【谷川連峰】西黒尾根から平標へ 谷川主脈を歩き切った、ご褒美の縦走
概要
天気予報とにらめっこしながら迎えた週末、「これは行けそうだ」と判断して向かったのは、谷川岳主脈縦走。
クミさんと、西黒尾根から入り、万太郎山・仙ノ倉山を経て平標山へ抜ける、欲張りな日帰り縦走を歩いてきました。
日本三大急登の一つ・西黒尾根から始まり、紅葉に染まる主脈稜線を長くつなぐ一日。
距離も標高差も大きい行程でしたが、それ以上に「歩いてよかった」と素直に思える、記憶に残る山行となりました。
行程データ
日付:2025年10月12日(日)
エリア:群馬・新潟県境(谷川連峰)
形態:日帰り縦走
メンバー:2名
行動時間:10時間26分(休憩44分)
距離:22.2km
累積標高:+2803m / −2513m
コース定数:62(きつい)
ルート全体図

西黒尾根から谷川岳主脈を縦走し、万太郎山・仙ノ倉山を経て平標山へ。
行程とコース状況
▶ 西黒尾根(登山口〜谷川岳)

ひたすら続く樹林帯の急登。
スタートから容赦のない急登が続く西黒尾根。
樹林帯を抜けたと思えば、今度は鎖場が連続し、朝イチから気が抜けません。

鎖場を抜けた瞬間、ちょうど日の出。
鎖場を越えたタイミングで迎えた朝焼けと紅葉。
燃えるような色に包まれ、「これはご褒美だね」と二人で思わず笑顔になりました。

谷川岳(トマノ耳)到着。
▶ 谷川岳〜肩ノ小屋

雲海と稜線のコントラスト。
一度はスルーしようかと話していたオキノ耳ですが、結局は立ち寄ることに。
結果的に、この判断は大正解でした。

オキノ耳からの眺望。
「やっぱり来てよかったね」
そんな言葉が自然と出る景色でした。
▶ 主脈縦走(万太郎山方面へ)

肩ノ小屋から主脈縦走が始まる。
森林限界を越え、笹原の稜線歩きへ。
谷川連峰とは思えないほど開放的で、まるでアルプスのような景色が続きます。

オジカ沢ノ頭周辺。痩せ尾根と鎖場あり。
アップダウンが細かく、鎖場も点在。
気持ちよさと緊張感が交互に訪れる、飽きのこない区間です。
▶ 万太郎山

万太郎山が近づく。
いくつもの偽ピークを越えて、ようやく万太郎山へ。
「まだ半分…?」という事実に、一度だけ現実を直視しました(笑)。

万太郎山山頂。
ここから先もアップダウンは続きますが、景色に助けられながら前へ進みます。
▶ エビス大黒ノ頭〜仙ノ倉山

エビス大黒ノ頭。名前は縁起がいいが登りはしっかり。
泥濘が増え、滑りやすい箇所が目立ってきました。
特に下りは注意が必要な区間です。

仙ノ倉山が近づく。

仙ノ倉山山頂。
多くの登山者で賑わう仙ノ倉山。
ここを越えると、一転して穏やかな道になります。
▶ 平標山〜下山

木道が続く快適な区間。
アップダウンも少なく、歩幅の合う木道がとても歩きやすい。
長い行程の終盤に、ありがたいご褒美区間でした。

紅葉のトンネルを抜けて下山。
勢いで一気に下り、無事に平標登山口へ。
足は完全に売り切れでしたが、最後まで気持ちよく歩き切ることができました。
コース状況まとめ
西黒尾根:日本三大急登。樹林帯急登+鎖場が連続
谷川岳周辺:岩場は磨かれて滑りやすい箇所あり
主脈縦走:アップダウン多め、痩せ尾根あり
万太郎山以降:泥濘が増えるため下り注意
仙ノ倉山〜平標山:歩きやすく快適
アクセス・下山
白毛門駐車場
https://maps.app.goo.gl/9nJhr5ZM3LZY2mLa6
南越後観光バス(湯沢〜苗場線)
平標登山口 → 越後湯沢駅 660円
終電・接続に注意
振り返り
厳しさも、美しさも、全部が谷川らしい一日。
距離や標高差以上に、判断と集中力が求められる主脈縦走でしたが、
それ以上に「また歩きたい」と思わせてくれる魅力が詰まっていました。
クミさん、
今回も素敵な時間をありがとうございました。
参考リンク
同じ山でも条件によって全然違う
▶厳冬期の平標山、撤退記録はこちら
おわりに
静岡の山を中心に、
毎週末、稜線を歩いています。
派手な山よりも、
静かな山・深い山・条件を読む山行が好きです。
これまでの山行記録はこちら
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