週末がやってくるたびに行きたくなる海へ[AIバンド カヴァー曲]
沖縄本島北部の東海岸、東村慶佐次の海は豊かだぜ〜
パソコンの保存ファイルをチェックしていたら、懐かしいビデオが埋まっていた。これは友人と社会人バンドを再結成して数年目、当時全員40代以上でNHKの“おやじバトル”に応募した時のものだ。当時、オヤジに足を踏み入れ始めていたが、いまやすっかりオジジである。途中で活動休止の時期もあったりしながらも、まだそのバンドを続けていられている。出来る時にやりたい人が演れば良いというポリシーで、ライブ演奏する人数も増えたり減ったりしながらもゆるゆると続けている。最近は「健康第一」がスローガンのバンドである。
さて、このバンドは基本的にはあるバンドをトリビュートするカヴァーバンド(完全コピーが出来ないコピーバンド)であったが、オリジナル曲も少しずつ作るようになった。今回発掘したビデオの曲は初期のオリジナルである「ゲサシぶぎうぎ」という曲だ。ゲサシ(慶佐次)というのは、沖縄本島北部の東村にある地域だ。僕らは一時期、慶佐次のみなさんにとてもお世話になった。地域の行事に呼んでもらって演奏したり、北部のライブハウスや祭りの出演に応援に来てもらったり、海の見える高台の家に招かれて飲んで食って演奏したり騒いだりさせてもらった。海から獲れたての伊勢エビやウニ、サザエなど超新鮮な海産物を戴いたりもしたものです。そこに遊びに招かれるのは最高だったなあ。ビールも美味かったし。そんなみんな大好きな慶佐次に行く事をもう単純に唄った歌詞を単純な8ビートの3コードに載せた曲です。オリジナル作曲なんていうのもおこがましいほぼロケンローのテンプレに乗っかった曲です。そのままではあまりにもあまりにもなので途中でマイナーに変調した部分をチョロっと入れてムーチョして見ました。
当時のハンディビデオの音質がモコモコの音源をクリアにしてオリジナル曲を人に聴かせられるようにしたいと思い Suno を使ったAIバンド「BOOGIE LUNCH」にCoverさせました。まあ、作詞/作曲/編曲は自分たちでしていてもバンドの音や歌さえも一切入っていないので、あくまでバンドのデモ曲扱いになりますが、とりあえず聞かせられる状態にはなって、良かったです。

ゲサシぶぎうぎ 歌詞
作詞:Nao 作曲:mino
週末がやってくるたびに
心の奥でなにかが叫ぶ
ゲサシの海に行きたいよう
真っ青な海に 行きたいよう
冷たいビールが 飲みたくてぇ
楽しいみんなと会いたくてぇ〜
仕事をしてても 気もそぞろ
Ah~ ゲサシブギウギ !
高速道路を ぶっ飛ばしぃ
まえだ食堂で 昼飯喰ってぇ
オーシッタイを通過して
14号線を北へ
そろそろ着くぞ うれしいなあ
早くビールが飲みたいなぁ
おいしいサザエが 食べたいなあ
愉快なみんなと ゲサシブギウギ!
ゲサシ げさし げさし ゲサシムゥ〜チョ〜
青い海とすてきな 仲間
ゲサシ げさし げさし ゲサシムゥ〜チョ〜
カミサマが くれた 送りもの〜
ゲサシの海を 夕闇が
帳をおろしはじめると
楽しい宴会の 時間さ
これが無くっちゃ 始まんなぁい
ゲサシでパーティー楽しいなあ
みんなとパーティー楽しいなあ
ストレスなんか ぶっ飛ぶぜ?
やっぱり最高! ゲサシブギウギ!
やっぱり最高! ゲサシブギウギ!
AIバンドでのカヴァーの試行、何曲ものデモ曲ができるが・・・
自分らのバンドは制作をした音源はなかったので、過去のライブ以外では発表されなかったオリジナル曲を、Suno AI を使って共有できる状態にしてみようと何曲かCoverさせてきました。Suno は新しく生成しようという働きが強く、サビにいくに連れメロディまで崩して叫びだしたり、ハマればいいですが妙なコーラスや合いの手いれたり、果ては歌詞を勝手に作り変えたり、なんか勝手に納得してあとはメロディまでくっ付けたりします(まあ、音楽を生成するAIだからなあ) 。プロンプトや歌詞にもかなり引っ張られるように仕事をしたがります。明るい感じを指定したりしていると、途中にマイナーに変調する部分があってもメジャーに引っ張られたコード進行になったりします。また生成を繰り返すたびに違った変化をしたりするのでバリエーションは増えますが、狙った音通り全体をドンピシャにする事は難しいです。また歌詞の漢字を別読みしたり、アクセントがおかしかったり、元曲が聞き取りにくいと空耳のように日本語をつくったりもしますので、修正もこまめに必要となります。自分が狙ったものに近づけていくのは、Suno だけではなかなか難しいです。ここはあまり変えて欲しく無いという箇所がなぜか妙なアレンジがされたりもするので。プロンプトや歌詞入力の追い込み次第では、かなりのところまで追求出来るという話も聞きますので、これからも研究していきたいですね。
音楽生成AI とのこれからの付き合いかた
自分はMDのMTRに楽器とマイクを入力しての多重録音までは少し経験しましたがDTMまではさわりませんでした。しばらく作詞・作曲もほとんどしていなかったので音源制作もしていません。続けていたバンドは「いつかスタジオに入って録音してCDつくろうぜ」と言ったきり休止していました。
しばらく別のバンドで活動しましたが、ライブの演目はトリビュートしているバンドのカバーばかりでした。
最近入れ替わりで、また元のバンドを再始動して新しいメンバーも参加してもらって活動をはじめました。ライブ演奏のビデオがネットに残っていた1曲だけはオリジナル曲としてセットに入れるようにしました。さらに「もっと別のオリジナル曲も復活しようぜ」と別の曲を練習しようとする時は、コード譜のみを渡してのバンドセッションです。新メンバーには初めての曲のイメージが掴みにくいですが、聞かせられる音源はありませんでした。そんな時に世間で噂の音楽生成 AI (Suno) に出会いました。鼻歌と歌詞の入力だけで、それなりのジャンルをStylesにいれてボタンを押すとあらまあ、自分より歌の上手い人がバックの演奏に乗って歌います。これは、昔のオリジナル曲をカヴァー演奏させて聴かせたら超便利ではないかいと、自分のバンドの昔の曲をカヴァーさせてみることにしました。なかなかオリジナルアレンジとはドンピシャにはなりませんが聴かせられるdemo曲ができればいいのです。あとは生身でバンドアレンジするのですから。いやあ、とっても便利。パソコン1台あれば録音機材もスタジオもいらないし、自分1人でスタジオミュージシャンとアレンジャーも雇ったようなものです。
何度も生成を繰り返したりもしましたが、コード譜だけが残っていた曲を以前と比べるとはるかに簡単にみんなで聴く事ができる形になったのはすごい!仕上がりもかなりいい感じだしね。
Suno の進化は目覚ましいようです。DAW寄りの機能も強くなっていくようなので、もっと実用的に曲の編集が出来るようになりそうで楽しみです
生身のライブ演奏メインのバンドをやっているので、オリジナル曲をカヴァーさせてみたり、新しいデモ曲を一緒につくってみたりと、今のところこれくらいが自分の生成AIとの付き合い方かなとは思います。
生身の人間が作った楽曲をAIにいろいろアレンジさせてみたり、AIが生成した曲を人間が生身でバンドアレンジしてみたり、いろいろ相互に絡み合う時代になるんだろうねぇ。今のところ生演奏だけは人間のものだろうと思います。録音音源は生成AIを使った曲がメインになっていくだろうけど。
