オーストラリアワーホリ、仕事なし、2か月目。私は失敗しているのだろうか
オーストラリアに来て1ヶ月半。私はシドニーからゴールドコーストへ移動した。
渡航前から仕事探しはしていたし、シドニーに来てからも1か月以上探し続けた。でも、なかなか仕事は見つからない。
もちろん、すぐに始められる仕事を選ぶこともできたと思う。でも、そこで日々の生活に追われ、観光もできないまま、自分の人生について考える時間も持てない――そんな生活になるのは、私がここにいる意味とは少し違う気がした。
せっかく、今しかない時間があるのだから。
そう思って、思い切ってゴールドコースト行きの航空券を予約した。ちょうど航空券が安かったことも、私の背中をそっと押してくれた。
ただ、正直なところ、私はゴールドコーストについてほとんど何も知らなかった。何があるのか、どんな街なのか、どんな人がいるのか。
そんな見切り発車のような状態で来てしまったから、今はただビーチに座りながら、こうしてnoteを書いている。
ゴールドコーストに着いた翌朝、ビーチを散歩していたらローカルの人に声をかけられ、そのままドライブに連れて行ってもらった。もちろん、海外での見知らぬ人との行動は気をつけなければいけないし、誰にでもおすすめできることではない。
でも、結果的にその人はとても親切で、すごく良い観光ができた。旅先で起こる偶然の出会いって、やっぱり面白い。私はその贅沢な時間に、とても満足している。

ゴールドコーストは、やっぱりリゾート地なんだと思う。 終わらないビーチがあって、どこまでも青い海があって、人々がのんびり過ごす。そういう場所。
でも、博物館や美術館を巡ったり、その街が持つ歴史や文化の匂いを感じたりするのが好きな私にとっては、そのきらびやかな自然の中に、少しだけ物足りなさも感じていた。
まだ来て3日目。 それなのに、もうシドニーが恋しい。
人との出会いも、洗練された街の空気も、何気なく歩いたあの道も。 たった1ヶ月半しかいなかったはずなのに、シドニーはもう、私にとって「帰りたい場所」になっていたみたいだ。
そんなことをぐるぐると考えていた今日、街で「U FAILED(お前は失敗した)」という文字が書かれたナンバープレートを見かけた。
正直、ちょっと笑ってしまった。
仕事はまだ見つかっていない。予定通りに進んでいるわけでもない。気づけばシドニーを離れ、何も知らないままゴールドコーストのビーチにいる。客観的に見れば、私は「失敗」しているように映るのかもしれない。
でも、不思議と私は失敗している気がしない。
思い通りにいかないことだらけだけれど、そのたびに私は立ち止まって考えて、誰のせいにもせず、自分で次の場所を選んできたからだ。
目的地には、まだ途中。 だからきっと、今の私にぴったりの言葉はこれだ。
I’m ON MY WAY. (私は私の道を歩いている)
