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日本とドイツの教育は何が違う?

みなさんこんにちわ。
ABBです。
前回の記事では自由を極限まで謳歌するベルリナー達の生態についての記事を書きました。

今回はドイツの教育について語り、彼らの考え方の源泉について解説します。


ドイツ人と日本人は似ている?

みなさんは「ドイツ人と日本人は似ている」というフレーズを聞いたことはありませんか?
私は昨年ドイツのベルリンに一ヶ月程滞在し、ドイツの社会、教育、人々の考え方について触れることができました。
その体験から導き出したABBの結論はドイツ人と日本人は「全然似てない。」です。

確かにルールに厳格であったり。融通が利かない等の共通点はあります。
彼等は決められたことは遵守します。
そして経済大国かつ自動車製造大国という共通点もあります。
ですが日本人目線でみると彼らはとても自分勝手で個人主義、無礼、一見すると相手を思いやる心が無いようにすら思えます笑

電車は時間通りには来ません。
遅れるならまだしもなんなら出発が定刻より早まることもあります笑
役所も日本程親切な対応はしてくれません。
風邪をひいても急に病院なんか行けません。
スタッフがバカンスで不在だったりして2週間先まで予約が埋まっているからです。

※日本ではブラック企業が問題になっていますがドイツのように労働者の権利が守られすぎるとそれはそれで消費者にとっては不便になったりします。
この辺はどちらが良いのか考え物ですね。

彼らドイツ人に日本ではドイツ人と日本人は似ていると言われているんだよと話すと、
「何それ?戦争の話?」
と返ってきます。

全力で自分を曝け出し、自分の人生を自分のままに生きるドイツ人のメンタルはどのように創り出されているのでしょうか。

ベルリン市内のビールを飲みながら煙草を吸う物乞い。
私はこれまで30ヶ国以上旅しましたが物乞いが
申し訳無さそうにしてないのはドイツだけ。
どんなメンタルしてやがる。

ドイツの子供達の将来は10歳で決まる?

彼らの強烈な「個」はどのようにして創り出されるのか?
まずドイツの教育制度で非常に興味深いのが小学校(10歳位)の時点で進路が確定することです。
この時点で将来が決まると言っても良いのかもしれません。
進路は三つに分かれていて、

大学に進学するコースは
ギムナジウム(Gymnasium)

専門大学等に進み専門分野での活躍を目指すのが
レアルシュ-レ(Realschule)

職人や美容師など手に職をつけるための
ハウプトシューレ(Hauptschule)

ドイツの子供達にはこの3つの道が用意されています。

これは偏差値至上主義からの解放、努力をしても何も変わらないので他の子供達と自分の優劣を比較して気にすることが無くなるということを意味します。
他のコースははなから世界が違うのです。

一方日本では多くの場合高校受験の時点で偏差値で階層の輪切りが始まります。
そしてある程度努力をすれば良い学校に行くことができます。
なのでほとんどの子供達は「勉強しなさい」と言われて育ちますよね。
高校受験をする15歳は既にまぁまぁ大人です。
自然と自分が優秀なのかそうでないのか理解することになります。

日本では皮肉にもドイツよりも平等性(努力で変えられる)がある程度担保されているが故に子供達が窮屈な思いをすることになります。
そして努力できることも環境による側面が大きいのでなんだかな~っとは思います。
もちろん勉強ができることが全てではないですが、日本の子供達が他人との優劣の比較を始めるのもこのあたりの年代からかもしれません。

ドイツに話を戻すと厳密にはレアルシューレの過程の中で優秀な成績を収めるとギムナジウムに編入できたりはするのですがレアケース。
繰り返しますがドイツの子供達は少しでも偏差値が良い大学へ、安定した大企業へという競争から10歳の時点で解放されることになります。
ある意味でどのコースでも自分の人生を楽しむためのレールが敷かれていると言って良いかも知れません。

そしてドイツの公立学校は小学校~大学まで学費は全て無料です。

バイエルンミュンヘン⚽アリエンツアレーナ
週末はスタジアムに行きビールを片手に
労働はクソだ! 
と高らかにチャントを唄うのだ。

全体主義(皆で何かを成し遂げる)っぽい風習が無い

日本の公立学校の入学式や卒業式の風物詩と言えば、
在校生が卒業生に向けたありがとうの歌。
卒業生が在校生に向けたありがとうの歌。
先生への感謝の歌。
などがありますよね。
それと、

A君「皆で頑張った運動会!」
全員「運動会!!」
B君「僕達、私達は、今日卒業します!」
全員「卒業します!!」

このくだらない謎の儀式笑
どうやら2024年になってもこの古の風習は続いているようです。

ドイツでは過去の歴史の過ちの経験からこういった全体主義っぽい行為は禁止されています。
そもそも卒業する子供達が先生や在校生に感謝するかどうかは個人の問題、個人の自由であって、歌を歌うことは学校が強制することではありません。

日本人はニュースで北朝鮮の人々が首領様をマンセーしていたり、子供達がやたらとクオリティの高い歌やダンスをしたりする映像を観て面白おかしく馬鹿にしたりネタにしたりしていますが、ドイツ人が日本の卒業式を観たらそれと同じような感想を抱くことでしょう。

某隣国の子供達。
ドイツ人が日本の卒業式を見たら↑のような
感じの印象を持つと思う。

子供の人生は子どもの人生。
大人や世間の都合を強要しないのがドイツの教育です。

まとめ

ドイツは自己責任の社会です。
勉強ができる子は勉強をすれば良いし、勉強が苦手ならしなくて良いのです。
そもそも西欧社会では労働は罰。
労働者階級の人々は仕事なんかさっさと終わらせて家族で過ごし、週末はビール片手にスタジアムで自分の街のフットボールクラブを応援するのです。
頑張りたい奴が頑張れば良い。

他人の事なんかどうでもええやん。
自分の好きにすればいいんちゃん。
ただし法律の範囲内でね。
だたし俺の権利が侵されるなら全力で暴れてやるからな?


ん~ドイツらしい。

日本社会とドイツ社会。
ぞれぞれ一長一短あります。
ドイツも様々な問題を抱えていますが、こんなフリーダムで自分勝手な人達にGDPが抜かれてしまっていて、子供達の幸福度も負けているというのは残念ながら事実です。
良い所は取り入れて行かなければならないと一支援者として常に思っています。

この記事が教育を考える上で参考になったら幸いです。

それでは。
「次回。ドイツの子供達はスマホ禁止?」











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