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古いTechnicaにBluetoothを流しこむ

壊れたカセットデッキを、ついに処分した。

再生ボタンは沈黙し、カセットは二度と回らぬ。
されど、Technicaのスピーカーだけは妙に出来が良く、
どうにも捨てられなかった。

問題は配線。

先端はプラグなどではない。
銅線むき出し。
昭和の電気工作そのもの。

しかし此度入手した小ぶりのアンプ、
見た目は近代的なくせに、その剥き出しの導線を直に挟める仕様となっていた。

妙に話が早い。

半信半疑でBluetooth接続。

その瞬間――

オザケンが鳴る。

しかも低音がやたら良い。
『今夜はブギー・バック』のベースラインが、昭和の木箱の中でぬめりながら暴れている。

死んだはずの機械が、
現代文明を喰って鳴いている。


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