【雑記】約2ヶ月ぶりの・・・
国会での活動を始めてこの秋で5年。この間、毎週のように東京と地元・宮崎を往復する生活をルーティンワークとして続けてきた。その生活が、今回の東京での入院・手術・療養生活によって一時的にストップしていた。
国会に復帰した5月29日(金)夜、JALの最終便で宮崎に戻ることにした。つまり復帰日に一気にルーティンの復活まで踏み込んだわけだ。もちろん無茶ではなく、主治医にはちゃんと相談し、了承を得ている。「大丈夫?」と心配してくれる関係者にも「大丈夫、大丈夫」と安心させていた。
でも、ホントはちょっとドキドキしていた(苦笑)。具体的に何を、と言う訳ではないのだが、「何となく不安」という感じ。
さて、ドキドキをあざ笑うように飛行機は見事に30分ほど遅れる。「そうだった(汗)。週末の最終は遅延しやすいのだ」。当たり前に把握していたことを2ヶ月ぶりで、すっかり忘れていた。加えて、搭乗後もこれまた飛び立つまでが「ゆっくり」でドキドキは着々と高まっていく。普段は離陸までには、ほぼ眠りについてしまっているのだが、これまた久しぶりのためか目を瞑ってみても、目が冴えている。困った、困った。
そんな時、どこかで聞いた、「飛行機に乗る時は傷口を押さえておくといいよ」という話が頭に蘇ってきた。聞いた時はどんな合理性があるのだろうと頭を傾げたものだったが、頼るものは他にない。右腹部にある30センチ近い傷の上にゆっくりと右手を当ててみたら、それはそれで少しずつ大丈夫な気分になってくるから不思議なものだ。
そういえば、元々自己暗示にかかりやすい質だ。子どもの頃からそうだった。小学生のソフトボールでは打席に立つ前に大きな声で審判に挨拶するルーティンを絶対欠かさなかったし、入試だろうが、定期テストだろうが、そんな場面では直前まで参考書をめくるより気持ちを整えることの方を重視する。いずれも結果が伴ったかは別だが、その方が心地よかったことは間違いない。
政治家になった今でも大きな演説会や報告会では、出番の前には瞑目して心を整え、自らに発破をかけることを欠かさない。要するにそういう質なのだ。
閑話休題。そんなことを考えているうちにJAL697便は羽田を無事に飛び立ち、1時間40分で何もなく、宮崎ブーゲンビリア空港に着陸した。私の身体も何ともなく、傷が疼くことすらなかった。
杞憂に終わるのは、実に幸せなことだ。心からそう思う。
※写真は週末にあった知事の国政報告会でのご挨拶の様子です。
