とっても上等、君のソーミンチャンプルー
台風の夜には・・・
各家庭によって、よく食べる台風メニューがあったと思います。
よく停電なんかもあって、冷蔵庫はなるべく開けないようにしていたので
みずやに残った粉物などで空腹をしのいでいたことが多かったかな。
「ひらやーちー」とか「そーめんチャンプルー」なんかが定番だったかな。
今ではカップ麺が非常食ですね。
大学生の頃は、家賃の安い小さな部屋を借りていましたが、
彼女が遊びに来ている時に台風が近づいてくると、彼女もお泊まりになってどこにも行けない台風の夜を二人で少しドキドキしながら過ごします。
急に停電しても、ちゃんとローソク立ててゆらゆらする小さな炎を見つめながら過ごしていたものです。
なんせ金欠なもんで、ろくに買い置きも無かったのですが彼女はニコニコ笑って棚の奥に残っているそうめん(なぜか必ず残っていた)をゆでて、そうめんチャンプルーを炒めてくれました。
具はほとんどない、本当にネギだけパラパラとふりかけてあるだけの彼女の作ったソーミンチャンプルーを二人で食べて、貧乏ながらとても大切な時間を持てていたと思います。
二人の別れ話も・・・
そんなこんなで、ありがちな半同棲生活を送る様になっていきますが、一緒に過ごす時間が長くなっていくと、少しずつ合わないところも溜まっていきますし、なかなか気付けない事や言い出せない事も増えていきます。
そんなこんなで、いつの間にか惰性のように半同棲生活を続けているところにまた台風がやってきます。普段でも安上がりで飽きのこないそうめんチャンプルーをよく食べていたのですが、台風の夜にまた彼女がそうめんチャンプルーを出してくれました。その時、ふと男は言ってしまったのです。
「そうめんなんかもう食べ飽きたよ」 なんて・・・
翌朝、台風一過の青空のもと彼女は出ていきました。
昨晩、台風の暴風の吹き荒むなか、少しずつ溜まっていった思いを吐き出しながら泣いていた彼女は、ドアをあけて振り向きもせずに・・・
一人で食べるソーミンチャンプルー
彼女がいなくなった空虚な部屋で窓から見える青空をぼんやりと眺めていると、男はそんな時でも空腹を感じます。起き上がり台所に立つとやっぱり、そうめんしかありません。仕方ないとそうめんを茹で始めます。何か具になるものはないかと探すと、玉ねぎがころがっていました。
「うまくいかないが、仕方ない」
ネギの代わりに玉ねぎを切ってそうめんチャンプルーを作ります。
フライパンでそうめんと玉ねぎを混ぜて炒めます。
「玉ねぎのせいで涙が出るなあ」
そう思いながらチャラチャラと炒め続けます。
ちゃぶ台に運んで、一人で食べはじめます。
「なんかしょっぱいなあ」
「どんどんしょっぱくなるなあ」
男はちゃぶ台で、一人でしょぱいソーミンチャンプルー食べ続けていきました。涙をソーミンチャンプルーに落としながら・・・
🎵 涙のソーミンチャンプルー 作詞/作曲:mino (C ランチ)
そんな事を思い浮かべながら、だいぶ昔に作った曲です。
今回、Suno V5.5 に直接ギター弾き語りで録音し、Coverさせました。
わりとバンドアレンジしていた時と近い感じでカヴァーできました。
涙のソーミンチャンプルー
作詞/作曲:mino (Cランチ)
編曲/演奏:AI-Boogie Lunch (Suno AI)
ソーミンチャンプルー
ソーミンチャンプルー
二人で食べたね
ソーミンチャンプルー
ソーミンチャンプルー
ソーミンチャンプルー
とっても上等ソーミンチャンプルー
お湯を沸かして たばを ほどいて
時計回りに そっと 鍋に
ネギをサクサク 包丁で 切って
おろしニンニクと調味料
準備したらフライパン温め
固めにゆでて 水切り手ばやく
ニンニク炒めて ソーミンチャラチャラ
具はなにも 入れない ネギだけパラパラ
カツブシ削って島マース
愛情入れて味付け仕上げさ
どこにも行けない 台風の夜
ローソクつけて 二人きり
僕の部屋で 作ってくれた
これが彼女の ソーミンチャンプルー
君のソーミンチャンプルー
君のソーミンチャンプルー
二人で食べたね
君のソーミンチャンプルー
君のソーミンチャンプルー
君のソーミンチャンプルー
とっても上等ソーミンチャンプルー
二人の別れ話も 台風の夜 そうめんなんかもう
食べ飽きたよ なんて
言わなきゃよかった
もう誰も
作ってくれないソーミンチャンプルー
一人で作る
ソーミンチャンプルーうまくできない
ソーミンチャンプルー
ネギがないので たまねぎ 切ったら
涙が出てきてしょっぱいチャンプルー
ソーミンチャンプルー
ソーミンチャンプルー
ソーミンチャンプルー
ソーミンチャンプルー
ソーミンチャンプルー
ソーミンチャンプルー
一人で食べるしょっぱいチャンプルー
涙が出てきてしょっぱい
一人で食べるソーミンチャンプルー
