見出し画像

レピュテーションリスク

会社が評判を落とす根本的な原因は、経営者の場合もありますね。対外的には威勢のいい「大口」を叩いて理想を語っているものの、実際の中身や実力が見合っていない会社は、常に批判の危険性を孕んでいます。

経営者が自社を実力以上に大きく見せようとすると、目標達成のために現場へ無理な負荷をかけたり、不都合な真実を隠して数字を繕ったりすることが常態化していきます。しかし、こうした「実像」と「虚像」のズレは、内部告発やSNSによる情報拡散が避けられない現代において、すぐに見抜かれてしまいます。

「言っていることと、やっていることが全く違う」という事実が世間に露呈した瞬間、それまで派手な宣伝やパフォーマンスで築き上げてきたブランドイメージは一気に崩壊します。一度ついた「嘘つき」というレッテルは、どれほど巨額の広告費を投じても剥がすことはできません。

身の丈に合わない過度な「自己演出」が、会社を倒産に追い込むほどの致命的なリスクを招きます。評判を守る唯一の方法は、小細工を弄することではなく、経営者が自らの言葉に責任を持ち、誠実な行動で実態を伴わせること以外にないのです。

いいなと思ったら応援しよう!