもしろがって、「なんのはなしですか」と顔を見合わせて、フッと笑うことができたら。
「あなたのおかげで救われました」って心から言ったとしても、「なんのはなしですか」とスカされて、肩のちからを抜くことができたら。
こんなにも、幸せなことはないと思う。
路地裏がこれから、どこに向かって、いつまで続くのかわからない。
それでも……
だからこそ。
今この瞬間を全力でおもしろがっていたいと思う。
それでは皆さん、ご唱和ください!
なんのはなしですか
本当は13日の電子書籍出版記念パーティで話そうと思ってたんですが、きっと当日は泣いちゃうと思うから今書きました。
いつも一緒に遊んでくださる皆さま、ありがとうございます。
電子書籍を出すにあたり、大切な作品を私たちに預けてくださった皆さま、ありがとうございます。
パーティ開催に向けて、自主的に動いてくださった皆さま、ありがとうございます。
そして、コニシさん、すのうさん。
この特別な時間を共有くださり、本当にありがとうございました。
まだまだ、いっぱいおもしろいことやっていきましょうね。
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サポートいただきありがとうございます😊嬉しくて一生懐きます ฅ•ω•ฅニャー