2022.3.15 GYAO! Road To VIVA LA ROCK 2022 EPISODE 1
(この記事は2022年3月15日にGYAO!で放送されたRoad To VIVA LA ROCKを文字起こししたものです。GYAO!は2023年3月に配信を終了しているのですが、この動画の内容がとても良いので、今後も新しくBE:FIRSTやSKY-HI、BMSGのファンになってくれる人に伝わって欲しいと思い、文字起こしをして記録させていただきました。)
SKY-HI(以下、S):日本の音楽業界で一番やらなきゃいけないことは、アイドル、アーティストみたいなよくわからない区分け。あんなくだらないこと言ってるのほんと…..平成か!って感じじゃないですか。もう令和になって何年も経つのに、未だにアイドルだとかアーティストがどうのっていう区分けしてるのがもう本当にひどくて。
―「VIVALA ROCK」プロデューサー鹿野淳氏に電話―
S:あ、もしもしお疲れ様です、日髙です。
鹿野さん(以下、鹿):どうもお疲れ。
S:今からあの…向かってもいいですか?
鹿:うん。わかった。待ってるわ。
S:アトリエに。ちょっとすいません。急にすいません。はい、ありがとうございます。はい、お願いします。はい。
―BE:FIRSTを「VIVA LA ROCK」に出演させるため鹿野氏に直談判―
S:まぁそうですね。鹿野さんは元々BMSG気にしてくれてるっぽくて。テレビで俺が自分のところのアーティストと一緒にパフォーマンスしたことがあったんですけど、それとかにリアクションくれてたりして。なんか…興味は100%持ってると思いますよ。
…って言ってたから、だって(笑)
なんだろう、あの…ほら、一緒にご飯行ったからって付き合うわけじゃ無いじゃないですか(笑)
だから興味は持ってくれていると思いますけど、あの、とにかくもう有りなのか無しなのかを聞いちゃうっていうのが早いなと思うんですよね。
その、僕だって行けるなという勝算がなかったらわざわざ行かないっていうか、勝算があると俺は思ってるっていう感じですよ。
―21:50 都内某所―
―話題はSKY-HIが手掛けたオーディション「THE FIRST」について―
鹿:今世の中で一番足りないものって、ムードとムーブメントだと思うんだよね。
S:はい。
鹿:で、ムーブメントを作り始めてるよね。
S:あんまり外で言ってないんですけど、内側でよく言ってるのはその、THE FIRSTはブームだったから、ムーブメントに絶対しようっていうのを、去年の夏ぐらいから言ってて、で、今年の頭入ったくらいで、BMSGに入ってるアーティストみんなを応援するっていう空気がなんか周りにできていた感じがしたので、「あ、これはムーブメントになってきたな」と思って、で、これが多分もう一年二年経つとカルチャーになるなと思って。
今、そうですね。ブームからムーブメントはなんとかなったと思うんで、次はムーブメントからカルチャーを作りたい。
鹿:そうだよね。で、相談があるんでしょ?
S:そう、そんな中なんですよ。まさしく。
鹿:なんとなく、勘だけは持って今ここで待ってましたよ。
S:ははははは(笑)
S:BMSGは本当いろんなアーティストいるんで、ソロのラッパーもいてソロのシンガーもいて、で、ボーイズグループもいてっていう感じでやっていて、デビューアーティストが11人。かねてからすごく遺憾に思っていたのは、ラッパーはラッパー、シンガーはシンガー。で、ボーイズグループのメンバーはボーイズグループのメンバー。もう令和の何年にもかかわらず、未だにアイドルはこうアーティストはこう…もうくだらないぁなというのを。
鹿:わかりやすい引き出しの中に入るしかないこのシーンみたいな。
S:そう。で、その中の一つでボーイズグループのBE:FIRSTっていうのは、まぁいわゆるそのK-POPの文脈で語っても日本の芸能の文脈で語っても、アイドルって言われる子たちだと思うんですけど、僕はBE:FIRSTは、音楽性を強く持っている若い才能の集団だと思っているので、この煌きや、このうごめきや、このパッションは、VIVA LA ROCKみたいなロックフェスに出るアーティストとしての資格を持っていると、親心で贔屓目で見たら思うのでお願いをしにきました。感触を含めて。
鹿:だよね。いや、最近やりとりをしたときにやっぱBE:FIRSTの名前がまず一番接頭語としてくる感じもあったから…かなと。
S:そうなんですよね。
鹿:日髙さ、すごいこれ、ありがとうって気持ちはすごく思ってる。
その上でなんだけど…ロックフェスなんですよ。うちのフェスって。
S:そうですよね。
鹿:ロックって、ロック音楽っていうものとロックスピリッツっていうものと両方あって、で、言ってみれば…何年か前だろうねもうね、SKY-HIに僕はプロポーズをしていて、そこから僕はSKY-HIっていう日髙に対してのスピリッツとしてのカウンター意識、そしてロック意識っていうものをものすごくリスペクトしてそこから始まってるのね。
S:そうですね。
鹿:もう自分でもわかってると思うしさ、やっぱり二年間くらいアウェーだったよね。で、すごく悔しがってたよね。で、もうインタビューの時でもさ、自分のことをどうせあのavexのアイドルなんだろうっていう目で見られたっていうこととかも。
S:まぁね。そういうツイートもやっぱ多々見たし。
鹿:でもさ、くじけなかったじゃん。で、向かってきていただいたから、我々もあのビバラJロックアンセムズで一緒にやったりとか一緒にまたストーリーを作っていって、確か三年目くらいからもう我々のフェスの、ある意味コアアーティストになってもらえたっていうところまで来てる今があるじゃない?
で、今回のこともさ、すごく嬉しいし、これは日髙からの相談だし、あなたが人生かけてここまぁ一年間以上これやってることも全部見てるし、それの血を全部彼らは生き血として吸ってるだろうから、その人たちを迎え入れたいっていう気持ちはもちろんあるんだけど、まず、その色眼鏡でいうと我々はアイドルとかグループっていう人たちと、お付き合いをしないままこの9回目まで来ました。
で行くと、すごく今動揺もしているし。で、プラス行くと彼らにもたらすものもあるんじゃないかなと、あともたらすものがあるフェスで自分たちもいたいしね。っていう気持ちもあるから、この話をちゃんと前に進めたいっていう気持ちはある。
でも、果たして彼らに僕が求めるBE:FIRSTという名の、言ってみれば彼らのファンでもなくてロックフェスに来る人に対面でちゃんと向き合える「自我」というものがあるのか。
で、あるとしたらそれはどういうものなのか、それを当日出演した場合にVOVA LA ROCKっていう場所で彼らがどういう風なことを…だから言ってみれば日髙の一年目と同じような気持ちになってもちゃんと実りを持って帰れるのか、それだけの「覚悟」もしくはパフォーマンス、もしくはやりたいことっていうものをちゃんと見つけてここに来てくれるのかっていうことがないと、今ここで「おもしろそうじゃん。」とか「いいじゃん。人気者だしうちも嬉しいわ。」とかいう話にはできないんだよね。
S:そうですよね。やっぱりその決して何だろう、ステップとして見ているわけではなくて、VIVA LA ROCK みたいなところに行った時に彼ら自身のメンタリティとかを強く提示できるアーティストになってほしいから、さっきおっしゃったことの答えで言うと、確実にそうなるとは言えないです。その出た結果、お互いひょっとしたらちょっとそのあと楽屋で会うの気まずいみたいなことになる可能性も当然あると思うんですけど、乗り越えたときの実りは、多分お互いにすごく強いものにできると思います。
あの、まぁ具体的なアーティスト名言っちゃうとあれだから……よくブロックハンプトン(2015年結成、総勢14名以上からなるボーイズグループでありクリエイティブ集団。現在活動休止中)とか言ってるんだけど、あの日本以外の国ではボーイズグループのメンバーが高いミュージカリティ持つこととかってもう普通なので、それの多分証明にできるし、彼らにとってそれは一番ポジティブだけど、そういう彼らの精神性を汲み取ってくれるのなら、VIVA LA ROCK というかまぁ鹿野さんしかいないだろうなということで今回直談判という感じですね。ありがとうございます。
鹿:だからあれだよね、BE:FIRSTっていうアートフォームをしっかりと作りたいし、それはステージの上だけじゃなくてフロアーっていうかアリーナ、つまりお客さんの方にも可視化できるものにしていくっていうプロセスを歩みたいってことだよね。
S:そうですね。
鹿:うん。なるほどね。
S:別に本当に何かをこう否定しているわけではないんだけど、アイドルのお客さんていうのは棒立ちでうちわを持って見るのが通説で、ロックのお客さんとはもう合いまみえないっていうのが通説だとするならば、それを壊したいですし、それを壊すことがカルチャーを生むと本気でわりと思っている感じですね。
鹿:日髙にとってBE:FIRSTって今は何なの?
S:ははははは(笑) 何なの?その息子の様なとかそういうことじゃなくて?
鹿:いやものすんごい気合もあるし。
S:俺が思う理想的な形を彼らに提供して、その彼らが成長していって、そこに俺がまだ一緒に夢を見られている。そしてステージでパフォーマンスする日があるっていうのは夢ですね。
鹿:BE:FIRSTなんだね。で、そこにいるんだね。
S:それはメンタリティとしてはそうかも。本当にね…そうだね、そういう気持ちはありますね。確かに。おっしゃる通りです。
鹿:なるほどねぇ…(頭を抱える)
―22:30―
鹿:あのさぁ……。やりたい。
S:はい。
鹿:あと、踏み台にしてほしい。
S:おぉぉぉ!!面白いこといいますね。
鹿:ただ、踏み台にしてほしいし、踏み台にして、そしてこの2022年のあの日があって良かったねっていう形でまた帰って来てほしい。っていう気持ちはある。ただ僕まだメンバーと会ってないし。いや、これ会いたいって話じゃないの。僕が一番求めているものは、BE:FIRSTの「自我」が何かっていうことをVIVA LA ROCKっていうフェスにわざわざ出て彼らが出す気があるのかということ。だからつまり「なんか春のフェスに出たいよね」で出てみて「楽しかったよね」「学びがあったね」「気づきがあったね」だけだとやっぱり嫌だ。
それ以上のものをちゃんと自分たちで求めて、今さフェスって残念ながらこのコロナ禍になって昔ほどバックヤードに行ってもそんなに楽しくないよ。でもその中で、こういう話をわざわざしに来てくれて、僕も今回橋を渡って彼らに出てもらうんだったら、もうそのお客さんが見てる前で全部、このフェスに出たっていうことを出してほしいし、感じ取ってほしいし。もう多分だから35分とかそのぐらいのステージになると思うんだけど、その中で全部をやりきるだけの覚悟と、あと自分たちの準備、そして一人一人に、もしくはグループとしての確固たるモチベーションていうものをちゃんとメンバーと話し合って共有して、で、もう一回僕に連絡が欲しい。
S:わかりました。すごくごもっともだし…
鹿:めちゃくちゃ真剣です。
S:そうですね。それはね…
鹿:下手したら…。だからこれさ、僕のフェス…私物じゃないしね、当たり前なんだけど。だからここで「わかったよ」って言って、今までこだわってきたことに対して、「日髙だからさ」っていう気持ちだけでやるっていうことは、このフェスとこのフェスの後ろにいる僕の仲間の何百人に対しての気持ちもあるわけ。それでいくと、やっぱり日髙の後ろにいるあの7人に対しても僕は同じものを、自分もめちゃくちゃ真剣で、行くんだったら本当に覚悟決めるぞと、すっっごいその日のその時間まで僕はビビりながら過ごすと思うんですけど…。
S:いや、そうなんです。
鹿:その気持ちを一緒に持ってもらって、そして持ってもらいながら、「いや、大丈夫だよVIVA LA ROCK 」っていう気持ちでステージに立って、その30何分間とかを過ごしてもらうっていうところまでをちゃんと覚悟を持ってほしい。
S:ありがとうございます。あの、それに関してはですね、まさしく自分も…あの、鹿野さんに幾ばくか頂いている信頼を使って、彼らの出演にbetするという形では、ある種その自分の信頼を賭けたギャンブルになってくるので、そこに関してはやっぱり自分もすごく覚悟しなくちゃいけないことだと思うし、もしも彼らが、まぁひどいパフォーマンスをしちゃおうものなら、「あいつ何も分かってねぇじゃねぇか」って言われるのは彼ら以上に僕になるはずだと思うんで、その場合。だから、それはもう当然覚悟をすでに決めていますし、多分この話を彼らにしたら、それに響かない彼らではないはずなので、相応の気合を持って臨んでくれると思います。
鹿:待ってる。
S:ありがとうございます。
鹿:一回待ってる。いい?それで。
S:はい!もう、すぐ、もうスケジュール自体は会う日もうあるので、彼らと次に会う日っていうのは。そこで話す内容の、最初に話す内容を多分これにするっていうことになるかなと思います。
鹿:わかった。あと…決めた。
S:何でしょう?
鹿:決めたっていうか。勝手に決めた!(笑)
S:何だろう?
鹿:だからSKY-HIも出よう!
S:お!?マジっすか!?
鹿:うん。ビバラに出よう。
S:あ、マジっすか?
鹿:今話しててやっぱり思った。BE:FIRSTではだって自分は…その何ていうの
S:プレーヤーではないですからね。
鹿:じゃないでしょ?だったら、出てよ。出よう!
S:了解です!いや、了解ですというかそれはもうありがたく挑ませていただきます。
鹿:どう?
S:いや、っていうかあの、その感じを、その感覚を最近想像していなかったんで。
鹿:僕も想像がつかない。
S:はははははは(笑)
鹿:あのさ、去年のアルバム(八面六臂 2021/10/27)の前のアルバム(JAPRISON 2018/12/12)の時からこの構想があったよね?
S:そうですね。
鹿:で、その話を確か聞いてた。あの時だったと思う。
S:そうです。してました。
鹿:で、そこから去年のアルバム、そして、じゃあSKY-HIは今度どうしていくんだ。現実的に今ちゃんとBMSGでのムーブメントになっていく、そこの中で育っていく人がいる、そして覚醒する人もいる。じゃあそこでSKY-HIはどうなんだ?っていうことをちゃんとリアルで出せる現場って、いろんなところにもちろんあるんだろうけど、でも多分、うちでもやれよ。
S:はい。やります。それはあれですね、また一個自分は何の前提情報も無い人に単純比較される場でもあるから、気合入れてやらないといけないですね。それはちょっと、任せてください。ちょっとびっくりした。普通にびっくりしちゃった。(笑)
鹿:そうだよね(笑) いやだから逆に言うと、SKY-HIはもうスケジュールが決まったらもう決定です。僕もこの言葉をなんかぐじぐじぐじぐじまた収めるとかいうことなんて無いから。
S:そうっすね。(ポチポチ、スマホを見る)
鹿:どうした?
S:いや、スケジュールを。
鹿:うははははは(笑) 社長(笑)
S:まじで確認しないと💦だってこれで下手してすでに…
鹿:え、だって絶対来るはずだったでしょ?
S:見る側で行くのと、出る側で行く場合は…
鹿:あ、そう、そうだよね。
S:バンドと、DJと…
鹿:編成がね💦
S:あ、あとリハをやる…
鹿:リハをね(笑)
--------------------------
鹿:また。ちょっといい春を一緒に迎えよう。
S:そうですね。
(解散後)
S:普通にその会話として楽しかったです。あの、そういうのがあるのはやっぱ楽しいっす。あとは彼らに話すのが楽しみっすね!きっといい方向に彼らのメンタリティが作用すると、僕はもう信じてるので。
EPISODE 2も文字起こししたら載せます✍️
To be continued….
