第1回 『なんのはなしです会談』レポート
「着きました」
LINEに表示された文字を確認し、待ち合わせ場所の改札でソワソワしながら辺りを見回す。
可愛い女の子とデート
ではない。
待ち合わせの相手は、コニシ木の子さん。

言わずと知れた路地裏の『なんのはなしです課』課長、その人である。
今や創作大賞ベストレビュアーの看板も背負ったコニシ課長は、さぞかし神々しいオーラを纏っていることだろう。
前情報として、野田クリスタルばりの長髪とだけ聞いていた。
どんな人だろうか。
とりあえず「私も着きました。水色の服を着ています」と伝えて再びキョロキョロする。
すると目の前にガタイのいいおじさんが現れた。
少しイカついシルバーのネックレスをかけ、色のうっすら付いたサングラス。ワイルドな不精ヒゲにパーマをあてたチリチリヘア。まるでブラザートムだ。
この人、、、なのか?
確かにオーラ半端ない。
髪型の情報しかなかったので、野田クリスタルがパーマをあてたらこうなるかもしれない、と否定しきれない自分がいる。
だとしたら、これから一緒に飲む相手としてはかなりレベルが高い。途端に不安になって来た。
「コニ......」
確認しようとすると背後から「マイトン?」と声をかけられた。
目の前に現れたのは背格好も同じくらい。
以前スタエフで聞いていた声から想像していたよりも爽やかで優しい笑顔のコニシ課長だった。
良かった。トムじゃなかった。
差し出された右手をしっかり両手で握り返し、最高の6時間が始まった。
不思議な感覚だった。
いつもダッシュ🏃♂️やUFO🛸で記事を回収してくれる相手と自分が乾杯を交わしている。
しきりに「マイトン何食べたい?」と聞いてくれるコニシさんはまるで初デートの時の彼氏のようだ。想像以上に気遣いをしてくれる優しい人だった。
「飲む時はおれあんまり食べないから」
そんな話をしながら、カツオにカンパチの刺身、イカゲソの天ぷら、などいくつか食べ物をオーダーし、なんのはなしです会談は開幕した。
お互い料理にほとんど手もつけず、ひたすら飲みながら話をした。
やはりこれだけは聞いておきたい。
noteの中の人に、路地裏はどう映っているのか。
答えとしては、はっきり認知されているとのこと。
コニシさんが1人で3年間、なんのはなしですかと叫び続けた結果、今や表の世界にもその存在が知られるようになった。
それでも、今回の創作大賞受賞者の中で、#なんのはなしですか を使っている人は1人もいなかったらしい。
コニシさんはそれを、面白いと言った。
これこそ路地裏だと。
そしてこうも言った。
次の創作大賞では、路地裏から受賞者が出て欲しい。おれが感想書くから、と。
6時間の間もはや覚えてないが、少なくともビール2杯にタコハイ3杯、翠ジンソーダ1杯、塩麹レモンサワー1杯を消費した。5回ほど行ったトイレは、行く度に道に迷った。
徐々に酔いも回りテーブルとトイレを往復しながら、コニシさんから様々な話を聞いた。
コニシさんはnoteを始める前から書いていたのか?
回収している時、何を考えて通信を書いているのか?
何の話か本当に分からない時どうするのか?
ほんとに #なんのはなしですか が付いていない記事は読んでいないのか?
ほんとに女性が好きなのか?
どこまで私の口から言っていいのか分からないので、最後の問いかけに対してだけ答えを記す。
ほんとに女性が好きとのことだった。自分の中にないものは書けないよって。
真面目な口調で語る課長はどこか自信に満ちていてかっこよかった。
その話を私は聞くふりをしながら、目線は金髪の可愛らしい女性店員に釘付けだった。
確認していないが、コニシさんも同じ思いでその店員さんを見ていただろうか。
何気に終始真面目で、路地裏の今後についてとか、書くことや読むことに対する思いとか、来年の創作大賞に向けての思いとか、そんな話をアツく語り合った。
途中から酔いも回って、同じ話が何度か出た気もするが、これは我々世代特有のアレだ。
そう、もう1つ分かったのは、我々は誕生日がたったの4日違いだったということだ。
1月4日生まれの意思の固いコニシさんと、1月8日生まれでイチかバチかで生きているマイトン。
同じ席で酒を酌み交すことができて本当に楽しかった。
コニシさんが沢山の励ましの言葉でモチベーションを上げてくれたのだが、コニシさんは太陽みたいな感じとはまた違いますね、という話になった。底抜けに明るいタイプではないが、しっかりと支えてくれる印象のコニシさん。
するとコニシさん曰く、KONISHIKIこそ太陽そのものだ。自分はKONISHIKIからもらったものを、ただ返しているだけだ。とのこと。
やはり利他の人だから、こんなに周りに人が集まるのだろう。
なんだか、会う前のイメージ通りのコニシさんで、それもまたとても安心した。
トムじゃなくて本当に良かった。
なんのはなしです会談の最後に素敵なプレゼントをいただき、コニシさんとは別れた。

やはりあの後はキャバクラに行ったんですかね?課長。
あ、好きな女性のタイプ聞くの忘れてたから、また飲みに行きましょうね。
飲みすぎて翌日の記事は書けなかったけど、最高の一日でした。
ありがとうございました。
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