木のおもちゃと絵本のある暮らしー「はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー」
🎁 日常のひとコマ
近年はあまり見かけなくなりましたが、
雪が積もるほど降った日に、ふと思い出す一冊があります。
『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』のおはなしです。
📗 絵本紹介
タイトル:はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー
作者:バージニア・リー・バートン
訳:いしい ももこ
出版社:福音館書店
対象年齢:おおよそ4歳から
📖あらすじ
「けいてぃー」は、じぇおぽりすという町の道路管理部で働く、
大きな赤いトラクターです。とても力が強く、夏のあいだは道路の修理をしています。冬は除雪機をつけて除雪車になります。
町がすっぽり雪におおわれ、ほかの除雪車が動けなくなると、
いよいよ「けいてぃー」の出番です。
「わたしについていらっしゃい」
そう言って、けいてぃーが雪をかき分けながら進んでいくと──。
🧸 わが家のエピソード
雪が積もると、大きな通りには除雪車が入ります。
わが家の前の道は、車の通りも少ない山あいの町道で、しかも坂道。
地元の人でも、雪が降ればよほどのことがない限り通りません。
そのため、除雪車もめったに入らず、入ったとしてもいつも最後のほうです。
ある年の大雪の日、車がまったく出入りできなくなり、
家族総出で手作業の雪かきをしたことがありました。
大通りまで歩く分の除雪はできても、車が通れるようにするのは大仕事です。
そんな中で、子どもたちが言いました。
「けいてぃー、よんできてー!」
「いや、けいてぃーは大きすぎて、この道には入れないよ!」
そんなやりとりをしながら過ごした冬も、今では懐かしい思い出です。
💭 読後の余韻
「わたしについていらっしゃい」
けいてぃーが進むたびに、
真っ白だった町から家や道路が次々とあらわれていくのが、
見ていてとてもわくわくします。
お話の展開そのものも楽しいのですが、
けいてぃーの通った道を地図でたどってみるのも、この絵本ならではの楽しみ方。
読み終えたあとも、
「ここを通ったんだね」「次はどこかな?」と
自然と会話が広がっていく一冊です。
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