見出し画像

【鬼滅の刃無限城編感想】炭治郎&しのぶに学ぶ「覚悟」の使い方

遅ればせながら……
公開から1週間経った今日、観てきました。
「鬼滅の刃 無限城編」。

評判通り、いやその評判を遥かに超える
ufotableの執念を感じる映像美。

原作を読んでいたからこそ
この無限城の上下左右にひっくり返る空間を
どんな風に表現してくれるのか楽しみにしていたんだけど
すごい……まさにこの異空間に入り込んだかのような臨場感!

開始早々、この世界観に感動。
ありがとうございます。最高すぎる。

でね、もちろん映像が素晴らしいだけじゃない。
今回は鬼殺隊やそれを支える人たち
みんなの「必ず無惨を倒す」という
尋常じゃないほどの覚悟が伝わってきて
胸にグッとくるものがありました。

フィクションとはいえ、
人間の底力は凄まじいものがある。

鬼滅の刃が好きなのは、
「使命感を持った人間」
「覚悟を決めた人間」

覚醒し自己成長することなんだよなぁ。

最終決戦となる無限城編では
特にこの覚悟からくる覚醒が印象的でした。

◎華奢な体でもあきらめない胡蝶しのぶ

今回の主役のひとりともいえるのが胡蝶しのぶ。
しのぶさんといえば、身長151cm37kgと超小柄。
劇中では、体格に恵まれないことの本音を漏らしていてせつなかった。

なんで私の手はこんなに小さいのかなぁ
なんでもっと身長が伸びなかったのかなぁ

悲鳴嶼さんいいなぁ、あの人が助けに来てくれたらみんな安心するよね

いくら悲鳴嶼さんの体格の良さを羨ましがったって、自分の努力で体を大きくできるわけない。

だからこそ、首を切らずに毒で殺す独特のスタイルを築いたしのぶさん。「〇〇だからできない」と諦めるんじゃなくて、じゃあどうすれば良いのか、もがいてもがいてたどり着いたんだと思う。

印象的だったのはこのセリフ。

「できるできないじゃない。やらなきゃならないことがある」


圧倒的に力の差がある童磨との戦いの最中、
あきらめて絶望するのではなく

「できないなんて言わない」
「ぜったいに倒すんだ」

という並外れた執念。

強さとは技術はもちろんだけど
「心の強さ」なんだろうな。

なぜここまで強くいられるのかというと
しのぶさんには「鬼を倒さなければならない」という
絶対的使命感があるから。
それは、自分の幸せ云々じゃなくて
幸せな生活を壊され、姉のカナエを殺されたことからの復讐心。そして、

「鬼をひとりでも多く倒し、同じ思いを他の人にはさせない」


この使命のために生きているからこそ
命を賭して戦えるんだ。
自分の人生で成し遂げることを決めている人は、とてつもなく強い。

◎圧倒的力の差を乗り越え、覚醒した炭治郎

猗窩座戦での炭治郎もまた
「尋常じゃない心の強さ」がすごい。

猗窩座と初めて接触した無限列車の頃と比べると
炭治郎は強くはなっているけれど
まだまだ力の差は大きいし、全然歯が立たない。

でもね「ああ、これじゃぁ、勝てないや」と諦めるんじゃんくて
「どうすれば勝てるのか」「考えろ」と……
やっぱり勝つことへの執念が半端ない。

そして、過去に伊之助と会話したことからヒントを掴み
さらに父・炭十郎のヒノカミ神楽のエピソードやこの言葉を思い出す。

「絶対に諦めるな。考え続けることだ。どんな壁もいつか打ち破る、たゆまぬ努力で」


今のままじゃ勝てない。
じゃあ、どうすれば勝てるのか。

誰かにその答えを教わるわけじゃなく
過去に出会った人たちの言葉や行動をたどり
自分で答えをつかんでいく。

.
.

ああ、これなんだよなぁ

って思います。

私たちって、日々いろんな困難があって、
たとえば私の職業のライターだったら
思うような文章が書けないとか
応募しても採用されないとか
やりたい仕事ができないとか

いろんな「壁」を感じてるわけだけど
そこにドンピシャの答えはない。
誰かが助けてくれるわけじゃない。

でも、かならず開ける道がある。

だから何度でも何度でも何度でも
上手くいかなくてもやってみて
「これだ!」っていうのを見つけるしかないんだ。

これができるできないって
心の強さというか「執念」なんだろうな。

たぶんこれは自分のためじゃなくて
「誰かのため」だと強くなれる。
そしてこれを達成しないと死ぬくらいの
切迫感を持っていると強くなれる。

でも、現実世界を生きる私たちって
鬼滅の世界ほど生死を賭けた戦いは必要ないから
必然的に「心を強くする」って難しい。
自分に甘くなる。

善逸みたいに大切な人が突然いなくなるとか
大きな現実の変化があると
人は変われると思うんだけど

失ってから変わるんじゃ
遅いってことが多いからさ。

だから早いうちに「人生に使命感を持つ」ということ
自分の生きる意味を自覚できていること
これができているといいと思うんです。

強くなりたい。
大切な人を守れる私になりたい。


私はそう思っています。
鬼滅の登場人物(特に柱)を見ていると
私はまだまだだなと思えるし
ポジティブに言うと伸びしろがあると感じます。

映画の話に戻るけど、、、
首を切られてもなお再生しようとする
猗窩座の心というか執念も凄まじかった。

それが人間のときにいい方向に動いたら
幸せになれたのに
不運が重なりすぎていたのが不憫で辛い。

タラレバになるけれども、
狛治が復讐の暴力に動かず、
心を強く持っていられたのなら、
その素力でたくさんの人を守れたんだろうなぁ。


「鬼滅の刃 無限城編 第一章猗窩座再来」は
いろんな思いでいっぱいになりながら見てたんだけど、
一番印象に残った「覚悟」と「強さ」について感想を書いてみました。

そのほかの感想はこちら

・悲鳴嶼&無一郎コンビ安定感ありすぎ…!
・伊黒さんと蜜璃ちゃんの手繋ぎ落下にキュン!
・産屋敷邸の無限城解読シーンの緊迫感よ!きりやさま!
・善逸じいちゃんの「お前はわしの誇りだ」泣いた…
・狛治と恋雪ちゃんの花火シーンがエモすぎる
・狛治と恋雪ちゃんは一緒に地獄へ行ったのでしょうか……
・宇随さんかっけーーーーー!!!!!
・村田さんのうっすい水の呼吸がコミカルでかわいい
・伊之助がシリアス空気を和らいでくれる!ババァ呼び良い…

第2章もむちゃくちゃ楽しみ!!!
さってと、みなさんの鬼滅レビュー漁りにいきます~!!!

いいなと思ったら応援しよう!

渡辺まりこ|取材ライター・note運用代行 ライター仕事に関する情報を発信しています😊kindle本発売中!少しでもあなたの役に立てたらうれしいです。