日本ワイナリー巡り 安心院葡萄酒工房①宿泊~入園【大分県宇佐市】
今回の日本ワイナリー巡りは、初めての西日本!
訪問先は大分県です。
日本ワイナリーアワードという表彰・格付けで、西日本で唯一「5つ星」を獲得しているのが、大分県の安心院葡萄酒工房。
日本ワイナリーアワードは5つ星〜3つ星などがあり、最高レベルの5つ星の審査基準は「多くの銘柄・ヴィンテージにおいて傑出した品質のワインをうみだすワイナリー」です。
これまで、5つ星のワイナリー17箇所のうち、高畠ワイナリー、勝沼醸造、サントリー、グレイスワイナリー、丸藤ルバイヤート、マンズワインを訪れてきました。
さて、今回訪れる安心院葡萄酒工房。
最初にこちらのワインに出会ったのは、たしか8年程前。
イタリアワインにハマっていた頃です。
イマデヤさんが運営するショップで、アルバリーニョの白ワインをグラスで飲んで「日本のワインもいいもんだ。」と感じたのでした。
noteでも何度かご紹介しています。
▼例えばこちら(長文ですが)
この「安心院葡萄酒工房」は、「いいちこ」で有名な「三和酒類」が、2001年に安心院町につくったワイナリーです。
実は、「安心院ワイン」の歴史はワイナリーより長いのです。
ブドウ栽培が盛んだったことから、「三和酒類」が地元産のブドウで「安心院ワイン」をつくったのが1971年。
「いいちこ」ができたのが1979年だそうなので、「安心院ワイン」の方が先輩なんですね。
その後、高齢化などでブドウ栽培をする農家が減っていくなか、地元産のブドウでワインをつくり続けたいと、ワイナリーの自社畑を大きく拡張することにしたのが2011年。
自社畑で様々な品種を安心院で育てて、その可能性を模索されており、現在栽培している品種は20種類ほどだそうです。
ワイナリーには大分旅行の2日目〜3日目に訪れました。
今回の記事では、この旅行で安心院葡萄酒工房に訪問したことを綴ります。
柳ヶ浦駅から宿泊施設へ
大分旅行の2日目の昼までは別府で過ごした。
別府駅からJR特急に乗り北上する。

(翌日、柳ヶ浦駅で撮影。正面はうまく撮影できず)

今年は30周年のアニバーサリーイヤーとのこと
30分程で柳ヶ浦駅に到着。
駅前でタクシーに乗って、宿泊施設へ向かう。
窓から外を見ると、周りには麦畑が広がっている。
タクシーの運転手さんによると、このあたりの麦は安心院葡萄酒工房の母体である「三和酒類」が買い取っているそう。
また、ワイナリーでは年に何度かイベントがあり、その際は多くの人が集まり賑わっているそうだ。
公式サイトによると、たしか「樽開き」「新酒祭」「美食会」などのイベントが開催され、その日は柳ヶ浦駅からシャトルバスが出るとのこと。
20分程、運転手さんから地域の話などを聞きながら景色を眺めていると、安心院葡萄酒工房の目の前の駐車場に到着。
その駐車場の横にあるのが、宿泊施設「グランピング キャビン 安心院」のフロント。
タクシーに気づいて迎い出てくれたスタッフの方に名前を告げて、案内してもらう。
今夜、泊まる部屋の名前は「ナイアガラ」。
安心院葡萄酒工房で栽培されているブドウ品種のひとつである。

(部屋の前に車を駐車できるようになっているが、私は運転できないのでレンタカーも利用しない)
早速、部屋の中を案内してもらう。





また、庭の先にはブドウ畑があり、雨除けのシートの下を覗いてみるとブドウが芽吹き、若葉が茂り始めているのが見える。

先月訪れたサントリーでは芽吹いた樹が見られなかったが、今回はブドウの若葉がたくさん見られそう。
このときの時間は15時半過ぎ。
ワイナリーは16時まで入園可能だが、翌日ゆっくり見学することにする。
夕食用に隣接するショップで安心院のワインを調達しよう。
隣接する「朝霧の庄」で、赤ワインにするか悩んで赤のスパークリングを選んだ。

(ワインクーラーに氷を入れて程よく冷やす)
安心院で夕食BBQと朝食
17時過ぎに部屋の扉がノックされ、女性が大きなケースを運んできてくれた。
テラスのテーブルに大きなケースを2つ置いてもらう。
ケースの蓋を開けると、調理済の料理や、きれいにカットされた食材などがずらりと。
夕食のメニューが添えられていたが、仕入れなどによって変更あり。

今夜のメニューはこちら。
(一部アレンジし、覚えている範囲で記載)
・豊後牛のサーロインステーキ
・瞬間燻製セット(チーズ、ハム、テリーヌ、グリーンオリーブなど)
・BBQセット(九重ソーセージ2種、ベーコン、玉ねぎ、3色カラーピーマン、キャベツ)
・イタリアンサラダ +別府の海地獄の温泉たまごをトッピング
(←別府については後日の記事で)
・ビーフシチュー
・アクアパッツァ(海老、帆立、白身魚、ズッキーニ)
・アヒージョ(エリンギ、しめじ、椎茸、カマンベール、カラーピーマン)
・パン
・グラスデザート
スタッフの方に教えてもらったように、一瞬燻して5分間おいて香りづけしたり、バーベキューガスグリルに点火して食材を調理しはじめる。


ソーセージやベーコン、野菜を焼く
屋外テラスで夕食を開始。
まず、燻製やサラダからいただく。
以降は焼き具合を見ながら、出来上がったら食べ、徐々に暮れていく空を眺めながらマイペースに食事をした。よって写真はナシ。
そして、満腹になる前に焼いたメインの「豊後牛のサーロインステーキ」が想像以上に美味しかった。
推定幅28㎝はあろうかという豊後牛のサーロインをバーベキューグリルで焼くと、外は香ばしく中はジューシー、塩コショウだけで美味しくて、脂身も甘味があった。
近所のスーパーなどで見かける九州の和牛といえば、宮崎や鹿児島が多く、豊後牛は滅多にない。
料理が美味しくて、赤のスパークリングワインをハイペースで飲んでしまい、3割ほど料理が残っている状態で飲み切ってしまう。
じっくり飲むには、赤ワインにすればよかったか。
その頃には東京に比べて日の入りの遅い安心院の空も暗くなってきた。
残りの料理を室内のテーブルに移し、一旦、食器などを片付ける。
片付いたところで、宿泊料金に含まれる焚き火をセット。
火をつけて、ゆらりと揺れる炎を見つめる。
木が燃える香りを嗅ぎパチパチとはぜる音を聞いてリラックス。
部屋に戻って、アヒージョなどを軽い飲み物と少しずつ食べ進めたが、かなり満腹になったので朝食に回すことにした。
小食の方には品数を減らした方がよさそうなボリューミーな夕食だったが、好き嫌いのある方もいるなか、満足できる夕食にしようとしているのだろう。
安心院の空や風を感じながら、バーベキューグリルや焚き火を楽しみつつ夕食を堪能できた。
残念ながら、雲が出てきて星空は見られず。
入浴してから就寝。
ふと目覚めると朝7時前。
よく眠れた気がする。
ロールカーテンの横から明るい光が漏れている。
ベットからゆっくり起きてロールカーテンを巻き上げると、空は快晴。
窓を全開にする。


珈琲を入れて、外を眺めながら飲む。
8時頃、部屋の扉をノックする音がして、スタッフの方から朝食を受け取る。

右のカップはミネストローネ、
左のグラスは夕食用のデザート
もう1つハムサンドと、紙パックのブドウジュースがあったが、それは別にとっておく。
夕食で食べきれなかったキノコのアヒージョも電子レンジで温めて、ミネストローネにキノコを追加していただいた。
朝食は程よい量でよかった。
ヨーグルトや夕食のデザートも甘さ控えめで風味よく大人向きな感じ。
食器を片付けて身支度をし、チェックアウトの用意。
最後に、冷蔵庫に冷やしておいたハムサンドとブドウジュースを一緒にカバンに入れる。これをランチにしよう。
(朝食を昼食にまわしたりするのは、自己責任です)
ワイナリーの園内へ
朝9時過ぎにチェックアウトをして、いよいよワイナリーに向かう。
駐車場には車はほとんどなく、爽やかな風が吹いていて気持ちがいい。

安心院葡萄酒工房のゲートをくぐって進むと、男性のスタッフの方とすれ違い「おはようございます」と挨拶を交わす。

しばらくすると、案内図があり、その先に試飲ショップらしき建物が現れる。
テイスティングは後でするとして、どちらに向かおうかと見回し、「見学順路」と赤い案内板が示す方向へ進むことにする。

すると、先ほどのスタッフさんに声をかけられ、1枚の紙を差し出してくれた。
それはワイナリーの順路などが書かれたマップ。

これはありがたい。
受け取って見学順路へ。
🍇 🍇 🍇
長くなったので、続きは次回にします。
すでにお気づきかもしれませんが、安心院葡萄酒工房は緑豊かで木陰の気持ちのいいところでした。

また、前後の大分旅行の様子なども、後日ご紹介する予定です。
今回もお読みいただきありがとうございました🍷
