【第9回】ビジネス書との出会い:セールスレターの次は「計画」だ。『究極のマーケティングプラン』に学ぶ集客の設計図
この**【ビジネス書との出会い】**シリーズでは、私が出会い、人生やビジネスの視点を変えるきっかけとなったビジネス書を、毎回1冊ずつレビュー形式でご紹介していきます。
書籍と著者
本日ご紹介する書籍は、ダン・ケネディ氏による**『究極のマーケティングプラン―シンプルだけど、一生役に立つ!お客様をトリコにするためのバイブル』**です。
導入:その「究極のセールスレター」を、誰に送るのか?
前回ご紹介した『究極のセールスレター』と同じ著者、同じ表紙デザイン。私もまさにセットで手にした一冊です。
前回、私たちは「売る」ための強力な武器(セールスレター)の作り方を学びました。しかし、どれほど強力な武器を持っていても、「誰に」「いつ」「どのように」使うかという「計画(プラン)」がなければ、成果は出ません。
この『究極のマーケティングプラン』は、「素晴らしい文章を書いたのに売れない」という悩みに対し、「そもそもマーケティングの設計が間違っている」という根本的な答えをくれる、戦略の教科書です。
本書の核:マーケティングを成功させる「3つのM」
ダン・ケネディは、マーケティングを成功させる要素は、たった3つの「M」に集約されると断言します。そして、多くの人がその順番を間違えていると指摘します。
1.マーケット (Market) ─ 「誰に」売るか?
最も重要なM。 多くの人は、まず「何を」売るか(商品)から考えますが、ケネディは**「誰に」売るか**から始めろと言います。
ポイント: 自分の商品を欲しがっている**「理想の顧客」**はどこにいるのか? その顧客を明確に定義することが、マーケティングの第一歩です。
2.メッセージ (Message) ─ 「何を」伝えるか?
マーケットが決まって初めて、メッセージが決まります。
ポイント: 理想の顧客(マーケット)が最も反応する**「オファー(取引条件)」と「言葉(コピー)」**は何か? これこそが、前回学んだ『究極のセールスレター』が活躍する場面です。
3.メディア (Media) ─ 「どうやって」届けるか?
マーケットとメッセージが決まったら、それを届ける「媒体」を選びます。
ポイント: あなたの理想の顧客は、どこに集まっているのか?(SNSか、ダイレクトメールか、Eメールか?)その媒体を使って、最適なメッセージを届けるのです。
実践:マーケティングを「ギャンブル」から「科学」へ
ケネディは、イメージ広告のような**「測定できないマーケティング」**を強く批判します。
教訓①:マーケティングは「投資」である
投じた広告費に対して、いくらの売上が上がったのかを必ず測定しなくてはなりません。測定できないものは、ギャンブルと同じです。
教訓②:「レスポンス(反応)」を得るために行う
全てのマーケティング活動は、お客様に**「今すぐ行動(資料請求、購入、問い合わせ)」**してもらうために行うべきです(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)。
まとめ
『究極のマーケティングプラン』は、『究極のセールスレター』とセットで読むことで、その真価を発揮します。
『セールスレター』 = 最強の**「武器」**を作る技術
『マーケティングプラン』 = その武器をいつ、誰に、どう使うかの**「戦略設計図」**
この2冊があれば、ライティングの技術とビジネスの戦略、その両方をダン・ケネディから学ぶことができます。「なんとなく」の発信を卒業し、「計画的」にお客様をトリコにしたいと考えるなら、必読の一冊です。
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