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絵描き、キノコのフィギュア作るってよ。


「路地裏商店街、盛り上がってるな…」

近くのような遠くでずっと
そんな事を思っていた。

変態道Tシャツ、LINE用ロジウラースタンプショップ、SUZURIを利用したアパレル…



自分も何かやってみたい気持ちはあるけど
正直、「商売」という事への引け目と
気持ち半々で…なので


「とりあえずフィギュアでも作っとくか。」


とりあえず、の意味はさっぱりわからないけど
思い立ったモンはどうしたってやるしかないので
この機会にチャレンジしてみることに。

模型とかは比較的好んで作ってますが
ゼロから作るのは初めて…

色々考えた結果
モチーフにするのはこちらの絵にしました。

知る人ぞ知る、いにしえの(?)

路地裏の何処ぞのゴリラが残したとされる(?)
ホワイトボードに描いた回収イメージの絵。
そのUFOの中に乗っている
謎のキノコを



立体化してみようじゃないか!!





①素材の選定・仮造形

立体物を作る際、一般的に選ばれやすいのは
100均でも取り扱っている
紙や石膏、樹脂等の
手芸の粘土系かもしれないですが

自分は新品のストックがあった
こちらの

タミヤ【模型用エポキシパテ(速硬化タイプ)】
こちらで作っていきます。
まずは

白い主剤(エポキシ樹脂)を必要分切り取り

ベージュ色の硬化剤を
エポキシ樹脂と同じサイズだけ切り取り
先に切ったエポキシ樹脂と
しっかり練り合わせていきます。

パテは非常に粘り強く、対策をしないと
手にベタベタ引っ付いてまともに練れないので
ワセリンやハンドクリームを手に塗って
潤滑させながらの作業です。

肌荒れを起こすリスクがあるため
手袋等の着用がメーカーから推奨されています。

パテ全体が満遍なく薄めのベージュ色になったら
造形用パテとして使える様になります
(練り合わせが不十分だと硬化されません)。

写真は胴体にあたる部分を作ろうとしているトコロですが
イメージを頭の中で整えてる状態でした。

練り上がって間もなくのパテは非常に柔らかく
一箇所を整形したら別の箇所が
簡単に歪んでしまうので
硬化の様子を観ながら慎重に形を作っていきます。

傘にあたる部分です。
パテは指紋が付きやすいので整形にあたっては
髪を染めるヘアカラーに付属する
未使用の余っていた手袋があったので
細かく形を整えやすいという利点も考慮して履いています。

ちなみに傘をぶっ刺してる土台は
洗った後ストローを取り替えた
その日の私の昼飯セットの空容器です(笑)。
さすがににストローは変えておかないとね。

真横から見た傘。

正直リアルなキノコに見えて
「もうコレで良くない?」と思った事を
白状しておきます(笑)

足です。
爪楊枝を適当な長さに切って
パテ盛りして形を整えてます。
二本作ります。

先に整形した胴体が
ある程度硬化したタイミングで
両サイドに爪楊枝を刺し込んで
足と同じくパテ盛りして
腕を作りました。

写真だと分かりづらいかもしれませんが
体の下側の膨らみと丸さを特に意識して
丸めてつまんで…を繰り返して
かわいいぽっちゃりさん体形を目指してます。

これでパーツの仮整形が終わったので
1日置いて十分硬化させます
(速硬化パテは気温20℃では6時間程で
完全硬化しますが、まだ北海道は寒いんで)。

なお、硬化の際にパーツが仮置き台に貼り付いて
破損するのを防ぐため
仮置き台にもワセリンを塗って
離型剤代わりにしております。 




②パーツ加工・研磨

1日寝かせて完全硬化したのを確認して
サンドペーパーやデザインナイフで
パーツの造形を完成させます。

思いっきりピンぼけしてますな(汗)

サンドペーパーで細かい形状を調整して
さらに表面を磨いていきます。
写真に写ってないものを含めると


180番(荒削り、整形)

320番(削り、整形)

600番(表面研磨・荒、整形微調整)

800番(研磨・中)

2400番(研磨・細)

4000番(最終研磨・微細)

の順で調整。また、サンドペーパーで削りきれない箇所はデザインナイフでカットしてから
再度荒削りから加工しています。

胴体の加工・研磨を終えて
エポキシパテで両足を接着した状態です。

比較画像


上の研磨前の状態は表面がいびつな状態なのが
下の研磨後の写真で滑らかになっている様に
見えます(未熟者なのでそれなりに、ですが)。

傘も研磨した状態。
絵面がもう(◯人現場)ですが(笑)
制作過程で不格好になるのは
「創る」行為には付きものです。
イラストを描く時も…

足を接着したエポキシパテが硬化するまで
また1日寝かせます。





③塗装・組み立て

1日置いて、いよいよ塗装です。

まずは胴体から。イメージ通りの色探しに
(運転に支障はないけど親指が折れてる)足で
郊外の某模型屋の塗料コーナーを物色してたら

またもやピンぼけ(汗)

GSIクレオスのカラースプレー
【Mr.カラースプレー 111キャラクターフレッシュ】

キタコレ(歓喜)!!

下地の色にもよりますが、だいたい
蓋の色に近い発色になります。

勝ち確です。

という事で帰宅後早速…

ドザ◯モンかな(笑)

換気に十分配慮して
スプレーを吹き付け。

一度に厚吹きせず
対象物から20cm程離れて右→左と
流すように薄吹き。乾燥させてからまた吹く。
塗膜が十分になるまで4〜5回繰り返す。
色ムラを防ぐためのコツです。

その一方で

傘の色はあらかじめ決めていました。
こちら。

【Mr.カラースプレー 75メタリックレッド】

赤系の色で発色が一番好きで
【メタリック】でありながら艶が上品
(個人の感想)。
部屋に常備してるカラースプレーです。

いざ!

写真撮るの下手くそか(汗)

画像で伝わりにくいのがとても残念ですが…

キレイな【艶】してんだぜ(笑)。

ちなみに、塗装後はすぐに
ダンボール箱等でパーツを囲っています。
ホコリを付着させない為です。

各パーツの塗料が乾くまで
また1日寝かせます。




さて、今回
キノコを作る上での難関と思っていたのが

【白い斑点】。

キレイな◯にマスキングするのも面倒臭いし
テンプレートもない
そもそも赤の上から白は相性が悪すぎ…


駄菓子菓子、対応策は
既に頭の中にあったのだよ。

これだ!

セリアの【カラーシール 極小】

この白丸が傘のサイズと相性ピッタリ。
シールの宿命、曲面との折り合いの悪さも
さほど気にならない。

斑点の間隔をある程度意識しながら
綿棒で圧着していきます。

シールを貼り終えた傘。
良い感じにデフォルメされたキノコ感が出たと
この時は悦に浸ってる顔してました(笑)。


ここからはすり減る神経と時間との闘いなので
写真は撮れてませんでしたが
0.5のライナーペンで表情を描き…

ついに、傘と胴体を繋げる時が来た!!

傘に瞬間接着剤を
前後左右中央5箇所に点付けし
顔がはっきり出る様に
傘を少し後斜するように素早く位置合わせ。



こうして、念願の…





手のひらサイズでちょこんとした


本体完成!!

流石に目に付くようなアラがあったりしますが…

思ってたよりかわいく出来た!
イメージ通りぽっちゃりしてる!!

(盛大な手前味噌)

ただね…この子
身体のバランス的に自立出来ないので
急遽、模型用のスタンドに接着しました。


そして、つぶやきに上げた
(本体)完成直後の写真へ…

©なんのはなしです課

ちなみに「路ゴ」のプレートは
ダウンロードしてネットプリントで
【ハガキ】で印刷したものをカットして
丁度サイズの会うアクリルプレートがあったので
貼り付けて作成しました。

背景がちょっと路地裏感があって
結構お気に入りの一枚です
(田舎暮らしの特権)。




④今後について


まず、作成したフィギュアについては
イレギュラーとはいえ折角
そこそこ面積のあるスタンドに
ディスプレイしたので


100均等で素材を集めてジオラマ風台座にしようと考えています。



もう一つ。
今回のフィギュア作成のノウハウを活かして
ブラッシュアップしたキノコフィギュアを
もう一体、「組み立てを行わずに」制作する事を
検討しています。
組み立てを行わないのは…


パーツ単位でシリコンの型を作り
UVレジンで複製出来ないか
模索する為です。


個人的には色々とハードルが高く
厳しい挑戦になると予想されますが
レジンで複製できれば
極少量ながらキーホルダーとか
グッズとして幅が広がるかもしれません。

販売ルートや著作権
(例:某ヒゲ配管工兄弟のキノコ)
侵害に触れないか等の不確定要素が多くあるため
商品化出来る保証が現状全くありませんので


期待しないで今しばらく時間を下さい。


上手くいかず頓挫したとしても

はよ作らんかい!…とか言わないでね。



私にしては珍しく長い文字数の記事になりました。
最後までお付き合い頂きありがとうごさいました。



※ヘッダー画像お借りしました。
ありがとうごさいました。






【おまけ】


回収させていただきます。


【おまけ②】


真の姿。
©なんのはなしです課


モチーフとした
全ての元凶(?)のnote路地裏
「なんのはなしです課」課長の当時のアイコン


※2025年6月30日をもって
当フィギュアの著作権を
「なんのはなしです課」へ譲渡しました。



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