秒速5センチメートル、音楽目当てに見に行って、結果松村北斗に喰らう話。副音声付きで見た感想(ネタバレすこーしあるかな)
#秒速5センチメートル
ネタバレなしの感想です。いや、少しある。ざっくりどういう系のストーリーかはわかりますので。
4回目は、副音声付きで観てきました。副音声付きで映画館で見るの初体験!
副音声のこと
📱にHelloMovieというアプリを入れて前もって秒速5センチメートルの副音声をダウンロードして、自前イヤホンで聴く。アプリからは副音声のみが流れるので、片耳だけイヤホンしました。
アプリ開いておけば、映画が始まると自動で音声が流れ出します。画面は自動で暗くなる。(マイクの機能をオンにする必要あり)
奥山監督と松村北斗君のわちゃわちゃと楽しげな解説がずーっと聞こえてきます。
なので、映画のセリフと重なって台詞が聞きづらいので、1回目は普通に見て感動してもらって、2回目もじっくりみて細かいとこまでよーく見て没入して泣いてもらって、出来れば2~3回見てから副音声付きで楽しむのが個人的にはおすすめです!

副音声のネタバレはしませんが、「この撮影の時はこんなことあったよねー」とか、「この映像にはこんな仕掛けがあって」とか、「このシーンはあそことリンクしてて」とか、もうたまらん裏話しが盛り盛り🥰
それで、この副音声を聞いたうえで、それを噛み締めつつもう一回見たくなるという罠w
没入感はないけれども、副音声聞きながら、やっぱり4回目もこの映画見て泣いてしまった。本当にいい映画。

奇跡は日常にあふれている
「この物語は何も起こらないから実写にしてもつまらないですよ」って、実写化のお話が来た時に新海誠さんがおっしゃってたそうだけど、この映画はね、日常にこそ奇跡は溢れてるって教えてくれる映画だった🥲
映画の中ではいわゆる奇跡なんて起こらないんだけどね、そう、現実ってそうだよね、って凄く共感できるからこそ逆に感動するというか。
小さな幸せや小さな傷を抱えて誰しもが生きていて、大人になってもそれは消えなくて。でも良いことも悲しいことも、それがちゃんと自分の芯になっていくよ、だから大丈夫。って、そんなメッセージがこの映画には込められてるように私は感じたよ。
生きていたらきっと誰しもが経験するような日常で、誰しもが感じたことのある普遍的な感情。それがとても丁寧に繊細に描かれていて。だからそれがまるで自分の体験であったかよように琴線に触れて、泣いてしまうのかな。
何歳になってもこういうさみしさや辛さって、生きていたらずっと付きまとう。でも大丈夫、ちゃんと自分の糧になって次へ進めるよ。進もう。
映画を見終わった後、そんな救われた気持ちにもなれた。
松村北斗だから成り立った映画
北斗さんの表情がね、明らかに変わるのが本当に素晴らしくて。派手な動きは何もしてないんだよ。それでも表情でわかるんだ。もう大丈夫、って。光がさすように明るくなる。
北斗さんじゃないと、この映画は成り立たなかったろうなぁって思った。
ごめんね、わたし北斗くんのことあまり知らなくて、King Gnu好きすぎるちょっと可笑しなアイドルの子、って思ってました。謝罪します。あの少し影を帯びた暗い感じとか、お顔の良さも非常にちょうど良くて。某吉沢亮様だったら、そのお顔は邪魔も邪魔、その顔に食われちまいますからね、ってとこなのよ。わかる?(国宝見た?)北斗くんも綺麗な顔してるけど、派手なお顔ではないじゃん。彼以上でも以下でも成り立たない。最後の方のプラネタリウムのあのシーンとかは、北斗くんだったから説得力があったんだと思う。あと声もいいね。優しくて誠実でちょっとだけ寂しさもあって。素晴らしい役者さんだね。
あと、子役の子達もすごい。白山乃愛ちゃんの演技も素晴らしくないですか?上田悠斗くんも初めての演技ですって。
あとねー、森七菜ちゃんがね…しばらく花苗が森七菜だって気づかなかったわ😅てゆーくらい、どう見ても恋する女子高生だった。何年か前に「4月になれば彼女は」って、ただ絵面が綺麗なだけの映画にボーッと出てた可愛いだけの役者さん、、って印象が(すみません、あの映画私には響かなかった。大好きな藤井風の主題歌だから見に行ったけど😅)、ガラッと印象が変わりました。国宝での演技もとても良かったけど、この映画ではまた全然違う役で、どっから見ても恋するJKだった。日焼けして、ちょっと田舎っぽくて、でもまっすぐで、眩しかった。すごい良かった。
高畑充希ちゃん演じる明里は、ふんわりしていて余白の多い役で。あの時はどんな気持ちでいたんだろうか…と、どっちともとれる絶妙な表情をしていて。私だったらこうかなぁって、考えてみたり。セリフも少なくて深く掘り下げられてはないのだけれど、逆にそれが見る側に余白となって、自分の恋愛経験と重ねたりしながら、彼女について色々と想像を巡らせるのが楽しかった。

1991年という時代
またこの映画の時代がさー。私、新海誠さんと同じ世代なので、センチメンタルなのよ、平成初期のあの時代の風景がさぁ、色々思い出すよね。いやー、みんなG-SHOCKしてたよなとか(笑)時刻表で行き方調べたりしてたなぁ、とか。携帯電話だって普及したの社会人になってからで、持ってない人もたくさんいた。だから待ち合わせとかも時間と場所をちゃんと決めて。電車遅れたら連絡とかできなかったしね。
そんな懐かしさがまた余計に涙を誘う。(なので逆に若い子には伝わりづらい映画かも…とも思った。大学生の息子は全然面白くなかったって言うんだよー😂。あの時代に懐かしさを感じる世代により響くのかな)
音楽が奏でる物語
あとは音楽の使い方がまた素晴らしくて!
新海誠は音楽と映像のリンクが完璧!と「君の名は」の時に思ったけど(実際そういう風に作ったって言ってたけど)、もうさ、ほんとせっかく主題歌いいのに使い方それ?!みたいながっかりする映画とかあるじゃん。その点この映画はもう完璧だった。
あ、そうそう、私がこの映画を見たそもそものきっかけは、映画館で音楽が聞きたくて、です。King Gnuから派生して江﨑文武さん(白日のMVでピアノ弾いてる方で、WONKというバンドのキーボーディストの方です。WONKもとーっても素敵です)もファンでして。もう、映画見た後、あまりにも良すぎて速攻多摩六都科学館プラネタリウムでやる文武さんのコンサートのチケット買ったよね。全体を通してほぼピアノだけのシンプルなBGMなところも、この映画の優しく滲んだ雰囲気にとてもあってるなぁって思った。
大ヒット上映中、#奥山由之 監督による
— 江﨑文武 / Ayatake Ezaki (@ayatalce) October 28, 2025
実写映画 『 #秒速5センチメートル 』。
多摩六都科学館プラネタリウムでの
サウンドトラックコンサート追加公演は
いよいよ11月3日(文化の日) 開催。⇩
NHK FMでの監督とのラジオ初対談も
公演前にぜひお聴きください。(staff) pic.twitter.com/UyJa9bImh7
そして、山崎まさよしさんのOne more time one more chanceの使い方が正解すぎた…あれはずるいよねぇ。絶対泣くやつよねー😭
あと米津玄師さんの1991。やばくね?!もう映画見た人はわかると思うけど、映画からシームレスにあの曲に入ってくのが、もう貴樹のあのシーンの心情そのままで…「君の声が 聞こえたような気がして 僕は 振り向いた」って歌詞が…もー爆泣き😭
つかね、実はOne more time…がさ、あまりにも良すぎて強すぎて、1991大丈夫かな?主題歌だけど負けない?って1991聴く前に正直一瞬よぎったのよ。…なんて心配はもうワタクシごときが余計なお世話でした。ほんとすみません…くっそう米津玄師天才だな。
あと、これはXで見かけたんだけど、1991のイントロのモールス信号は「君に会いたかった」って言ってるらしいですよっ!ちょっと奥さんっっ!?!、はい、また泣くー😭(※ほんとにそうなのかは未確認情報です。でもそうだとしたらめちゃくちゃ素敵)
文武さんの曲は全編を通して優しく寄り添ってくれて、山崎さんの曲はこの映画のために作られたのかと思うほどにストーリーの一部と化していて、米津さんの1991は貴樹のセリフそのものだった。もはや米津玄師は遠野貴樹だったのかもしれない。
米津さんと文武さん目当てで、新海誠さん原作だし、監督もKICK BACK のMV(King Gnu常田大希も出ている!)撮ってる奥山さんかぁ、と、音楽きっかけで映画見に行ったんだけど。普段なら見ないタイプの映画で。(アイドル主役だし、アイドルを愛でる為の映画かなと思ってた。)
な、の、に、結果、松村北斗に喰らいまくって爆泣きっていう😂
音楽もストーリーも役者さんもとても良い映画だった。
私人生でこんなに何回も見たくなる映画、今まででそんななかったのに、今年は映画の当たり年なのかしら?国宝もあまりにも良すぎて8回見たけど、この映画もそうなりそう。(因みに国宝もKing Gnu井口理の主題歌聴きたくて見に行った結果、吉沢亮と横浜流星に喰らいまくりました。)
秒速5センチメートル、これはあと2回は見たい。(国宝も歴代実写映画1位に押し上げたいのでまた見に行くわ。なんや、国宝のライバルになるんとちゃう?この映画…なんて心配までしている)

@『秒速5センチメートル』映画公式アカウント
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