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17.FIREが見えてきた時に感じる「3つ目のフェーズ」


FIREを目指していると、「会社を辞めないFIRE」という考え方を目にすることがある。

資産収入をある程度作りながら、会社の仕事も続ける。出世競争からは降りて、ほどほどに働く。現実的なFIREの形として紹介されることも多い。

なるほどと思う部分もある。
十分な資産を作るのは、そう簡単ではないからだ。ただ、読みながら考えてしまった。会社に週5日通い続けることを、私はどこまで望むのかと。

そもそも私のような結果がつきまとう外資系営業職という立場は、数字のプレッシャーが常にある。だから緩くやっていられる仕事とは言い難い。

ただ私が感じた違和感は、FIREを目指す人の「フェーズ」にも関係している気がしている。


FIREにはいくつかの段階がある

FIREを目指している人の心理は、資産規模によって変わる。

私の感覚では、3つの段階がある。


フェーズ① 時間をまだ意識していない頃

FIREという言葉は知っていても、まだ自分の人生の現実的な選択肢にはなっていない段階。

資産形成は始めていても、

  • いつか達成できたらいい

  • 10年後、20年後の話

という感覚に近い。

まだFIREは遠いので、目標はどこか夢のような存在でもある。

それでも、「もし自由な時間を持てたら」というイメージが、資産形成のモチベーションになる。


フェーズ② 時間が目標に変わりはじめる頃

資産が徐々に積み上がり、FIREが「夢」から「計画」に変わってくる。

例えば、

  • 必要な資産額を計算する

  • 投資戦略を考える

  • 何年後に到達できそうか試算する

この頃になると、

「もしかしたら本当にできるかもしれない」

という現実感が出てくる。

投資も、単なる興味ではなく人生設計の一部になっていく。


フェーズ③ 時間の尊さを実感する頃

そして最後に訪れるのが、このフェーズだと思う。

理論上はFIRE可能な水準に到達し、投資方針もある程度固まってくる。そしてこの頃から、時間の感じ方がまた変わってくる。

自分で使い方を決められる時間は、驚くほど早く過ぎる。

例えば、

・noteを書く時間
・個人事業を考える時間
・投資について研究する時間
・FIRE後の生活を考える時間
・趣味の時間
・誰かと過ごす時間

いくら時間があっても、会社の仕事後の時間では足りない。

一方で、平日の日中の時間は、以前より遅く流れるように感じる。
同じ1日なのに、体感時間が違う。

今、私はたぶんこの「3つ目のフェーズ」にいる。


なぜ「会社を辞めないFIRE」に違和感を感じたのか

資産形成を始めた頃は、会社を辞めるかどうかはそこまで重要な問題ではなかった。

まずは資産を作ること。それが最優先だった。

でも、FIREが少し現実味を帯びてくると、考えることが変わっていることを実感する。

自分で使える時間。
自分で決められる時間。

その価値を、以前より強く感じるようになる。

だからこそ、「会社を辞めないFIRE」という考え方を見たときに、引っかかるものがあったのかもしれない。


フェーズで変わる価値観

私は、2年後のFIREを計画している。まだFIREした訳ではない。それでも、時間の感じ方が変わっていることを強く感じる。

特に私の場合は、父を58才という年齢で亡くしている。40代後半に入り、その年を意識するからこそ、「自分の時間」に敏感になっているのだろう。

会社での出世競争には、正直興味はなくなっている。
一方で、窓際として存在感がない立場になる気もない。

私は私の立場を確立しながら、個人事業主・投資家としてのプレゼンスを出していく。


FIREとは何なのか

FIREは「Financial Independence, Retire Early」の略として知られている。最近はRealize Earlyと表現する人もいるらしい。

ただ個人的には、RはRedesign の方がしっくりくる気がしている。そしてEは、Earlyではなく Euphoria(幸福感)

「Financial Independence, Redesign Euphoria」
経済的自立によって、自分の幸福感そのものを再設計する。

私にとってのFIREとは、そういう生き方なのかもしれない。

たぶん私は、FIREに飽きることはないタイプなのだろうと感じている。


「Financial Independence, Redesign Euphoria」を実現する手段の一つを、外貨インカム投資としてまとめています。

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