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【ネタバレ注意】『名探偵コナン 隻眼の残像』感想

今年もありがとう、名探偵コナン~~~~~~~!!!!!
生きててよかった!!!

毎年毎年、前口上で「真実はいつも一つ!」を聞いた瞬間に涙が溢れてしまいます。「今年もこれを見れた!!!」という喜び、感謝。
一年間死なずに生きてこれた自分への感謝と、今年も変わらずに作品を提供してくれる制作側への感謝。毎年コナンが映画館で見れるって素晴らしい!!!!!

今回は激シブ重厚ミステリー! 一昨年と去年に引き続き、登場キャラクターもかなり多め。なので、水稀しま氏によるノベライズを見て整理しながら感想を書いています。
映画はまだ一回見ただけなので、ところどころ間違っている点があるかもしれません!(気づいたら教えてください!)


■本編について

□櫻井節が炸裂! 「大人が活躍する」激シブ重厚ミステリー!

国を揺るがす重大事件。公安含む警察組織が動き、挙句の果てに内閣情報調査室まで参入する社会派な物語。
今年も櫻井武晴節が炸裂の重厚なサスペンスでした!

犯人の動機も、「司法取引」という制度を憎むもの。改めて後述しますが、櫻井脚本の犯人は制度や社会を憎む動機の者が多い印象です。

うかうかしていると置いていかれそうな難しい内容ですが、櫻井脚本と重原監督の丁寧な描き方で、「見終わった後に『???』がほぼ残らない」作品に仕上がっていると思います!
(『100万ドルの五稜星』は見終わった後の「???」が多かった)


□「国を守る」警察官たちのカッコよさ

今回は警察が大活躍!
佐藤高木は小五郎と共に長野へ、本庁では目暮黒田白鳥千葉が捜査。(黒田管理官の出番、もっと多いと思ってたw)
そしてメインの長野県警はもちろん大大大活躍!

犯人・林を一致団結して追いつめるシーンはワクワクしたし、離れたところにいる目暮たちや安室もしっかり活躍したのも良かった。
そして最後、林に警察官の職務倫理を説くシーン。
「誇りと使命感を持って国家と国民に奉仕し、恐れや憎しみに捉われず、いかなる場合も人権を尊重して公正に職務を執行する!」最高にカッコいい言葉だよなあ。
甲斐巡査やワニや景光たちもこの信念に則って命を散らしたと思うと、目頭が熱くなる。


□コナンと警察・公安との違い

『ゼロの執行人』で降谷零とコナンの正義が対立したこと。『緋色の弾丸』で赤井の狙撃から犯人を命がけで守ったこと。
これまでも各キャラクターと正義や信念の違いが描かれてきていました。
ではその「江戸川コナン」が、他とどう違うのか、それがCパートの高明のセリフで実に的確に表現されていたと思いました。
罪を犯した者を許さない。だが被害者も犯人も分け隔てなく命は守る。そして、大切な人を悲しませたくない。
それがみんなが大好きな江戸川コナンであり、だからこそ彼の周りに人が集まるのだと思う。


□各キャラクターの使い方

『黒鉄の魚影』『100万ドルの五稜星』に続いて、本作も登場キャラクターが実に多い。
にもかかわらず、各キャラクターの捌き方の巧さはさすが櫻井さん!
『黒鉄』は、ほぼすべてのキャラクターが「灰原哀」を中心にして動くためまとまりが出た作品。『100万ドル』は、各キャラクターの行動理由はバラバラで、それによるお祭り騒ぎ感を楽しむ作品。
そして本作も各キャラの行動理由はバラバラ寄り。ですが、犯人・林を追い詰める段階で本庁・長野県警・公安・内調の全員が足並みを揃えるのが実にカッコいい!!!

細かいところでは、各キャラの分散・合流の仕方が上手だと思った。
子供であるコナンが自然と小五郎・長野県警と行動を共にできるよう、車に乗る人数の都合を使ったり、風見がコナンを車に乗せて山荘に向かったりと、うまく人数を分散させたり合流させたりしていてとても見やすかった。
なので『100万ドル』のようなお祭り感こそ無いものの、場面がゴチャつかずに膨大な登場人物を活かしていたと思いました。


□アクションシーンについて

櫻井脚本特有の、難しいセリフが多いストーリーでしたが、適度にスリル満点のアクションシーンが挟まっていて、子供でも飽きなく見れる工夫がされていると思いました。
冒頭のバイクに乗る犯人とコナンの攻防。ところどころで挟まる犯人との銃撃戦、犯人が起こした雪崩、最終決戦での激しいカーチェイス。
そして最後はやっぱりコナンくんと小五郎! 『黒鉄』や『100万ドル』に比べるとやや派手さは劣るものの、今年もしっかり「コナンの映画を見てる!」という感覚にさせてくれました。
ただ個人的好みを言えば、アクションシーンは冒頭とラストに絞って、後は櫻井脚本のビターなセリフで埋めてしまっても充分楽しめる題材ではあったかな……とは思いました。


□泣けたシーン

今回は泣けたシーンが二箇所ありました。

まず最初は、灰原が「証人保護プログラム」のワードを聞いてジョディ先生のことをフラッシュバックしたシーン。
観客からすると、ジョディ先生の思い出と一緒に、彼女の声を担当した故・一城みゆ希さんのことも思い出して涙がじわっと……。
そしてEDクレジットに、歴代映画で美術監督を担当された故・渋谷幸弘さんのお名前と共に、一城みゆ希さんのお名前が「in memory of」の欄に表記されていて涙腺が……。みゆ希さんのジョディ先生がもう聞けないのが未だに信じられません。

そして、高明が景光の幻想を見るシーン。
川に落ちた高明は、此岸から彼岸に行って死んだはずの景光と会う。
夢の中のような色合いの空間で微笑む景光に、涙腺崩壊。
すぐにそこが現実でないと判断する高明は、此岸に戻るために銃を放つ……。「残念だが」と、ようやく再会できた景光との別れを惜しむ高明に、涙腺崩壊。
そして「景光が死んだように見せかけて実は生きている!」というオタクの夢を一瞬だけ叶えてくれて、すぐに「いや、そんなことはない」と現実に引き戻される感じ。景光が死んだことを改めて突きつけられて、涙腺崩壊。


□リモコンとフラッシュバック

最初見た時は何かの伏線だと思っていた「なくなったリモコン」。
まさか安室が盗聴器を仕掛けていた……?とか邪推していたけど、
よくよく考えたら、「なくしていた思い出」のメタファーだったんだろうね。

ワニから電話がかかってきた時、小五郎は「鮫谷」の苗字に心当たりがなかった。ワニの死後、彼の地元も忘れてしまっていた。
小五郎にとってワニは過去の「なくしていた思い出」。だからこの時点で、リモコンもどこかへ行ったまま。

それがCパートで、小五郎はワニの地元が鳥取だと思い出しているし、思い出の写真もどこからか見つけ出している。ワニとの思い出を取り戻した時、なくしていたリモコンもどこからか出てきた。
ちょっと分かりづらいけど、「リモコンなくしがち」という日常のあるあるを、記憶や思い出と結びつけた表現だったんだろうな、と思った。


■各キャラクターについて

□江戸川コナン

今年もカッコいいのはもちろん、あざとすぎるよコナンくん!!!
お手手をペンギンみたいに広げたポーズだったり、トイレをせがんでモジモジする仕種だったり、蘭にリボン型に結ばれたマフラーだったり……。この少年、自分の武器をしっかり把握していやがる……!
最初はそれらの仕種が(中身新一にしては)あざとすぎるな……と思っていたのですが、これって多分、「こんなにあざとくて子供っぽいのに、その口調のまま公安を振り回すギャップ」を演出しているんだろうなーと思いました!
盗聴器をつけてコナンを利用しようとした風見や林だが、実は何もかも見透かされていて、逆に利用された……。「見た目は子供、頭脳は大人」のギャップの恐ろしさが、ぶりっ子仕種により余計に際立っていたと思いました。


□毛利小五郎

ワニが殺されて一時的に取り乱してしまう小五郎。
……そうなんだよねえ、実は小五郎って大切な人が危険な目に遭った時、意外とメンタルが崩れやすいんだよね。
『時計じかけの摩天楼』で蘭が米花シティービルに閉じ込められた時も心神喪失状態になって白鳥に止められていたし、アニオリ『黄色い不在証明』では顔なじみのスナックのママが殺害されて様子が変になっていたし。

でもいざとなったら本当にカッコいいのがオッチャン。
娘の蘭を一番大事に想っているのはもちろんだけど、それとは違う意味でコナンのことも大事に想っている。何故なら、オッチャンにとってコナンは「預かっている他人様の大切な子」だから。親であるからこそ、他人の子を大事にしなければいけない気持ちが強いんだと思う。
雪崩からコナンを優先的に守るシーンで、そんな小五郎の「親としての信念」を見た気がした。

欲を言えば、もっともっと小五郎をメインに据えて欲しかったな~。
途中から長野県警がメインになって、小五郎が若干空気だったような。
コナンを庇ったり大和警部を必死に助けたり、カッコいい場面はたくさんあった。でも、大きな活躍は狙撃ぐらい……。
推理も、小五郎メインの映画なら新一の手を借りずに自力で真相に辿り着く展開が見たかった。欲を言えば、だけど!


□毛利蘭

新一をサッカーの試合に誘ってるとこ、ちゃーんと恋人しててニマニマしちゃう~~~w 付き合う前だったら、新一側からサッカーに誘うか、蘭が映画(それも恋愛系)に誘うか、だもんね。「蘭の方が新一をサッカーの試合に誘う」っていうのが、付き合ってるからこそ!!!
蘭の「用があって来られないって、あの推理バカ」に対してコナンが「(ちゃんと来てますよ、推理バカ)」って……。ニマニマしちゃう~~~w

サッカーのチケットを無駄にしないのも、蘭の優しさと器量の良さが滲み出ていて良い。園子を唆す説得するのも、前作に続く恋の名アシストぶり!

犯人に襲われた元太・光彦を得意の空手で助けるカッコいい活躍もあり、怖い思いをした元太と光彦を抱き寄せる優しさもあり……。本当、最強だよ蘭姉ちゃん。


□大和敢助

敢ちゃんは、もっと自分の命を大事にしてくれ~~~~~!!!!!
コナンと高明は「①他人の命 ②自分の命」の順番で大事にするキャラクター(諸伏高明の項目で後述)。
ですが敢ちゃんはきっと「①他人の命 ②なし」な人。由衣に「自殺志願者」呼ばわりされていたし、自分の命を投げ出しても誰かを助けたり、犯人を追い詰めたりする向こう見ずなタイプだと思います。

ところで敢助×由衣の恋模様って、由衣→敢助は自覚アリで、敢助→由衣は無自覚だと思っているのですが……。
車内で敢助が「俺がお前だったら結婚まではしてねえがな」というセリフ。これってもう、ほぼほぼアンサーなのでは???
でもCパートのやり取りだと、やっぱり敢助は無自覚なのかなぁ。それとももしかして敢助って、めちゃくちゃ自己肯定感低い?????
「まさか由衣が自分のことを好きなんてある訳ないだろう」って思ってる?
ずっと甲斐巡査や元夫のことが好きなままだと思ってる???

自分の命の優先度の低さと恋愛における奥手さを考えると、敢助の印象がめちゃくちゃ変わる!


□上原由衣

由衣は林の問いかけに目を潤ませたシーンがとても印象的。
林の大切な人を亡くした悲しみに、シンパシーを感じたのかな。
林はその悲しみを間違った原動力にしてしまった。由衣も、敢助の生を信じず、本命とは違う相手と結婚してしまった。林の嘆きに呼応しかけた由衣を、背後から敢助が呼び戻した。今の由衣は、悲しみを間違った原動力にしない。林とは違い、刑事に戻った由衣は警察官の職務倫理に則って行動する。

そういえば「風林火山」シリーズの初期案では犯人の設定だった由衣。
林に「犯人だった世界線の自分」を覗き見て涙し、林に引っ張られそうになったところを敢助に呼び止められて踏みとどまった……という解釈もできる気がする。
(景光の幻想に命を救われた高明とも対称的)


□諸伏高明

本作を見て一番印象が変わったキャラクター。高明って、「生に対する執着」がコナン並みにある人だと思った。
コナンも高明も、他人の命の次に自分の命を大事にできる人。

十カ月前の雪崩で敢助が行方不明になった時、由衣は敢助が死んだと思った。一方で高明は「生を信じて」彼を探した。その結果、彼を見つけた=救った。
斜面で敢助が犯人に襲われた時も、身を挺して彼を助けた。その結果、自分が命の危機に瀕する。
両親が斬殺された時も、生き残って隠れていた景光を探したのは彼。
敢助が由衣に「自殺志願者」と言われていましたが、多分高明はその反対。生への執着がハンパない。
だからこそ、景光の幻想を見た後、此岸に戻るために拳銃を放って自分がいる場所を知らせることが出来た。生きるために。これは『沈黙の15分』で生きようと自分の居場所を知らせたコナンと同じ!

そして景光が現実ではないと知る理由も、「景光が実は生きている」を否定するのではなく、「警察無線を聞いて駆けつけたなら一人なはずがない」という、あくまで論理的な理由なのがいかにも高明らしい。景光の死そのものを否定していないのが、余計に苦しい。

林を犯人だと追いつめるシーンで、新一の「生きていると奴らにバレればまた命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ……」を引用する(?)時、コナンをチラッと見たのが意味ありげ~。まさかコナン=新一だと気づいている……? でもそんな描写今までなかったよな……?


□諸伏景光

青山原画のヒロが良すぎる……!
高明の幻想のシーンは、今までの劇場版で見たことがない色合いだった。

緑川さん景光が速水さん高明とやり取りするシーンって多分初だよね?
あくまでもサプライズ出演だからか、パンフレットやシネマガジンに緑川光さんのコメントが載っていないのが残念……! 


□灰原哀

越智に「優秀な科学者になれるよ」と言われた灰原。蘭に「すごいね哀ちゃん!」と褒められてまんざらでもない表情。「満月の夜の二元ミステリー」や『黒鉄の魚影』で蘭に姉を重ねていた灰原にとって「蘭に褒められる」っていうのはかなり特別なことなんだろうなあ。
灰原が「幸せの鐘」を見つめるシーンも、何とも言えない後ろ姿が良かった。


□探偵団

元太は雪を見て「うまそー!」って言ったり(うろ覚えだけど)、蘭に「刑務所に入ったことあんのか?」って言ったり、ギャグ要員としてちゃんと仕事してた一方で、犯人に果敢に立ち向かうカッコいい元太が見れたのも良かった!
探偵団って、シリアスな映画においてはコメディリリーフをやらされることが多いので、他キャラに比べると印象の面で損しがちなのですが、今作の探偵団はカッコ良かった!

そして光彦は、「灰原の秘密に迫る影」と「屍人の御燈」で発揮した、『金田一少年の事件簿』の佐木くんばりの撮影キャラを発揮!
犯人が去った後、蘭に抱き寄せられて震える元太光彦を見て、今までたくさんの危ない目に遭ってきたとはいえ、彼らも小学一年生なんだな……。


□鈴木園子、京極真

この二人の登場の仕方はちょっと予想外!(真さんに至っては、登場するとさえ思ってなかったw)
例年なら、園子はチケットを用意したり探偵団の面倒を見たり、影ながらサポートするキャラクター。
でも今年は逆に、蘭からサッカーのチケットを渡されました。まるで例年の園子の活躍を労うみたいに! いつもありがとう、園子姉ちゃん!


□安室透

草尾毅さんの安室透、めちゃくちゃ存在感ある……!
本作では割とずっとシリアス口調だったからか、色気がハンパない!
そしてCパートの降谷零、怖すぎ……。


□風見裕也

小五郎の発砲をなかったことにしたのは、『ゼロの執行人』で彼に濡れ衣を着せたしこりをチャラにする意味があったんでしょう。

それはそうと、風見、報われてくれ~~~! 
鬼上司だけじゃなく、小学一年生にも振り回されて……。そりゃコーヒー飲みまくるわ泣
いつか原作回で沖野ヨーコと対面……なんて、ありませんかw


□黒田兵衛、目暮十三、白鳥任三郎、千葉和伸

長野県警に佐藤高木に公安と、警察陣がとてもカッコ良かった今作。
脇役の彼らも、警察サスペンスとしていい味を出していました。
佐藤高木も含め、この人たちがフルネームでクレジットされるのって珍しいかも?

白鳥警部は、長野に行く佐藤高木に指示を出して彼らに敬礼されるシーンが印象的。元は二人の恋路を邪魔するイヤなキャラだったけど、なんだかんだちゃんと「上司」なんだな~と。白鳥が「上司」として二人に絡むシーンが新鮮な感じがした。


□佐藤美和子、高木渉

小五郎から「アベック」と紹介されて照れる二人、可愛いw
「古いですよ」と訂正するも、アベックであることは否定しないのねw

佐藤高木は諸伏警部と「妖精の唇」の時に会ってるはずだけど……?と思いきや、ノベライズだと丁寧に拾われていました。さすが水稀しまさん!

佐藤刑事は、林に警察官の職務倫理を説く場面が感慨深かった。
「揺れる警視庁」では、松田を殺した犯人に発砲しようとした佐藤。それを高木がすんでのところで止めた。一時は「恐れや憎しみに捉われず」の倫理から外れかけた佐藤が、外れることなく、こっち側に残っていてくれて本当に良かった。

高木刑事は今回メロすぎないかー!!!
雪崩の時も林を車で追いかける時も、佐藤刑事をぐっと引き寄せるのが、もう……。「男」って感じ!!! カッコいいよ高木!!!


□長谷部陸夫

原作に逆輸入してくれませんか?www
声をあてた関智一さんの存在感もあり、めちゃくちゃキャラが立っていた!
(シネマガジンによると、長谷部陸夫は潔癖症だそう)

肩書きは内閣情報調査室!!!『相棒』で仲間由紀恵が演じてる社美彌子のポジション!!!
コナンワールドで政府が絡んでくるのは珍しいけど、原作回で大岡家の秘密も明かされたことだし、今後は内閣や政治家も絡んできそう! だとしたら長谷部原作に登場も無くはない……?????

そうえいば、長野に到着した長谷部が小五郎たちの前に顔を出した時、コナンがテーブルの下に隠れたのは何故だったんだろう……?
どこかでコナンと接点あったのかな?


□林篤信

いかにも櫻井脚本らしい動機だな~~~~~!
個人的に、古内一成さんの犯人は「何かへの執着」、大倉崇裕さんの犯人は「誰かへの執着」が多いイメージ。
櫻井武晴さんの描く犯人は、「制度への怒り」が軸になっていることが多い。日下部検事しかり、白鳩舞子&井上治しかり。
羽多野渉さんの熱演もあってすごく同情はできるんだけど、恨む相手はそこなのか???って感じは否めない。
櫻井脚本の犯人の動機がかなり似たり寄ったりになってきているので、初期コナンに多かったトンチキ犯人をそろそろ見たい気もする……。


□その他ゲスト声優について

御厨貞邦役の武内駿輔さん、舟久保真希役の福圓美里さん、タクシー運転手役の小林通孝さんが初出演!

武内さんは自身の年齢よりはるかに上の老け役!
福圓さんはセリフ一言ぐらいだった? かなり贅沢な使い方w
小林通孝さんは名無しのモブ役に使うには大物すぎるwww


■音楽について

□名探偵コナンメインテーマ(隻眼の残像ヴァージョン)

ピアノがオッシャレ~~~!!!
そして、メインテーマの〆部分に当たるメロディーが頭の方に挟まれているアレンジも素敵!!!


□King Gnu『TWILIGHT!!!』

「長野県」繋がりで多くの方が予想していたKing Gnu!
東京事変→BUMP OF CHICKEN→スピッツ→aikoときてKing Gnuは、もはや大規模フェス!w こんな凄いアーティスト達を毎年呼べるなんて、名探偵コナンは凄まじいなあ。

福山雅治・東京事変・バンプ・スピッツの四組は、それぞれ担当作の脚本やキャラクターに合わせて書き下したような印象でした。
aikoの歌詞は、「名探偵コナンに関われる幸せ、コナン愛」を炸裂させたように感じました。
今年のKing Gnuはそのどちらでもなく、王道のJ-POPで日本を代表するアニメ映画を彩った、という印象でしょうか。
歌詞は、特定の登場キャラを思わせる訳ではなく、割と幅広く捉えられる王道の歌詞。アニメのアイキャッチで使われている扉が閉まる音をサンプリングして使用しているので、そこでコナンを感じた。
ただ、アプローチはここ数年のアーティスト達とはかなり違ったのが意外でした。

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