シロハラの「木の葉返し」を見た日に
こんにちは、シロチです。
ツグミの「だるまさんがころんだ」と、シロハラの「木の葉返し」を見ることは、わたしにとって冬の鳥見の大きな楽しみです。
今シーズンはシロハラに出会うことが随分少なかったのですが、南からの移動組が到着する頃から、散歩道でも見かけることが増えてきました。
シロハラのことを少し
シロハラはツグミ科の冬鳥で、ムクドリくらいの大きさです。同じ頃に渡ってくるツグミは集団でいることが多いのですが、シロハラは地元ではたいてい1羽、単独でいます。
冬の初めに大陸から渡って来た頃は地鳴きで気配を感じるものの、なかなか姿を見ることができません。それが木の実など食べるものが少なくなってくると、地面に降りて落ち葉を返しては昆虫や落ちた実を探す仕草が目立つようになります。

シロハラの「木の葉返し」
林道を歩き始めたとき、
「プクプク」というバブル音が聞こえました。
シロハラの地鳴きの一つです。
何かが動いた気がして双眼鏡で確かめると、遠くの枝におなかの白い鳥が!


随分離れているのだけど、
こっちを気にしながら飲み込んだように見えた
広場に進み、奥の暗くなった辺りに目を向けると、風もないのに舞い上がる木の葉が見えました。


気持ちいいほど大雑把🍂

そうだ! その姿がカッコいい
ダイナミックに落ち葉をめくる様子をやっと見れて、ほっとしました。
でも、シロハラにとって地面に降りることは、危険と隣り合わせであることを忘れないようにしなくては。
落ち葉を飛ばす必死の顔を見て、そう思いました。
木の実に集まる鳥たちの関係
単独で過ごし、こんなダイナミックな採餌をするシロハラなので、ほかの鳥に対してもドヤ顔なのかと思っていたのですが、そうでもないようです。
キヅタを食べに来た鳥たちのこと
ちょうど3年前の今頃、毎朝通う散歩道の一画に、ヒレンジャクが2羽、静かに来ていたことがありました。道からは見え辛いその一画をよく見ると、何かの木に絡まるキヅタがたくさんの実をつけていて、神出鬼没のヒレンジャクはその実を食べに来ていたのでした。

(2023.3月下旬)
その翌日、このキヅタにはツグミやシロハラ、ヒヨドリたちが集まってきました。(人が集まらないのが、この場所のいいところ)
見ていると、力関係はこんなかんじでした。
ヒヨドリ > ツグミ > シロハラ
そして周りを気にしないヒレンジャク
シロハラは、木の下の方でほかの鳥の様子をじっと見ていて、声が大きなヒヨドリにはもちろん、ツグミにも気を遣い、誰もいなくなってから、そっと入ってすぐに出ていきます。
その姿は意外でしたが、元々は用心深い鳥なのだと気付きました。
シロハラはひと月もすると、旅立つ前にぐぜり出します。※さえずりはこちら(バードリサーチさえずり検索へ)からどうぞ。
そろそろ渡りの鳥や夏鳥も気になりますが、シロハラの姿も、もう暫くは見ていたいものです。
最後の一枚は、キヅタを食べつくしたあの頃のヒヨドリ。

遠慮してたら生き残れないんだろうな
気付けば長くなりました。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
