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🌟 なぜクラクソンズ『Myths of the Near Future』はUKロック史に残る名盤なのか? 🌟

🎧 まずはこの一曲!『Myths of the Near Future』を象徴する、ニュー・レイヴの祝祭 🎧

彼らの名を一躍メインストリームに押し上げた、キャリア最大のヒット曲。 サイケデリックな浮遊感と、高揚感あふれるメロディが融合した、まさに「ニュー・レイヴ」の祝祭を象徴するアンセムです。


「Golden Skans」


クラクソンズとは?:「ニュー・レイヴ」を創り、一大ムーブメントにした火付け役


2000年代半ば、UKロックシーンがポストパンク・リバイバルのクールなグルーヴに揺れる中、突如として現れたのがクラクソンズです。彼らは、エレクトロとポストパンク、ダンスミュージックが混沌と融合したサウンドを鳴らしました。

そのサウンドは、NME誌などによって「ニュー・レイヴ」と称され、彼らは瞬く間にその火付け役となります。蛍光色のファッション、グロースティックといったレイヴ・カルチャーの美学をインディー・ロックに持ち込んだ彼らは、単なる音楽ジャンルを超え、「ニュー・レイヴ」を一大ムーブメントまで持ち上げたのです。


1. ポストパンク・リバイバルの「次」を提示したサウンド


彼らの音楽は、第31回・32回で紹介したフランツ・フェルディナンドやブロック・パーティーが参照したポストパンク(ギャング・オブ・フォーなど)の緊張感に加え、第25回・26回で紹介したプロディジーやアンダーワールドのような90年代レイヴ・カルチャーの「享楽的なエネルギー」を強烈にミックスしていました。 鋭いギターリフ、鳴り響くサイレンのようなシンセ、そしてダンスフロア直系のビート。そのすべてが一体となり、当時のシーンにおいて最も「新しい」音として響き渡りました。


2. デビュー作にしてシーンの頂点、マーキュリー・プライズ受賞


2007年にリリースされた本作『Myths of the Near Future』は、その熱狂の真っ只中で投下されたデビュー・アルバムです。 このアルバムは批評家からも絶大な支持を集め、その年のUKで最も権威ある音楽賞「マーキュリー・プライズ」を受賞します(アークティック・モンキーズやエイミー・ワインハウスといった強力なライバルを抑えての受賞でした)。 ムーブメントの勢いだけでなく、作品としての「質」でも頂点に立った瞬間でした。


3. アルバムを彩る、混沌と高揚の名曲群


本作は、時代の熱狂を伝えるキラーチューンで満ち溢れています。

  • 「Golden Skans」 前述の、彼らの名を永遠にした祝祭的アンセム。

  • 「Gravity's Rainbow」 ニュー・レイヴの狂騒をそのまま音にしたような、アグレッシブなダンス・トラック。

  • 「Magick」 呪術的なボーカルと、疾走するビートが印象的なシングル曲。

  • 「Atlantis to Interzone」 パンクの衝動とレイヴの高揚感が正面衝突したかのような、初期の彼らを象GEtする一曲。


結論


クラクソンズの『Myths of the Near Future』は、2000年代半ばのUKロックシーンに「ニュー・レイヴ」という、短くも強烈な閃光を放った歴史的な名盤です。クールなポストパンク・リバイバルが一段落したシーンに、再び「混沌としたパーティー」の熱狂を持ち込んだその功績は、UKロックの歴史において鮮烈な記憶として刻まれています。


本記事で紹介したアルバム

バンド名: クラクソンズ (Klaxons) アルバム名: Myths of the Near Future

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