【詩画集】もぎたて果実をなぞる指

果実の時間をあなたに
いちばん美味しい瞬間が、旬。
たとえば果物なら、旬の季節がある。
ならば、人間はどうか。
若くてフレッシュな世代が旬か。
あるいは、常に今が旬か。
だれが決めるでもない、人の旬。
けれど、自分では決めておきたい。
難しい話は、これくらいにして、
ひとまず、果実の時間を。
もぎたて、です。
水守わをん
※詩画集には生成AIを活用しています。

01 もぎたての夏





02 ドルフィン・キック




03 淋しい金魚



04 砕けたしずく


05 空席


06 噴水



07 続いてゆくのは


08 向日葵のころ


09 麦わら帽子


10 にらめっこ


11 はるか一等星


12 しおり指



素直になりたいね。
忘れていたこと。
忘れようとしていたこと。
忘れたはずのこと。
忘れようのないこと。
どれもこれも、意外と素直。
だから、望みどおりで良いはず。
難しくしてしまう癖がやっかいだから、
そういうときは、果実の出番。
満たしておくね、
フルーツ・バスケット。


⬛お読みくださり、有り難うございます。次なる作品も楽しみにお待ち頂ければ幸いです。

