人生律|『完璧主義』が苦しくなったら|完璧主義の卒業
完璧じゃなくてもいいやと思えたのは20年も前のことなのに、
完全にはなかなか消えない『完璧主義』の性格。
お勤めの時はまだ評価してもらえるから、いいのだけれど、
体を壊すまで仕事をしてしまう。
休むことを知らない。
帰宅後も土日も休まず仕事をしてしまう仕事大好き人間。
そんな私が、自分のことを少しずつ理解していき、いろんな自分の中の構造を紐解き、どんどん心が楽になっていく
そんなプロセスの中の1つをお伝えします。
長年、自覚はあるものの深く考えてこなかった『完璧主義』の正体。
捨てたつもりだったのに、捨てきれていない『完璧主義』
完璧にしようと思っても最近は体力的に難しいですけれども。
今回は、『完璧主義について』整理していきます。構造を知るだけでも人は変わっていきます。
2部構成にしました。
2部は1部を掘り下げた内容です。
第1部
完璧主義は性格だと思っていた
完璧主義ってやっかいです。いろんなところで顔を出します。
もしかすると。あなたがこれを読んでいるということは、
何かしら完璧主義の面をもっているのかもしれませんね。
なんかまだ足りない気がする。
つい時間いっぱい制限いっぱいに追究し、仕上げる。
何か任されると、とことん責任感を発揮してしまう。
なんなら、追わなくてもいい責任感まで追ってしまう。
何かを始める前から不安になったり、少しのミスでも自分を責めてしまう。
そういうこと、ありませんでしたか。
そして、周りからは「真面目だね」「責任感が強いね」と言われる。
私の場合は、そう言われて、全く嬉しくもないけれど、やらずにはいられない。。。
ただ、完璧主義って良いところもありました。
だから、実は私、完璧主義も悪くないなと思って生きてきたところがあります。ですから、そんなに完璧主義を否定しようとは思っていなかったんです。
そこまでやるのかと言われるほどやってしまっても、努力が報われることは多くあったからです。
ところが
自己理解の仕事をするようになってから、相談者さんや自分のことを
社会の構造や心の構造を通して、俯瞰的に観るようになると
違う景色が見えてきました。
あなたは、どうして自分が完璧主義なんだろうって考えたことありますか?
完璧主義になる構造を知ってしまったら、私は拍子抜けしました。
私の場合、またかと。
自分の安心を求めるために、一生懸命頑張ってきたという健気な自分。
そして、あなたも戦ってきたのでは?
多くの人は、これを「性格だから仕方ない」と考えるのかもしれませんが、しかし、発達心理学やカウンセリングの現場では、完璧主義は単なる性格ではありません。
でも、自分のことを一つ一つ理解していくと、違った視点で自分を受け入れられるようになっていきます。
完璧でいることが安心だった
あなたは完璧を求めることで、安心しようとしていたんですね。
そして、わたしも。
完璧にしたいは安心するためだったんだ。
そうか。。私は何度も自分に言い聞かせてしまいました。
なんか涙が溢れてきました。
ちょっと悔しい気分。
また、幼い頃の寂しさが大人になっても影響していたかと。
子どもは、生まれたときから「ありのままの自分を受け入れてもらいたい」という欲求を持っています。
ところが、成長の過程で、そうはいかない状況が起こりますよね。
・良い成績を取ったときだけ褒められる
・「しっかりした子だね」と期待され続ける
・失敗すると強く叱られる
・他の子と比較される
そんな経験が繰り返されると、子どもはある結論にたどり着きます。
もちろん、親がそのような意図を持っていたとは限りません。
けれども、
子どもは大人以上に環境から影響を受け、自分なりの「生き方のルール」を作っていきます。
「失敗=危険」という学習
発達心理学では、子どもは安心できる環境の中で失敗を繰り返しながら成長すると考えられています。
転んでも「大丈夫」と言ってもらえる。
間違えても一緒に考えてもらえる。
そうした経験を積むことで、「失敗しても自分は大丈夫」という感覚が育ちます。
反対に、
・ミスを笑われた
・間違えると怒られた
・恥をかかされた
という経験が多いと、脳は「失敗は危険だ」と学習します。
すると、大人になっても、
「完璧にできないなら始めない。」
「失敗するくらいなら挑戦しない。」
という考え方になりやすくなります。
これは怠けているのではなく、自分を守るための反応なのです。
「しっかり者」の子ほど背負いやすい
完璧主義は、責任感の強い人にも多く見られます。あなたは?
長子だった人。
「あなたが頼りだから」と言われ続けた人。
家族の空気を読んで育った人。
親の相談相手になっていた人。
これ、全部わたしに当てはまります。
他にもあります。
こうした子どもは、「ちゃんとすること」が自分の役割になります。
周囲から見れば優秀で頼もしい存在に見えたかもしれません。
ですが、本人は「気を抜いてはいけない」という緊張を抱えたまま大人になります。
完璧でいることが、自分や家族の安心につながっていたからです。
私は『安心』という感覚を50歳過ぎてから、ようやく知りました。
これが『安心』なのだと、感じられたのです。

もう手放してもいいですよね。
私は、完璧主義は一度英語学習の時に、手放しました。
完璧に単語を全部覚えられないし、
発音が下手だろうと言葉が出てこなかろうと、
コミュニケーションを上手に取れる人たちを見てきたからです。
日本語教師をした時もそうです。いくら言葉を知っていても、使えない人もいれば、どんどん自分の世界を広げていく学習者もいた。
そして、決定的だったのは、外資で働いたときに、
コミュニケーションは言葉だけではないと学んだこと。
通訳レベルの日本語が上手な外国籍の上司と価値観の違いで全くといっていいほど通じ合えない経験をし、一方、片言だろうと心が通じ合う場面に多く直面したからです。ですから、ああ、完璧じゃなくてもいいなと実感できました。
でも、完璧主義って、あちこちに存在してます。知らず知らずのうちに。
個人事業主を始めると、完璧主義は邪魔でしかありません。
何かをしようとすると、責任感として、精一杯やろうとするあまり、始められなかったのです。また、何かを完成させようとすると、あれもこれもと出口が見えなくなってしまうのです。
わたしは、今は、そういう自分を理解して進めるようになっていますが、時々顔を出します。
でも、もう本当に『手放してもいいよね、わたし』と思えます。
やはり、構造を知ると腑に落ちていきます。
不完全で進む勇気を持つ
何をしたって不完全なのに、完璧でないと進めないというのは冷静に考えたらおかしいですよね。
やっぱり安心したかったんですよね。
だから、同じ行動するにも
精一杯やったら失敗してもOK、不完全でもOKって思えたら、『自分に優しい』と今は思えます。
最近の私の話をすると
セッションをするときに、かなり綿密に下調べをします。
好きだから調べることがほとんどですが、実際、完璧な準備で進みたいという想いもあります。
でも完璧に準備しても、セッションは相談者さんとの時間ですから、思うようには進まないことも多いです。相談者さんがここは想いを出すところだなと思えば、時間を長めにとったりもします。
思わぬ方向に話が進み、結局それで良かったということがほとんどです。
セッションは響き合いですから。
だから、私は今以上に
不完全で進む勇気を持つと決めました!
精一杯したのなら、失敗しても価値は変わらないから。
気づいてから何年も思っていることなのに、なかなか腑に落とせていなかったようです。
正直、大分乗り越えてきてはいるんですけど、なかなか難しいものです。
あなたも、もし完璧主義が自分を苦しめているなら、
頑張ってきた自分を抱きしめて、手放す方向に一歩進んでみてはいかがでしょうか。
完璧主義を全て否定しません。私も全ては手放しません。
選択できるということです。
前に進むために『不完全で進む勇気』を持つと決める。
また、新しい自分にどんどん生まれ変わっていきたいなと思っています!
あなたも望むなら、ぜひ!
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必要な人に届きますように。🍀

私が伝えたかったことでした。
もう少し、お付き合いくださるなら読み進めていただけたら嬉しいです。
第2部
命術から見た視点
命術というのは生まれたときの星の配置で読み解く占星術のことで、一生変わらないものです。ネイタルのホロスコープと言います。私はそれを視点の1つにしています。手相のように変化するものではなく、偶然性で観るものでもありません。
その中で、私の完璧主義はホロスコープに表れていました。
確かに『ちゃんとやらないと!』という性質を持っていました。これを人生でどう活かしていくかがカギとなります。ここでは詳しくは言及しません。
ホロスコープをご存じない方に少し説明すると
昨日は2026年7月16日。7月は「かに座」から「しし座」へと太陽が移動します。
生まれてきた時、太陽がどのサインにいたかが一般的にあなたが〇〇座と認識しているものです。
下の図は2026年7月16日15:00のホロスコープ(場所:東京の中心)で出しています。
中心があなたの生まれた場所(地球)です。中心に数字が1-12とありますが、8の部屋(中心から1時の方向)に◎がありますが、これが太陽を表しています。7/16生まれの人は『かに座』です。

いろんなマークがありますが、太陽だけでなく、様々な天体があなたに影響しています。どんな配置で、どの天体と角度を取っているかであなたの人生への影響を観ていくのが命術です。
本当に足りないのは能力ではなく安心感
完璧主義の人は、能力の問題ではありません。むしろ、人より努力家で結果を出す人も少なくないです。
それでも安心できないのは、「もっと頑張れば安心できる」と思っているから。
しかし実際には、どれだけ成果を出しても安心は長続きしません。
だからこそ、完璧主義を手放すために必要なのは、「もっと頑張ること」ではありません。
「失敗しても自分は大丈夫だった」という新しい経験を積み重ねていくことです。
完璧にしたかったのは。
ここで、何を『完璧』にしたかったのだろうと振り返ります。
完璧主義の人が「本当に完璧にしたかったもの」。実は「物質的な何か」だけではありません。
整理すると、ちょっとぞわっとしました。
奥底で完璧に保ちたかった「目に見えないもの」
完璧を目指すことと、完璧主義は違う
ここで誤解してほしくないことがあります。
高い目標を持つこと自体は悪いことではありません。向上心や丁寧さは、大切な強みです。問題になるのは、
「完璧でなければ自分には価値がない」
という思い込みです。
理想を目指しながらも、失敗した自分を責めず、「今日はここまでできた」と認められる人は、長く成長し続けることができます。
一方、完璧主義は、自分を追い立てるエネルギーで前に進もうとするため、心も体も疲れやすくなります。
以上、『完璧主義』の構造をお伝えしました。
最後に
もしあなたが、「もっと頑張らなければ」と自分を追い込み続けているなら、一度だけこんな問いを自分に向けてみてください。
この問いへの答えは、人それぞれ違うと思います。
けれど、多くの人が最後にたどり着くのは、
「安心して自分らしく生きたい」という願いです。
完璧主義は、あなたの弱さではありません。
子どもの頃のあなたが、一生懸命生き抜くために身につけた、大切な知恵でした。生きるための生存戦略でした。
そして、大人になった今は、
その知恵に感謝しながら、「完璧でなくても大丈夫」という新しい生き方を少しずつ選び直していくことができます。
あなたは、もう自分の力で生きていける人なのです。

私は、不完全で進む勇気を持つことにして歩み始めています。
自分を責めてしまう完璧主義ではなく、
誰かと私の笑顔につながるような精一杯の成果のために
努力は惜しみません。
そして、時々顔を出す
完璧に準備しないと動けない様々な場面に直面したら、
過去を抱きしめ、
また新しく『不完全で進む勇気』を思い出したいと思います!
はる
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