経営革新(BPR) 事上磨錬5回シリーズ
【第4回】メソッド・継承編
「ADM」と「Management view」で拓く次世代の経営革新
1. 独自メソッド①:ADM(Analyze and Based Design Method)
長年のSI(システムインテグレーション)とBPRの経験を融合して体系化したのがADMです。
【ADMの基本体系】
1. 経営システム診断 (経営分析、ビジネスプロセス診断、業務診断)
2. 経営システム設計 (ビジネスモデル設計、マネジメント設計、新組織設計)
3. システムインテグレーション (データフロー設計、DB構造設計、構築)
4. プロジェクト管理 (統制・調整・リスク対策)



ADMの分析手法の基本は「KJ法」などの収束型分析です。発散型の分析は打つべき手が増えすぎてプロジェクトを崩壊させるリスクがあります。課題の「真因」を突止め、全体最適を図るための設計思想(発生主義、現場主義、一気通貫、例外処理の区分化)が詰まっています。
2. 独自メソッド②:Management view(仮説検証型マネジメント)
単なる財務会計(外部報告用)ではなく、意思決定と経営コントロールのための管理会計コンセプトです。
仮説(段取り)で勝負が決まる: 一般的なPDCAにとどまらず、「計画→仮説→実行→検証」の高速ルーチン化によってスパイラルアップを目指します。
8つの基本要素(5W3H): トランザクションデータが持つ「When, Where, Who, What, Why, How many, How much, How to」を多角的に分析し、問題点を早期発見します。
エクセプション(例外)管理: 大量データの中から「基準から外れた課題」のみをタイムリーにマネジメントへ通知し、迅速なアクションを促します。





3. 若い世代の皆さんへ伝えたいメッセージ
エンジニアやコンサルタントとして大切な心構えとして、私は「エンジニアは五者たれ(学者、医者、易者、役者、芸者)」という言葉を大切にしています。
技術や知識を究める(学者)だけでなく、現場の病因を診立て(医者)、未来の仮説を立て(易者)、人の心を動かすプレゼンをし(役者)、場を和ませる・また来てねと声のかかる(芸者)ような柔軟な人間性が求められます。そして何より、現場のメンバーや取引先への「感謝の気持ち」と「人間関係」がすべての改革の礎です。





データとITを武器にしながらも、泥臭く現場で「事情磨鎌」を重ねる――この姿勢を持って、これからの日本の経営革新を大いに引っ張っていってください。応援しています。さらに詳しくお聞きになりたい方はDMいただければ対応いたします。
