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243,244/1000+5 読書記録「ロシア紅茶の謎、ブラジル蝶の謎」

今回選んだのはこの二冊。"ロシア紅茶の謎"と
"ブラジル蝶の謎"。

犯罪社会学の大学助教授・火村英生がフィールドワークと称して実際の犯罪捜査に加わり
事件を解決する。相棒は大学時代の同級生で
推理作家・有栖川有栖。
毎回事件に遭遇する、というよりは過去の
実績を知っている刑事たちからお呼びが
かかり、火村が有栖川を誘って現場に赴く
場合が多い。(時に有栖川から火村パターンも)
事件の解決は専ら火村の担当。

「ロシア紅茶の謎」では暗号、オマージュ、密室、ダイイングメッセージ、毒殺トリック、
読者への挑戦などなどてんこ盛りの一冊で色々楽しめる連作短編集。

「ブラジル蝶の謎」では面白さはそのままだが
謎解きが楽しかったのは前作の方でこちらは
むしろ火村と有栖川のやり取りが楽しかった。

表題作では時折ある刑事でもないあんたたちにどうして供述しなきゃいけないの?という
事件関係者のごもっともな視線に加え、
"犯罪者を狩って楽しむハンターみたいな奴"と揶揄される火村。それに対し「こうするしか
ない、人を殺したいと思ったことがあるから」
と返す。まだ初期作品で火村の過去などが
ほとんど明かされない段階でのこの意味深
発言。真意が明かされる時は来るのだろうか。

300ページ程に6編収録された連続短編集。
夏休みであまり読書にまとまって時間を
裂けないのと暑さも加わりなかなか集中力が続かないのですき間時間に1話ずつミステリーを
楽しめるのは大変ありがたい。

243,244/1000+5 読了!


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