海に突き出した水上店舗(ボートハウス)
復帰前から波之上海岸の海の上には水上店舗がありました。

そこの海岸からはしけを伸ばし、海に柱を立てて、バラック作りの小屋を建て、貸しボートや飲食店を営んでいました。すぐ側の波上宮のある崖の反対側は砂浜の続く海水浴場で、この一帯は全島から人の集まる大変にぎやかな行楽地でした。初夏になると、テレビは波之上海水浴場の様子をニュースで流し、季節の風物詩を語っていました。
水上店舗群の方を、僕らは「なんみん(波之上)のボートハウス」と呼んでいましたが、娯楽の少ない当時、昼間は家族連れやカップルで賑わい、夜になると少し危ないお兄さん達も集まりなかなか華やかだったようです。ジュークボックスからはアメリカーの音楽が流れ、プレスリーやニールセダカなんかが若いお姉さん達には人気だったようです。自分のお母さんや叔母さん達
もファンでした。沖縄では民謡も歌謡曲も洋楽もたくさん流れていました。
怪しいボートハウスには近づくな
僕らがまだ小学生の頃は、子供だけでそこに行ってはいけないと言われており、水上店舗近くの堤防から釣りをしたり、干潮になると、潮溜りでタコや魚を捕まえてたりしてました。当時の那覇の海は下水道の不備などもあり、衛生があまり良くなくて、海から帰ると目が真っ赤になったりしてました。
水上店舗のトイレは海の上ですが、床に穴が空いていて排泄したものはそのまま下に落ち、海に処理させるという大らかなものだったそうです。
つまり、店舗の下の海で遊んでいると上から何か落ちてきたり何か浮かんでたりしてたのです。
復帰後はだんだん寂れていく訳ですが、1980年には大きな火事で8棟が全焼して消えてしまいました。もともと海の上の建築は違法だったらしくその後は建て直されることもなく、現在は人工ビーチと大きな公園が那覇市により整備されて、海もとても綺麗(衛生的)になっていますが、当時の怪しくも大らかな賑やかさのほうが楽しそうだったなあ。

🎵 渚のボートハウス 作詞/作曲:mino (Cランチ)
そんなボートハウスの事を歌にしようと思ったのですが、あの水上店舗とは関係ない、なんかGS風なイメージだけの歌詞になってしまいました。
この曲も25年ほど前、沖縄のバンド「ブギウギCランチ」で演奏してました。今回も生成AI(Suno)を使った「AI-Booge Lunch」によるカヴァーです。
渚のボートハウス 歌詞
渚で たわむれるお前と
ボートを 二人で漕ごう
焼けた肌 飛び散る汗と
ビキニが とてもまぶしい
あいつとお前のことなんか
知ってるけれど
愛してる〜 君だけを〜
渚に 寄せくる波に
言葉は 洗われ消えた
渚で たたずむお前は
遠くを一人で見てる
張り付いた濡れたTシャツ
しずくがポトリと落ちた
あいつはお前のことなんか
憶えちゃいないさ
愛してる〜 君だけを〜
渚に 吹く潮風に
言葉は 飛ばされ消えた
あいつとお前が消えた事
知ってるけれど
愛してる〜 いつまでも〜
渚を照らす日差しに
言葉は焼かれてきえた
言葉は焼かれてきえた
言葉は焼かれてきえた
