絵本のある暮らし第7回ー「ぼちぼちいこか」
🎁 日常のひとコマ
子どもの頃、あこがれた職業はありますか?
私は、たくさんあります(笑)
子どもたちの進路を一緒に考えるとき、
「何になりたかった?」と聞かれて、
思いつくままに挙げていたら、呆れられてしまいました(笑)
でもそのおかげか、
みんなあまり思いつめることなく、
自分なりに進路を選べたようにも思います。
「ぼちぼちいこか」のかばくんも、なりたい職業がいっぱいあるようです。
📗 絵本紹介
タイトル:「ぼちぼちいこか」
作:マイク・セイラー
絵:ロバート・グロスマン
やく:今江 祥智
出版社:偕成社
およそ3歳から
📖あらすじ:
重量級のカバくんは、船乗り、飛行士、ピアニストと、次々に新しい仕事に挑戦します。おかしな結末をユーモラスな絵で語ります。
🧸 わが家のエピソード
関西弁で語られるこの本は、
東日本育ちの私には、イントネーションがなかなか難しく感じられました(笑)。
テレビなどで聞いている分には耳なじみがあっても、
いざ自分が口に出そうとすると、これが難しい。
言葉だけでなく、職業も同じで、
自分になじみのないものに挑戦するのは、やはり大変です。
次々と新しい仕事に挑戦する、かばくんの姿は、
「失敗してもいいじゃない」と、
あっけらかんと笑い飛ばしながら
また次へ進んでいくことを教えてくれます。
なりたいものはたくさんあったけれど、
母親業を卒業した今、
残りの人生で、私は何になれるのかな。
時間は、たくさん残っているわけではないけれど、
「ぼちぼちいこか」
と、焦らず楽しんでいきたい。
そんな気持ちにさせてくれる絵本です。
うまくいかなかったあと、
主人公は無理に立て直そうとしません。
「ぼちぼち」という言葉の中には、
期待しすぎない代わりに、見捨てないという態度があります。
今日の自分にも、
それくらいの距離感でいいのかもしれません。
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忙しい毎日の中で、
ふと立ち止まりたくなるときがあります。
このマガジンでは、
子ども向けとされている絵本の中から、
大人の今だからこそ心に残る一冊を選び、
日常のエピソードとともに紹介しています。
子育てを終えたあと、
これからの時間をどう生きていこうか考えるとき。
「がんばりすぎなくてもいい」と
そっと背中に手を添えてくれる絵本たちです。
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遊びと読書が、どのように暮らしと心を育てていくのかを、実体験をもとに綴っています。
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