【丹沢to高尾】TTT縦走56km|夜景と朝焼けをつないだ一日
夜景を見ながら登りはじめ、
朝焼けの富士山を越えて、
最後は高尾山で再び夜景を見る。
丹沢から高尾へ。
約56km・累積4300m。
1日で歩くには長すぎるルートでしたが、
仲間とともに最後まで歩ききることができました。
はじめに
TTT(丹沢to高尾)は、
丹沢主脈から東海自然歩道をつなぎ、高尾山まで歩くロングルートです。
距離・累積ともに日帰りとしてはかなり長く、
トレランやロング縦走に慣れた方向けのルート。
この記事では
・実際のルート状況
・補給ポイント
・長距離行動での判断
を実体験ベースでまとめています。
これからTTTに挑戦する方の参考になれば嬉しいです。
山行概要
山名:塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳・焼山・石砂山・石老山・嵐山・高尾山
山域:丹沢山地〜高尾山周辺
日付:2024年12月21日(日帰り)
天候:晴れ
コース:
大倉 → 塔ノ岳 → 丹沢山 → 蛭ヶ岳 → 姫次 → 黍殻山 → 焼山 → 西野々 → 石砂山 → 石老山 → 嵐山 → 小仏城山 → 高尾山 → 高尾山口
距離:56.4km
累積標高:4362m
行動時間:17時間57分
体力度:★★★★★(ロング縦走・トレイル経験者向け)
コース全体図

丹沢主脈(塔ノ岳〜蛭ヶ岳)を縦走し、
東海自然歩道を経由して高尾山へ抜けるロングルート。
いくつものピークと下山・登り返しを繰り返す、
体力とメンタルの両方が試されるコースでした。
この山を選んだ理由
「塔ノ岳の夜景を見たい」
そんな会話から始まった今回の計画。
調べていくうちに、
TTT(丹沢to高尾)というルートを知りました。
距離も累積も日帰りの範囲を超えていますが、
「歩き続ければ行ける」
その感覚だけを頼りに挑戦。
ロングの季節ということもあり、
思い切って歩いてみることにしました。
コースの様子と感想
大倉〜塔ノ岳(夜間スタート)
深夜スタート。
大倉尾根の階段を登り続けます。
途中から関東平野の夜景が見えはじめ、
それだけでこの山行の価値を感じました。
山頂の
塔ノ岳は強風。
防寒対策は必須で、
手袋が薄いとかなり厳しい状況でした。

塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳(主脈縦走)
丹沢山は比較的穏やか。
その先の縦走路では、
夜明けとともに富士山が姿を見せます。
そして
蛭ヶ岳へ。
この区間は
・鎖場のある下り
・霜による滑りやすさ
など、注意が必要なポイントもありました。

蛭ヶ岳〜焼山(東海自然歩道へ)
蛭ヶ岳を越えると雰囲気が変わり、
静かなトレイルへ。
姫次からは東海自然歩道に入り、
歩きやすい区間が続きます。
一方で、
・長い距離
・単調さ
によるメンタルの消耗も感じる場面でした。
焼山〜石砂山〜石老山(登り返し地獄)
焼山で一度下山。
ここからが精神的にきつい区間でした。
下っては登る、を繰り返しながら
・石砂山
・石老山
へ。
石老山の登りも意外と急で、
後半の体力にはしっかり効いてきます。

嵐山〜高尾山(ラスト)
嵐山は低山ながらアップダウンが多く、
想像以上に消耗しました。
その後、小仏城山を経て
最後のピーク
高尾山へ。
再び関東平野の夜景。
スタートとゴールで夜景を見る、
印象的な締めくくりになりました。

コース状況・注意点
・大倉〜蛭ヶ岳は明瞭な登山道
・蛭ヶ岳北側の木道は霜で滑ると危険
・鎖場あり(蛭ヶ岳周辺)
補給ポイント
・平野のセブンイレブン(重要)
・各山小屋(前半)
・自販機・公衆トイレ(後半は比較的充実)
注意点
・距離が非常に長い
・後半の登り返しで失速しやすい
・メンタル維持が重要
※2024年12月時点
振り返り
距離も累積も、簡単なルートではありませんでした。
それでも
歩き続けること
仲間と進むこと
それだけで最後まで辿り着けた山行でした。
またひとつ、
長いルートを繋ぐことができました。
※このとき歩いたTTTは、
一年後、伊豆トレイルジャーニー(ITJ)に向けたトレーニングとして、もう一度辿ることになります。
▶ 同じルートを“トレーニングとして”歩いた記録はこちら
おわりに
静岡の山を中心に、
毎週末、稜線を歩いています。
派手な山よりも、
静かな山・深い山・条件を読む山行が好きです。
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