物語はなんぼあってもいいですからね~|Tales投稿作品のはなし
物語投稿サイトTalesにて開催中のコンテスト、『イラストからはじまるショートストーリーVol.3』に、作品を応募しました。
Vol.1、2に続き、今回も3名のイラストレーターさんによる素敵なイラストが並んでいます。
どれも、テーマである『つくること』に関わる創作意欲をかき立てられそうなものばかりです。
こういう1枚絵って、散りばめられたアイテムや小ネタなどの描き込みが、人によって違うのが面白いですね。ついズームして細部まで見ちゃうぜ(^p^)
またいいものが書けてしまった(n番煎じ)。
感動に言葉はいらないので、以上です。
二次創作、でぇ好きなんです。
好きというか、感謝していると言った方が的確かもしれません。
一応、二次創作が本作のストーリーに絡んできますので、それにまつわる記憶でも。
私が二次創作というジャンルの存在を知ったのは中学生の頃。
当時、めちゃくちゃハマっていたアーティストがいました。
1990年代~2000年代初頭に人気だったロックバンドで、私が知った頃には、社会的な知名度としては少し落ち着いてきたのかな?という雰囲気でした。でも新曲は結構なハイペースで出していたと思うし、Mステを初めとした多数の音楽トーク番組に出演し、雑誌で見かけることもチラホラ(意識したとたんにそれまで見えていなかっただけのものが目につくようになるあの現象かもしれませんが)あって、そこそこ人気はあったと思います。
当時はたしか、EXILE(※初代)、HY、RADWIMPS、GReeeeNなんかが身の回りで人気を席巻していて、私が好きなそのバンドは「おじさんじゃん笑」と一笑に付されることが多かった記憶があります。
余談ですが、当時人気のあった曲ってどんなのがあったっけなと思って年間ベスト一覧みたいなのを検索したら、懐かしすぎて記憶の砦が大決壊しました。千の風になってとか、そばにいるねとか、あったなぁ・・・・・・ハァ(漏れる吐息)
とにかく全てがかっこよかったんです。生活のすべてがそのアーティストを中心に回っていて、本当に大好きでした。
あの頃の自分を一言で表すなら“狂”ですね。間違いなく。
いやね、そんな大したものじゃないんですよ、ほんと。
市販しているシングル・アルバム・・・・・・全て購入
過去のCD類・・・・・・TSUTAYAでレンタル
メディア出演・・・・・・新聞のテレビ欄を隅々まで
チェックし全て録画
*楽曲や動画をiPod Classic に入れて、
時間を見つけてはエンドレス再生。
ワイヤレスイヤホンとか無いから、
何かのはずみですぐ引っかかるし、
本体はデカいし重いし、大変でした。
雑誌・・・・・・購入し、関連ページは切り抜き保存
付録のポスターを部屋の壁に貼る。
(母親にガチめにびっくりされた。
あと受験期にあまり勉強していない
のを見られているのが恥ずかしくて
はがした)
ライブDVD・・・・・・10,000円ぐらいしてたと思う。
2週間ぐらい迷ったあげく購入
家に誰もいないタイミングで、
カーテンを閉め切って仰々しく
再生
公式HP・・・・・・毎日巡回。トップのアー写が新し
くなるたびに悶絶した。
非公式ファンサイト・・・・・・毎日巡回。新着情報
や掲示板を飽きもせず
にやにや眺める。
カラオケ・・・・・・このバンドの曲しか歌わない。
原曲キーこそ至高というこだわり
のもと、キーを変えずに歌い続け
て喉がイカれる。
また、家に誰もいないと思って
熱唱していたら、ばーちゃんが
いた。いや、言ってよ!?
その他・・・・・・日常生活のいたるところにその存在
や痕跡を探す。
向かいのホーム、路地裏の窓
こんなとこにいるはずもないのにね
でも、探してみると結構いたりする
例えば国語の教科書の中、それらし
い語感の言葉を見つける
例えば社会科の授業中、何かの
トーク番組で彼らが言っていた用語
に出会う
極めつけは英語の教科書、楽曲の
歌詞に使われた単語を見つけて
テンションが上がる。ね?
楽曲のタイトルや歌詞に英語のフレーズが使われていることが結構あって、その都度気になっては辞書で意味を調べるなどしていました。
だから、ふとした瞬間にその単語に出会うと、進研ゼミの主人公が無双している時か、某天空の城で石碑を読んでいる時の彼がごとく、「わ、わかるゾ~!!」とアドレナリンがドバドバ状態で困りました(困ってない)。
歌詞も好きすぎて、歌詞カードそのままにWordに打ち込んでプリントアウトして持ち歩いてたこともあったなぁ。おかげでタイピング技能が一般人レベルになりました。歌詞カードと言えば、冊子みたいになってる真ん中らへんのページに、メンバーのスペシャルショットがついてんのも好きだったなぁ・・・・・・ッスゥー(言葉にできない感情の発露)
中学生だったので携帯電話は持たせてもらっておらず、また、ネットサーフィンは家族共有のパソコンでのことだったため派手な動きはできず、このヲタムーブが世間様の目に触れることは幸いにもありませんでした。
当時のイタい言動を思い出して頭を抱えたくなることは多々ありますが、消えないタトゥーは私の心の中にあるだけで十分です。
おそらく、一生分の『好き』という感情をこの時使い果たしてしまったのでしょう。あんなに何もかもを差し置いて前のめりで全力投球した経験は、後にも先にも、あれっきりです。
今は自分を客観視できる、分別ある大人になりました。
ある時、日課であるファンサイト巡回を行っていた私は、とあるサイトへのリンクを見つけました。
某iらんど です。
なんじゃらほいと思って足を踏み入れると、そこはまさに魔法の楽園。右を見ても左を見ても、夢と名のつく小説のオンパレードです。
夢にも様々ありますが、あのサイトのターゲット層が好む小説なんて、決まっています。
えぇ、えぇ。主人公の名前を任意で設定できる、アレです。
例にもれず、私が心酔するバンドメンバーの夢もありました。そりゃもう噴水から溢れ出る水のごとく。枯れる気配がありません。
ある時は恋人、ある時はクールな先輩だったりワンコ系後輩だったり、優しい上司や鬼畜部下だったこともありました。
今思えば、正気の沙汰じゃありません。
2次元のキャラクターならさておき、現役で今まさに活動している人間をつかまえて、あんなことさせたりこんなこと言わせたり・・・・・・いやはや。
ありがてぇ~と両手をすりあわせて頭を垂れていた私が言えた事ではないですけれども。
ともあれ、新しい世界への扉を全開にしてもらい、そこでたくさんの楽しい経験をさせていただきました。
そのことについては、全ての書き手さんへ感謝を。そしてバンドメンバーには深い深い謝罪を。
心がふたつある~
ここで、二次創作に関する金言を投下しておきます。
二次創作って、作品に対する理解と
キャラに対する共感のかたまりですからね
わかるわ、わかるわぁ~~~!!
二次創作には今でもとてもお世話になっていて、ここのところは主にゲームやアニメのキャラクターのif世界にお邪魔しているのですが、原作に対するリスペクトや、作品あるいはキャラクターのことが好きなんだなあというのが伝わってくる創作物というのは、見た後や読んだ後の満足感が大きいなあと感じます。
すぐれた──ここでは、より多くの人の支持を集めているという意味で使います──創作物というのは、それに触れる人を、彼ら彼女らが知らない世界や時間へと心地よく案内してくれる、そんな力を持っているのかもしれません。
そしてやっぱりそういうのは、作者の方の、その作品を大切に思う心がにじみ出ているから実現するのではないかと思ったりもします。
これ、もっと突き詰めていくと、なにも二次創作に限ったことじゃなくて原作を作り出す側にも当てはまることな気もしてきました。
作者が愛を持って作品に向き合っているかって、なんとなくわかりますから。
などといったところで、この話は着地させることにします。
まーた自分のお気持ちばかり書いちまったぜ。
本作についてメタ的視点で振り返ると、
今回は少し、文章の見せ方、というか構成を大きく意識しました。
具体的には、とある書き手さんの真似をしました。
これまでは、一般的な文章作法に則ってガーッと書いて、サイトの仕様上適用される改行におとなしくしたがっていました。
それを、編集の段階で意図的に改行を加えました。スマホから閲覧すると、1行あたりの文字数がMAX22文字なので、それに収まる長さで文章を細かく区切ってみました。
文章を読む時に改行があると、おのずとそこで区切って読むことになるので、頭の中にリズム感が生まれます。それをうまく使うと、ある種の読みやすさに繋がるのかな、という発見がありました。
それから、これでもかというぐらい行間を作りました。
場面転換や時間の経過を表すためだけではなく、ひとつの文章ごとに行間を入れる、ぐらいの勢いです。
その結果、文頭1文字開けてという書き方だとひとつのかたまりとして見た時のバランスが少しいびつだな・・・・・・という印象を受けたため、1文字開けもあえて撤廃しました。
これまでの書き方だと、1文字開けない方が画面が文字でぎゅうぎゅうな気がして、むしろ1文字開けは必要だと思っていたのですが、書き方を少し変えるだけでこんなに違うものかと、新たな知見を得ました。
おかげで恐ろしく縦長になったのでスクロールが少々手間ですが、その正体はただの3,000字強の極短編です。
作品自体に力があれば、つらつら長文が並んでいても読んでもらえるので、そこは自分の文章力なりなんらかのパワー不足を認めざるを得ないわけですが、実際に読みやすいと感じますし、こういうちょっとした工夫で読もうと思ってもらえるのなら御の字ですわ(ガハハ)
あと、本作で自賛したい一節について。
ほろ苦い経験も、甘い思い出も、すべて
『青春』という透き通った宝箱にしまっていく。
あまり意識して書いた部分ではないので、案外、いいなと思うフレーズは、ウンウンうなってひねり出した文章よりも、書く中で自然発生的に、気づいたらそこにあるようにして出てくるものなのかもしれません。
これまでの読書体験や人生経験、普段の思考やその人なりの物の見方の集合体。それが『センス』と表現されるものの正体か、と思うなどしました。
おもしろいです、いい作品ですとはなかなか言えませんが、私は好きです。
どうぞよろしくお願いします。
あーあ、『青の星と風』、だれか書いてくんねぇかな。半年間毎週楽しみにできるアニメ作品に、また出会いてぇよ。
