50さいからの親
ともぞうです。
いつもありがとうございます。
今日は、『親』について、
書いてみたいと思います。
父は、79歳。
母は、76歳。
病院に通ったり、薬を飲んだりしては
いますが、今は、大きな病気はなく、
二人とも元気に暮らしています。
私は、夫の転勤で、15年間、関東に
住んでいました。
4年前に関西に戻り、今は、実家まで
車で小一時間ほどの距離になりました。
妹と両親は、同じ市内に住んでいる
のですが、ほとんど行き来はしてない
みたいです。
母とは、毎日一度はLINEをします。
半分は、生存確認のようなものです。
電話も週に一度か二度はしています。
一人で実家へ行って、お昼を食べて
帰る日もあれば、子どもたちと一緒に顔を出すこともあります。
ある日のこと。
父から電話がありました。
「今、出先なんだけど、お母さんと
連絡が取れない」
そして、
「おまえに何かあって、お母さんは、
そっちに行ってるのか?」
と聞かれました。
「私は、何もないし、お母さんは
こっちには来てないよ。
買い物に行ってるんじゃないの?」
そう答えると、
「そんなはずはない。何かあったに
決まってる!」
と、父は大騒ぎです。
「わかった。今からお母さんに連絡してみるから待ってて。」
そう言って、母に何度も何度も電話を
かけましたが、まったく出ません。
母は、足が悪いので、長い距離は
歩けません。
週に何度か、電動自転車で近所を
走るのが、母にとっての運動です。
おそらく、買い物か運動だろうと
思いました。
それでも、父がどんどん悪い方向へ
考えるので、その気持ちに引っ張られてしまいます。
もしかして、倒れたのかな。
今から車で一時間かけて、行った方が
いいのかな。
何かあったらどうしよう。
そんなことを考えながら、何度も
電話をかけていると、
「何?何か用事?」
と母が電話に出ました。
父とのやり取りを話すと母は大笑い。
買い物へ行って、その帰りに少し運動
していただけでした。
やっぱりね、と安心しました。
でも同時に、高齢の両親に、いつ何が
あってもおかしくないんだなと、
あらためて感じました。
父は、若い頃から好き勝手をして、
家族を困らせることがありました。
それでも、母のことが大好きで、母が
いないと何もできない人でした。
79歳になった今も、それは、全く
変わりません。
今回の電話も、きっと心配で
たまらなかったのでしょう。
母は、解放されたいと思ったことも
あったかもしれません。
それでも、娘である私たちのために
踏ん張り、父を支えながら今日まで
歩いてきたのだと思います。
若い頃は、どうして二人が一緒にいるのだろうと思ったこともありました。
どうして別れないのだろう。
どうして我慢するのだろう。
そんなふうに考えたこともあります。
けれど、今は、娘の私が知り得ない
関係があったのだろうと分かります。
長い年月を一緒に過ごしてきた二人に
しか分からないものがあって、今も
毎日のように言い合いをしながら、
楽しそうに暮らしています。
不思議ですが、それも二人の夫婦の
形なのかもしれません。
会える時に会っておかないと、
会いたくても会えなくなる日が来る。
そんなことを考えると淋しくなります。
今は、毎日のLINEも、たまの電話も、実家で過ごす何気ない時間も、大切に
していきたいと思っています。
50代になった今。
親が元気でいてくれることは、
当たり前ではなく、とてもありがたい
ことなんだなと思います。


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