見出し画像

1人目は普通分娩、2人目は無痛分娩。私が無痛分娩を選んで本当に良かったと思えた理由


私は1人目を普通分娩で出産し、2人目は無痛分娩で出産しました。

どちらもかけがえのない出産でしたが、経験はまったく違うものでした。

1人目のお産は、想像を超える壮絶なものでした

初めての出産。


「痛い」とは聞いていましたが、想像していた何倍も大変なお産でした。

出産時には大量出血し、体内の血液のおよそ3分の1を失いました。

さらに、会陰は腸の手前まで裂けてしまい、産後は想像を絶する痛みとの闘いが始まりました。

お股は大きく腫れ上がり、お尻を地面につけることすらできません。

座ることも歩くことも痛く、痛み止めを飲み続ける毎日。

その生活は約1ヶ月続き、本当に地獄のような日々でした。

出産直後の最初の2日間は、痛みが強すぎて起きていることさえ辛く、睡眠薬で眠って過ごしていました。

3日目になってようやく赤ちゃんを抱っこし、初めてお乳をあげることができました。

その瞬間は嬉しかった反面、「もっと早く抱っこしてあげたかった」という気持ちもありました。

退院してからが本当のスタート

約1週間で退院しましたが、そこからがまた大変でした。

傷の痛みは続いているのに、赤ちゃんのお世話は24時間休みなく始まります。

授乳、おむつ替え、抱っこ、寝かしつけ…。

身体は悲鳴を上げていても、お母さんに休みはありません。

それでも頑張れたのは、目の前にいる我が子が本当に可愛かったから。

赤ちゃんの笑顔や寝顔を見るたびに、「この子のために頑張ろう」と思えました。

だから2人目は無痛分娩を選びました


1人目の経験があったからこそ、2人目は迷わず無痛分娩を選びました。

もちろん陣痛が始まるまでは多少の痛みがありました。

それでも麻酔が効いてからは痛みがほとんどなく、赤ちゃんが生まれた瞬間も落ち着いて迎えることができました。

「痛くない…!」

そのことにまず驚き、そして生まれてきた赤ちゃんの顔をしっかり見て、「無事に会えた」という安心感と感動で胸がいっぱいになりました。

あの瞬間は今でも忘れられません。

心にも体にも余裕がある出産でした

産後も1人目とは大きく違いました。

後陣痛もほとんど気にならず、身体の回復も順調。

赤ちゃんとの時間を心から楽しむ余裕がありました。

入院中の食事もとても美味しく、「しっかり食べて、しっかり休んで、赤ちゃんと過ごす」という時間が本当に幸せでした。

1人目のときは痛みとの闘いで記憶が薄れてしまっている部分もありますが、2人目の出産は今でも鮮明に思い出せる、とても素敵な思い出です。

無痛分娩は「楽なお産」ではない

無痛分娩に対して、「楽をしている」と言われることがあります。

でも実際に経験して思うのは、無痛分娩は楽をするためではなく、出産を前向きに迎えるための選択肢の一つだということです。

普通分娩にも無痛分娩にも、それぞれ良さがあります。

どちらが正しいということではありません。

私は1人目の壮絶な出産を経験したからこそ、2人目に無痛分娩を選んで本当に良かったと思っています。

もし出産方法で悩んでいる方がいるなら、周りの意見だけで決めるのではなく、自分自身が納得できる方法を選んでほしいです。

出産は、お母さんと赤ちゃんが一緒に頑張る大切な時間。

だからこそ、自分にとって安心して臨める選択をしていいと、私は心から思っています。

「無痛分娩は楽をしている。」
「母親なんだから痛みに耐えるべき。」
「自然分娩じゃないと愛情が湧かない。」

そんな言葉を耳にすることがあります。

でも、実際に経験した私からすると、その考え方は違うと感じます。

無痛分娩だからといって、妊娠期間が楽になるわけではありません。

お腹の赤ちゃんを10か月守り続けることも、出産後に24時間体制で育児が始まることも、普通分娩と何ひとつ変わりません。

違うのは、出産時の痛みを医療の力で和らげるということだけです。

私は1人目の出産で壮絶な経験をしました。

大量出血し、重度の裂傷で産後1か月は座ることもできず、痛みと闘いながら育児をしていました。

だから2人目は無痛分娩を選びました。

結果として、赤ちゃんが生まれた瞬間を落ち着いて迎えることができ、「無事に生まれてきてくれてありがとう」と心から思えました。

産後も体に余裕があり、赤ちゃんとの時間を穏やかな気持ちで過ごせたことは、私にとって大きな喜びでした。

無痛分娩は「楽をするため」のものではありません。

お母さんと赤ちゃんが、より安全で安心して出産に臨むための選択肢の一つです。

海外では無痛分娩が広く選ばれている国もありますが、日本ではまだ実施できる施設が限られていたり、「痛みを経験してこそ出産」という価値観が根強く残っていたりします。

だからこそ、無痛分娩を選んだ人も、普通分娩を選んだ人も、お互いの選択を尊重できる社会になってほしいと思います。

出産に正解はありません。

どんな方法であっても、お母さんは命がけで赤ちゃんを迎えています。

大切なのは、「どんな方法で産んだか」ではなく、「赤ちゃんが無事に生まれ、お母さんも元気でいること」。

私は自分の経験を通して、無痛分娩という選択がもっと正しく理解され、必要としている人が安心して選べる社会になってほしいと心から願っています。

いいなと思ったら応援しよう!

ALICE@子育て奮闘中ママ ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます😊 「参考になった!」「応援したい!」と思っていただけたら、チップで応援していただけるととても励みになります✨ いただいた応援は、今後のより良い記事づくりに大切に活用させていただきます。