何を書いたらいいか分からないって?書け!とにかく書けー!!
観てきました!
映画「かくかくしかじか」

略して「かくしか」
そう、書くしかないんですよーこんなん。
感想書けるかなーなんて少し心配してた、映画を観る前の自分をぶん殴りたい。
めっちゃ書けるっちゅうねん、ほんまに。
というわけで、フワフワした気持ちで、帰りの電車の中から書き始めました。
と、感想に行く前に、ひと言お礼を言わせてください!
ワーナーブラザーズさんとnoteさんの粋なはからいで、note独占試写会でした!ありがとうございます!!
急に大きな声でごめんなさい。珍しくテンション上がってます。だってこれだもの。

もうこれはなんとしてでも当選したい!と持てる運をすべて絞り出してゲットしました!

描くことでしか癒えなかった。はぁぁ。
ちなみに、こんな映画です。

というわけで、興奮冷めやらぬうちに、感想を書いてみたいと思います。
今も脳内で聞こえてきます。
日高先生(大泉洋さん)の声が。
『かけー!!』
◼️ この映画はずっと自分とのたたかいだった
冒頭から、流れてくる宮崎の美しい空と海。キラッキラに輝く高校生時代の明子。
40代になって、正直「エモい」という単語を使う気にはなれなかった。エモいと言ってる自分を想像するだけでキモい。
そんな自分が、冒頭から胸いっぱいにエモいを詰め込まれて、息ができなくなってしまった。
だめだ。もう泣きそう。
気がつくとそこはもう「かくしか」の景色の中だった。
劇中何度も、涙をこらえた。自分とのたたかい。
だってまだ序盤だから。
さすがに序盤で泣いてるひといないから、今泣いたら情緒不安定なひとや。
それでも胸の奥、鼻の奥、もうどこかわからないけど突き上げてくるものがある。
何度も耐えて耐えて、そして映画はクライマックスへ……!!
込み上げてくるもの全て受け入れて、私は泣いた。
もうね、ネタバレでもなんでもないんですけど、やっぱりこの映画のキーワードは日高先生の『描け!』なんです。
だから、クライマックスでこのワードが出てくるのは、会場全員がわかってたはず。
私もそのシーンで『描け!』待ち状態でした。
それだけ予想できたのに、やっぱり泣いてしまった。
これはある意味初めての経験でした。
◼️ 原作を読んでなくても、40代男でも楽しめた
原作漫画の実写映画化って難しい。
それこそ原作が好きなら、勝手にキャラの声やイメージが読者の中で出来上がるので、映画を観てイメージと違うと感情移入できなかったりする。
今回、まだ原作は読んでなかったので、あえて映画前にはチェックしないで観に行った。
それは、純粋に映画を楽しみたかったから。
映画→原作、は成立すると思ったから。
ただ原作を読まない場合、たまに映画の内容がよくわからない場合もある。それこそ漫画なら何冊もある内容を、映画という限られた時間にギュッと詰め込む必要があるからだ。話の展開についていけないと、これまたよろしくない。
その点、映画『かくしか』は、ストーリー展開もスムーズで個人的には何も違和感が無かった。
また、東村アキコ先生と言えば、『ママはテンパリスト』や『東京タラレバ娘』のように、どちらかと言えば女性ターゲット作品が多い。
じゃあ、40過ぎのおっちゃんが楽しめなかったのか?
答えは「否」だ。
東村アキコ先生と比べると、全然しょぼいかもしれないが、人生で師と呼べる人との出会いや別れ、夢に向けてなかなか上手く走れない、なんて経験は誰にもあると思う。
そんな青い青春時代を、映画の中の明子と重ねて楽しむことができる。
そして何より永野芽郁さんがかわいい。かわいすぎた。
もうこれに尽きる。
◼️ 魅力的なキャスト
今回の映画化にあたり、東村アキコ先生が大泉洋さんと永野芽郁さんに強くオファーを出されたと聞いた。
これがほんとに良かった。
ヒロインの明子役は永野芽郁さん。
透明感があり、明るく天真爛漫。まさに林明子ぴったり。
高校時代から、美大生時代、社会人と、かなり劇的な展開が続くが、困難に立ち向かう明子(永野芽郁さん)の表情は常に明るい。
これが映画の軸になるので、観ていてもシンプルに応援したくなる。
会社員時代に明子が、先輩に怒られてふくれる表情は必見だ。
一方で日高先生は、竹刀を持って暴言はきまくる、という破天荒な先生だ。
作中も、絵画教室の生徒に変なあだ名を付けて大笑いするシーンがあるが、あれは大泉洋さんじゃないと成立しなかったと思う。
声が大きくて、迫力がある。
でも、その裏にあるあったかさや、おもしろさ。人間味。
それを体現できるのは、やっぱり大泉洋さんしかいない。
もしも日高先生が暴れまくるシーンが、単に怖い印象を与えるだけなら、絶対にこの映画は楽しめなかった。
周りを固めるキャストも素晴らしかった。
個人的には明子の両親役の、大森南朋さん、MEGUMIさんがツボだった。
明子よりもさらにコミカルな2人。
常にガチャガチャしていて、明子を明るく鼓舞し、応援する。
劇中では宮崎の県民性として語られるが、本当にあれが典型的な宮崎県人なら今すぐ移住したい。
それくらい、楽しくて、あったかくて、とにかくいいキャラなのだ。
◼️ noterがこの映画を観たら
劇中何度も何度も、日高先生(大泉洋さん)の『描け!』を聞いた。
これはあくまでnoteで毎日のように書いている私たちだけかもしれないが、やはり『書く』ことについて考えさせられる。
何を書いたらいいのか分からない。
上手に書けない。
書きたくない。
そんな日は誰にでもやってくる。しかも突然だ。
昨日まで楽しく書けたのに、今日いきなり書けない、なんてザラにある。
それでも書く。
書かないと言えないこと、伝えられないことがある。
決して出来のいいものが必要なわけじゃない。
それよりも、気持ちのこもったもの。
書けないんだよって、泣きながら書いたもの。
書けない自分に対する気持ちをぶつけたもの。
そういうものが、人の心を動かすのだ。
何より、自分の心を動かしてくれて、また明日も書けるのだ。
映画を観ると私たちはお守りを手に入れられる。
『描け!!(書け!!)』
そんな勇気と元気をもらえる本作。
是非、劇場でご覧ください。
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