わたし的おすすめ漫画
谷口菜津子氏の「あんたが作ってみろよ。」という漫画をオンライン漫画で読んだ。
痛快だった。
田房永子氏の「男社会がしんどい」は非常に深く頷いて真顔で読んだのですが、
こちらの漫画は、ライトな感覚で男女共に大笑いしたのではないか、と思う。
最近、動画の時代になり、長い文章を読む人が減っていると言われる。
だからこそ、こういうコミックエッセイ的な漫画や、ライトに読める漫画の価値は大きいのかもしれない。
漫画は小説の代用品ではない。
むしろ、難しい社会の問題や、言葉にしづらい違和感を、多くの人に届けることのできる表現の一つだと思う。
こういう漫画が、もっと増えるといいな、と思います。
それは、女性も、
「それは間違っている」、
と声を上げられるように。
ちょっと深刻なお話をさせてください。
電車で痴漢される行為は我慢することではありません。
街中で、体を触られたりすることも我慢をすることではありません。
古くOSがアップデートされていない方々(男女両方)の意見、
「そんなことくらい。」
「昔は当たり前」
または、ジョークにするのは、違う。
そして、人格と行動は別だということ。
ホームスクールをしている息子が、ちょうどプライベートで仲良くなった女の子と外で会話をした。
息子は数回学校へ行ったことがある。
その女の子は内気で、男子にいじめられていたようだ。
息子は言った。
「〜くんて、ちょっと気持ち悪い。」
「え?どうして?」
「あいつさ、嫌がってるのに女子の体触ったりするんだよ。」
「え?あー。。。でもいい人だよ。」
わたしは会話を聞いていて、ファシリテーターのように真ん中に入った。
「いい人だったら女性の体触ってもいいの?」
女の子は、
「確かに、気持ち悪いけれど、いい人なの。」
彼女の言ったことを行動と人格で分解すると、
やっていること(行動)→悪い
その彼の「人格」→彼女の視点からは「良い」
この構造、ホント嫌。
そこで田房永子氏の「行動と人格」という視点を思い出す。
「行動」と「人格」は別物として扱う必要がある、という考え方だ。
わたしたちは時々、
悪い行動をした人=悪い人
あるいは逆に、普段いい人だから、その行動も許される
というふうに混同してしまう。
でも本来は別の話だ。
嫌がる人の体を触るという行為は、それ自体が間違っている。
その人が「いい人かどうか」とは関係がない。
痴漢も、セクハラも、いじめも同じだ。
「そんなことくらい」
「昔は当たり前だった」
そういう話ではない。
行動そのものがどうだったのか。
そこを切り分けて見ないといけない。
この三冊は、LINEマンガやKindleで読んだ。
こういう漫画だったら、一読する価値はあると思った。
