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【愛知】明神山(三ツ瀬)|尾籠岩山・白岩山・御殿山・古戸山をつないだアカヤシオの一日

明神山は、きれいな三角形の山でした。

ただ、登ってみるとその印象は一変します。

梯子と鎖の急登。
気を抜けない足場。

そして、その先に広がる景色。

今回は、そんな明神山を軸に
尾籠岩山・白岩山をつなぎ、さらに御殿山・古戸山まで歩いた一日。

“メイン+寄り道”で楽しむ、充実した山行になりました。


はじめに

明神山(三ツ瀬明神山)は、
愛知県の奥三河を代表する山のひとつです。

このエリアは、
・整備された人気の山(明神山)
・踏み跡が薄いローカルな山(尾籠岩山・白岩山)
・静かな里山(御殿山・古戸山)

がコンパクトにまとまっているのが特徴です。

この記事では

・明神山の実際の難易度
・尾籠岩山・白岩山の注意点
・+αで楽しめる周辺の山

をまとめています。

明神山を検討している方、
愛知130山を歩いている方の参考になれば嬉しいです。


山行概要

山名: 尾籠岩山・明神山(三ツ瀬明神山)・白岩山・御殿山・古戸山
山域: 愛知・静岡県境(奥三河)
日付: 2026年4月12日(日)
天候: 春霞(富士山の頭がちらり見える程度)

コース:
【メイン】六社神社駐車場 → 尾籠岩山 → 明神山 → 白岩山 → 駐車場
【サブ①】槻神社 → 御殿山 → 槻神社
【サブ②】駐車スペース → 古戸山 → 駐車スペース

距離: 12.3km(明神山メイン)+3.4km(御殿山)+4.2km(古戸山)
累積標高: 登り1,449m+355m+420m
行動時間: 5時間28分+1時間11分+1時間20分

体力度: ★★★☆☆(明神山は梯子・鎖場あり・技術的注意が必要)


コース全体図(メイン)

六社神社駐車場をスタートし、
尾籠岩山・明神山をピストン後に白岩山へ寄り道。
下山後は御殿山・古戸山を順に回収する一日。


この山を選んだ理由

3人の都合が合うタイミングで、アカヤシオの時期に合わせました。

愛知130山の尾籠岩山・白岩山も絡められるルートで、
ヒルが本格化する前の4月中旬が条件の揃うタイミングでした。

明神山は以前から気になっていた山で、
深南部を歩いてきた稜線を別の角度から見てみたいという気持ちもありました。


コースの様子と感想

明神山メインルート

駐車場〜尾籠岩山

静かな朝の六社神社駐車場をスタート。
登山口からいきなり満開のシャクナゲが迎えてくれて、期待が高まります。 しっかり整備された道を登っていくと、振り返るともう高さを感じます。

尾籠岩山への道は切れ立った岩場のトラバースがあります。
足元がシビアな区間で、慎重に通過する必要があります。
スリリングですが、印象に残る楽しい区間でした。

アカヤシオも咲いていて、稜線を歩きながら癒される場面が続きました。

足元がシビアな区間で、慎重に通過する必要があります

尾籠岩山〜明神山(核心部)

遠くから見える明神山は、きれいな三角形。
その見た目通り、登り始めからずっと急登です。

梯子・鎖の続く登りが連続します。
アカヤシオが綺麗、
イワカガミが咲いている、
と教えてもらいながらも、足元と手元に集中しなければならない区間が続きました。

急登を越えると明神山の山頂へ。

明神山は、きれいな三角形

明神山山頂

春霞の中でも、景色はしっかり広がっていました。
富士山の頭がちらり、中央アルプスの存在感、南アルプスと深南部の稜線。

山頂ではこれまで歩いてきた深南部の山々を眺めながら山座同定。
水窪100山完登のお祝いまでしていただき、嬉しいひとときになりました。

水窪100山完登のお祝い

下山〜白岩山

下りも気が抜けない足元が続きます。
見上げれば再びアカヤシオ。
ミツバツツジ・ヒカゲツツジも見頃でした。

白岩山は歩く人が少ないのか、踏み跡がやや薄めです。
ピークで進行方向が変わる箇所、岩稜の巻きなど、ルート取りに注意が必要でした。

ヒカゲツツジ

御殿山(サブ①)

明神山の下山後、槻神社から御殿山へ。

槻神社からのルートはよく整備されていて、
疲れた体でも安心して歩ける道でした。

山頂は眺望こそありませんが、奥社があり静かで神聖な雰囲気です。
道中の巨木が印象的で、思わず足を止めて見上げる場面もありました。

明神山とあわせて歩くのにちょうどよい一座です。

槻神社

古戸山(サブ②)

御殿山の後、さらに古戸山(ふっとさん)へ。

登山口直後はやや藪っぽく、少し不安になりますが、ひと登りすると杉林に入り、そこからは落ち着いた歩きやすい道になります。

山頂は眺望がありませんが、人の気配が少なく静かな空間です。
賑やかだった明神山とは対照的で、一日の余韻をゆっくり感じるにはちょうどよい場所でした。

新緑が綺麗

コース状況・注意点

・尾籠岩山:岩場トラバースあり
・白岩山:踏み跡薄い/分岐注意
・明神山:梯子・鎖の急登
・古戸山:登山口付近やや藪
・御殿山:全体的に整備されていて危険箇所なし
・ヒルは4月中旬は本格化前。5月以降は対策必須

※2026年4月時点の情報です。最新情報をご確認ください。


振り返り

明神山は、急登と花が共存する山でした。

梯子・鎖に集中しながら登り切り、山頂で深南部の稜線を眺める。
水窪100山完登のお祝いをしてもらったのも、この山頂でした。

御殿山・古戸山と繋いだ一日の最後は、
静かな山頂で余韻を感じながら終わりました。

3人で歩く山行はやはり楽しい。
ハードな場面があるほど、その後の山頂が気持ちよくなります。


おわりに

静岡の山を中心に、
毎週末、稜線を歩いています。

派手な山よりも、
静かな山・深い山・条件を読む山行が好きです。

これまでの山行記録はこちら
▶ マガジン「一座ずつ、山行記録」

▶ 2026年4月のまとめはこちら

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