発信が止まるのは、センスじゃなかった
記事を書いていると、
読んでほしいし、いいねも欲しい。
そう思うのが普通だと思います。
ビジネス塾に入っていたとき、こう言われました。
「とにかくフォローしろ」
「いいね周りしろ」
「露出を増やせ」
これをやろうとして、
なぜか“書けなくなった人”いませんか。
言ってることは分かる。
実際、それで伸びてる人もいた。
数字が動いてる人もいた。
でも、私は──
なぜか、そこにうまく乗れなかった。
最初は「忙しいから」と思っていた。
でも違った。
時間があっても、
フォローしたいアカウントや、いいねする記事を探すだけで、かなり時間がかかってしまう。
たぶん、慣れてる人は、上から順にポチポチ押していくんだと思う。
この記事は「いいね」を悪者にしたいわけじゃありません。
ただ——
わたしには、それがどうしてもできない(笑)
視点が外に固定される
フォローやいいね周りって、
✔ 相手の投稿を見る
✔ 反応を考える
✔ どう見られるかを意識する
これを繰り返す。
一見、当たり前のことに見える。
でも、これを毎日続けると、何かが少しずつズレていく。
ここで起きているのは
視点が"外側"に固定されること。
「いいね周り」のルーティン
例えば、
スパム判定を避けるために
1回10件とか、回数を区切っていいねする。
✔ 朝起きて10件。
✔ 移動時間に10件。
✔ 寝る前に時間に10件。
気付いたときにやればいいのかもしれない。
でも、どこかで
「いいねしなきゃ」に変わる。
書けなくなってしまう理由
朝起きてタイムラインを開く。
他人の投稿を10件見る。
それから自分の投稿を書こうとする。
でも、もう頭の中には
“他人のものさし”が入り込んでいる。
本来、書くときって
・自分の違和感
・自分の観測
・自分の言葉
ここから出てくる。
散歩中にふと気づいたこと。
シャワー中に浮かんだこと。
会話でひっかかった一言。
あの感じ。
自分の感覚が消える瞬間
でも、外を見続けると、
「これ書いていいのかな」
「ウケるかな」
「ズレてないかな」
そんなことばかり考えるようになる。
その瞬間、
自分の起点が消える。
書けないのは、能力がないからじゃない。
“どこから書いているか”がズレただけだった。
これに気づいたとき、少し楽になった。
責めるべきは、自分じゃなかった。
伸びる人との違い
フォローやいいね周りで伸びる人もいる。
でも、それは、
関係性を広げるゲームをしている人。
・いいね=超軽いアクション
・ 読む/読まない関係なく押される
・ アルゴリズム的にも“軽く数を打つもの”
一方で、私がやっていたのは
構造を刺すゲーム。
・いいね=読んだ上での共鳴
・ 発信には意図や思いがある
・作品として扱ってる
同じSNSでも、やっていることは全く違う。
サッカーみたいな足を使う競技が得意な人に、バレーのアタックを教えても伸びない。
戦略の問題じゃなく、競技が違うようなもの。
ここを混ぜると、うまくいかなくなる。
壊れる構造
フォロー戦略そのものが悪いわけじゃない。
ただ、
自分に合っていないゲームを選ぶと、発信が壊れる。
外に合わせ続けると、
「何を書くか」じゃなくて
「どう見られるか」で判断するようになる。
その状態で出てくる言葉は、
もう"自分の言葉"じゃない。
私はそれを「原液」と呼んでいる。
薄められる前の、誰かに飲ませやすくする前の、そのままの濃度の言葉。
外のものさしで書き続けると、
原液が出なくなる。
「いいね」という外側のものさし
✔いいね周りをする
✔反応を取りにいく
いいねを取りにいく行動そのものが、外側のものさしになる。
その瞬間、
自分の言葉の起点が、外にズレる。
原液で書けなくなる。
私は一度、自分の記事を“読みやすくしよう”としたとき、恐怖が走ったことがある。
体が、命の危機みたいに反応して、嗚咽が出るほど泣いた。
…ちょっと大げさかもしれないけど(笑)
外のものさしで書こうとしたとき、体が先に「違う」と言ったのだと思う。
✳️“ちゃんと書こう”とした瞬間、
言葉が出なくなったあの感じの記録👇
👉本質からズレたとき、私は泣いた
私が戻したもの
フォローをやめたわけじゃない。
ただ、
起点を戻した。
何が正しいかじゃなくて、
自分がどこから書いているか。
どんな反応があるかを見る前に、
自分は何に反応しているのか。
見る場所を変えただけで、言葉はちゃんと原液に戻る。
✳️「いいね」についてはこんな記事も書きました👇
👉「いいね」って、ほんとに意味ある?
(いいねは現象であって、現実の変化じゃない、という話です)
あなたへ
もし今、
・発信が止まっている
・何を書いていいか分からない
・見ているのに出てこない
それ、センスの問題じゃないかもしれません。
外を見すぎて、起点がズレているだけ。
今日だけでいいので、
タイムラインを開く前に、
あなたが気になっていることを三行だけ書いてみてください。
それが、起点です。
あなたが人をゆらせる言葉は、そこから始まります。
気になる感覚を、1つだけ👇
「分かるのに、変わらない」がずっと続いているなら、一緒に見てみませんか。
👉 15分で、ズレた場所を特定する
