5倍頑張ったら「25倍」疲れた話。休息の仕方も25倍工夫しないとオワル…。
九州から縁もゆかりもない神戸へ。人脈なし、コネなし、土地勘なし。
この「ゼロ」の状態から仕事を作り出すには、普通の人の5倍のスピードで動き、5倍のアクションを起こさなければならない。そう自分に発破をかけて走り続けてきました。
しかし、先日猛烈な疲労感に襲われたとき、ある恐ろしい計算ミスに気づいて愕然としたのです。
「5倍のスピード」で「5倍のアクション」を掛け合わせれば、それは単なる10倍ではなく、25倍の負荷が自分にかかっていたという事実に。
どうりで、脳内負債がたまわるわけだ…。
普通のメンテでは「エンジン」が焼き付く
この25倍という数字、F1マシンの世界に置き換えてみると、いかに今の自分が無謀な走りをしていたかが分かります。
時速300kmを超える極限の世界で戦うF1マシンは、エンジンの守り方が普通の乗用車とは根本から違います。
驚異のオイル交換サイクル
一般的な乗用車なら数万km走れるエンジンオイルも、F1の世界ではたった1回のセッション(1日1〜2回)ごとに全量を交換します。 常に全開走行を続けるなら、そうやって「常に新品のオイル」を循環させなければ、摩擦と熱でエンジンが即座に焼き付いてしまうからです。
今の私の状態は、まさにこれでした。
「仕事全力モード」で25倍の負荷をかけて走りながら、オイル交換(メンテナンス)の頻度は普通の乗用車と同じ。これでは脳内が「負債」という名のスラッジ(汚れ)でドロドロになり、パフォーマンスが落ちるのは当然の結果だったのです。
20代の若さなら強引に馬力で押し切れたかもしれませんが、今の私に必要なのは、根性ではなく「戦略的なピットイン」でした。
私が実践する、神戸での「戦略的ピットイン」
では、25倍の負荷に耐えるために具体的に何をしているのか。 試行錯誤しながら取り入れている、私の「ピット作業」をご紹介します。
ポモドーロと「海のあくび」
25分集中して5分休む、ポモドーロ・テクニックを導入しています。 この5分間が重要で、私はベランダに出て明石海峡の海を眺めるようにしています。海を見ながら「あくびを3回」。これだけで脳の熱がスッと引いていく感覚があります。
あえて「動く」という潤滑油
Amazonの荷物を1階まで取りに行くといった、ちょっとした用事もあえて自分で行います。 ずっと座りっぱなしのデスクワークに、身体的な刺激を強制的に割り込ませることで、思考の滞りを防ぐのが狙いです。
フリーランス特権の「本気昼寝」
昼寝は30分から1時間、徹底的に質にこだわります。 アイマスクをし、ノイズキャンセリングイヤホンで「お昼寝ピアノ」というYouTube musicを流す。机でうつ伏せではなく、床にゴロンと横になって爆睡…とまではいかなくても、起きたときには頭がスッキリしています。
『休息する技術』との再会
そんな中、たまたま本屋で手に取ったのが西多昌規さんの『休息する技術』でした。
以前パラパラと読んだときは「今はまだ必要ないかな」とスルーした一冊。 しかし、25倍の負荷に気づいた今の私にとっては、それは単なるハウツー本ではなく、レースを完走するための「エンジニアからの指示書」のように見えました。
まだ読み始めたばかりですが、自分が無意識にやっていた「海を見る」「あくびをする」といった行動の裏付けを、この本からもっと深く得られそうな予感がしています。
F1ドライバーがピットに入るのは、サボっているからではありません。**「次の一周を、より速く、より正確に駆け抜けるため」**に必要なプロセスなのです。
あなたの「ピット作業」を教えてくれませんか?
これからは「25倍のスピード」を目指すのとセットで、自分自身のメンテナンスも「F1仕様」にアップデートしていこうと思います。
そこで、私と同じように「攻めの姿勢」で毎日を駆け抜けている皆さんに伺いたいです。 皆さんは、一体どんな「戦略的なメンテナンス」をされていますか?
お気に入りのリフレッシュ法
脳の疲れをリセットするマイルール
「これがあるから走り続けられる」という習慣
もしおすすめの知恵があれば、ぜひコメントやメッセージで教えてください! 神戸という新しい舞台で、同じように「人生を加速させている面白い人」と、こうした知恵を共有できたら最高に楽しいなと思っています。
脳内負債をきれいに完済して、クリアな視界で一緒に駆け抜けていきましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
40代で九州から神戸へ、2025年12月に夫婦で移住しました。
日々の小さな気づきや、節目の手前で揺れる気持ちを記録しています。
同じように「働き方や暮らしを見直したい」と感じている方、
静かな文章が好きな方と、ゆるやかにつながれたら嬉しいです。
