花びらを雨に散らせてはまた小さな花を咲かす、桜坂の天使たち
桜が咲かなかった坂道、那覇随一の盛り場〜桜坂社交街
平和通りから今の桜坂劇場へと抜ける坂道は桜坂通りと呼ばれ、この一帯は1960年代には桜坂社交街として、ウチナーンチュが集まる歓楽街となっていました。1950年代、周辺にぽちぽち飲み屋が出てきた頃に崖だったところを埋めて坂を造り「桜坂」という通り名にしたらどうかと、山原から持ってきた桜の木を通りのあちこちに植えたそうです。しかし手掘りスコップで簡易に植えたため、通りの桜は花が咲かないうちに全部枯れてしまったそうです。その後、珊瑚座(現桜坂劇場)の前に桜の木が植えられたようである。
魔窟の歓楽街のお姉様たち
桜坂一帯は、芝居小屋から映画館、そして沖縄初のクラブができたり、ストリップ劇場ができたり、数多くの怪しいスナック、飲み屋が密集したり、魔窟のような歓楽街になっていったのです。
我が友人(バンドメンバーの1人)は、その近辺に家があり、近くには夜の仕事のお姉さんたちもたくさん住んでおり、仕事終わりに裸になって井戸で行水しているお姉さん方にからかわれたり、昼間にはなんかお菓子をもらったりしていたそうです。彼は夜の桜坂あたりにも出没していたようで、雨上がりの夜のアスファルトに映るネオンと、店の入り口に佇む咥え煙草のお姉さんの影が目に焼き付いているそうです。あの何とも言えない湿った街の空気とともに・・・
🎵 チェリーエンジェル 作詞/作曲:mino (Cランチ)
毎夜毎夜、理不尽な事に振り回されながら、自分が壊れて行く事も解りながら、それでも翌日には小さな笑顔を咲かせて生きて行くお姉様方に捧げる歌です。25年ほど前に「ブギウギCランチ」でバンドアレンジして演奏していました。まともな当時の録音音源がないのでAIバンド「AI-Boogie Lunch」にカヴァーさせました。
チェリーエンジェル 歌詞
壊れたネオンが映る 濡れたアスファルト
咥えたバイオレットの 煙が目にしみる
スージを抜ける風に 夜ごと巻き込まれ
奪われた 心は いつも 置いてきぼりさ
今夜も花びら 雨に散らせては
また明日には小さな 花を咲かすのさ
Oh Cherry Angel, Oh Cherry Angel
桜が咲いてた 丘の 小さな坂道
今夜も花びら 雨に散らせては
また明日には小さな 花を咲かすのさ
咲かすのさ
こわれた自分が映る 割れた 古い鏡台
咥えた バイオレットの 灰がこぼれ落ちる
スージをはずれた影の 小さな花のように
慎ましく 逞しく 何気なく さり気なく
今夜も花びら 風に散らせては
また明日には小さな 花を咲かすのさ
Oh Cherry Angel, Oh Cherry Angel
桜が咲いてた丘の 小さな坂道
今夜も花びら 風に散らせては
また明日には小さな 花を咲かすのさ
咲かすのさ
