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『Waiting vol.1』より

「待つ」ことで生まれる余白は、私たちの生活を豊かにすることもある。
例えば、やっと撮りきったフィルムの現像を待っているとき。
映画館で、本編が始まる前の予告を観ているとき。
待ち合わせ場所で、これから会う相手のことを考えているとき。

待ち時間は、テーマに入る前のイントロダクションのように、期待を高める。
なんでもない時間を、特別な時間に変える。
それは、自分の意思や相手への想いの表出であるかもしれない。
待つ行為には、偶然性も伴う。
思いがけない出来事は、今日を昨日と違ったものにしてくれる。

日々忙しく過ごす生活の中で、少しだけ気にしてみてほしい。
私たちには「待つ」という選択肢があることを。

『Waiting vol.1』

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