【授乳ペースのつかみ方】|うまく体重が増えない|遊び飲みがひどい|授乳回数が多くて大変|
ママになってから、何度かこんな悩みを聞きました。
「授乳ペースがうまくつかめない」
「授乳回数が多くて大変」
「なかなか体重が増えない」
「遊び飲みがひどい」
「1回に飲む量は少ないのに、授乳にすごく時間がかかる」
「助産師さんの面談がプレッシャー」
授乳は、赤ちゃんが生きていく上でとても大切なこと。
ママだってそれを分かっているから
一生懸命どうにかしようとしているのに、うまくいかない。
やればやるほど、正解がなんだか分からなくしまって迷子状態。
助産師さんからのアドバイスだって、
(親切だと分かっているけど)自分が追いつめられるようで苦しい。
周りのアドバイスを試しても、聞いた話通りには進まない・・・。
結局どうしたらいいのかは自分が考えて頑張るしかない。
努力しているのに結果が見えてこない。
「どう努力したらいいのかすら、もうわからない!」
・・・そんな状況はすごくストレスですよね。
私が相談を受けたときに、
ママ友にしたヒアリングや対処法をここにまとめます。
相談してくれたママたちは、その後、
『授乳ペースがつかめた!』と言ってくれたので
この記事が、少しでも誰かの役に立ってくれたらなと願っています。
ただ残念ながら、私は助産師さんでもお医者様でもありません。
あくまで育児を経験した1ママとしてのアドバイスになりますので、
「赤ちゃんが全然飲まない、具合が悪そう」などママの勘が働くときは、
すぐに病院の指示を仰いでくださいね。
※今回のやり方は、授乳量の記録が必要になるので
『完ミ』か、『母乳か混合でも、少しの間だけ搾乳ができる方』に
限られてしまう方法かもしれません。
少し読んでみていただいて、ご期待に沿えなかった方すみません・・・。
ではまず授乳ペースのつかみ方を知る前に、
普段の授乳について思い返してみてください。
授乳量や授乳間隔、授乳にかかる所要時間を記録していますか?
赤ちゃんが泣いたらすぐに飲ませていませんか?
遊び飲みをしても、しばらく粘って飲ませていませんか?
私のママ友たちは、
「前は記録していたけれども、回数が多すぎて大変でやめてしまった」
「1回にあまり飲んでくれないから心配で、遊び飲みしてもねばっちゃう」
「泣かれるのが嫌ですぐあげちゃう」
という声が多かったです。
1週間ほどで大丈夫です。
あまり外出せずに、家でゆっくりと授乳ペースを整えられる
そんな強化期間をつくってみてください。
きっとその期間を乗り越えたら
毎日授乳に割かれる時間や、哺乳瓶や搾乳機を洗う回数が減って
少しだけ心が穏やかになるのではないかと思います。
授乳ペースがつかめるとお出かけもしやすくなりますよ!
新生児の授乳は、だいたい3時間ごとの8回だと思います。
もちろん大きくなればなるほど、
1回に飲める量も増えて間隔もあくはずです。
ということはもし、
あなたの赤ちゃんがもう新生児ではないのに、
授乳回数が8回以上の場合は確実に改善の余地がありそうです!
では、はじめましょう!
授乳ペースをつかむために、強化期間でなにを知る必要があるのか。
それは3つです!
赤ちゃんが、1回に飲めるMAX量
(おなかがしっかり空いている時に飲める量)赤ちゃんが、飲んだミルクを消化するためにかかる時間
(何ml飲んだら、次におなかが空くのは何時間後か)赤ちゃんが、1回の授乳で満足する最低量
(何ml以上ないと、飲み切ったときに足りなくて泣いてしまうか)
1回に飲める量も、それを消化するための時間も
赤ちゃんごとに違います。
胃は大きいからまとめてたくさん飲めるけれど、
消化に時間がかかる(おなかがへらない)子もいれば
1回に飲む量はそこまで多くはないけれど、
消化が早いので回数が増えて、1日総量は結構飲めるという子もいます。
そのため、この2点を考慮して、
それぞれの赤ちゃんにあわせた授乳ペースを考えることが大切です。
強化期間は、1~3をやっていきます。
3時間以内での授乳は我慢!
しっかり泣いて欲しがるまであげない(MAX5時間)
授乳量を調整し、次に欲しがるまでの時間(消化にかかる時間)を知る
それでは、細かい進め方を説明していきますね。
1.3時間以内の授乳は我慢!
強化期間の事前準備として、まずやることは
『間隔が3時間を切っているときは、泣いてもすぐ授乳をしない』
ことです。
赤ちゃんにとって授乳は2つの意味があります。
それは食事であり、癒しです。
だから授乳をしたから泣き止んだからと言って、
「泣いた=本気で空腹」というわけではないはずです。
泣いたら授乳をしてもらえる、癒しをもらえる。
それを赤ちゃんも学びます。
すると、よく泣いてミルクやおっぱいを欲しがるものの、
実際はおなかが空いていない場合、すぐ遊び飲みをしてしまいます。
上にも書きましたが新生児の授乳間隔は3時間です。
それより短い間隔で泣くということは、
1回の授乳量が足りないか、甘えたいだけということになります。
甘えたいだけ、はわかりやすいですよね?
構ってもらいたい、ママが恋しい、
おしゃぶり代わりのおっぱいや哺乳瓶が恋しい。
そんな感じで理解してもらえれば大丈夫です。
ではなぜ1回の授乳量が少ないか。
それは単に、
おなかが空いていなかった(おなかに前のミルクが残っていた)からです。
短い間隔で泣くたびに、毎回授乳をしてもらえる赤ちゃんは、
本気の空腹にあまりなっていないのではないでしょうか。
癒し代わりにちょこっと飲んで、
しばらくしたら泣いてまた授乳してもらう。
そうすると授乳間隔が短いので
さっき飲んだばかりのミルクがまだおなかに残っている。
だからたくさん飲めない、けどママと離れたくないから遊び飲みしちゃう。
この負のループを断ち切るために
最初の1~2日は心を鬼にして、
3時間以上の間隔をあけないと、次の授乳はしないと決めてください。
「いつもはすぐ飲ませてくれたのに、なんでかママくれない!」
となると、赤ちゃんはもちろんしばらく泣きます(笑)
必死の抵抗です。
でも反町隆史のpoisonやドライヤーの音、パパやおばあちゃん、
色々なものを頼ってなんとか初期は乗り越えましょう!
なんとか新生児のときと同じ3時間という間隔があけられたら、
赤ちゃんは普段に比べて、かなりおなかが空いているはずです。
前回のミルク量は少ないままだし、たくさん泣いて喉もかわいた。
このタイミングでは多めに200mlくらい作って
赤ちゃんがMAXでどのくらい飲めるのか確認しましょう。
初回なので意外に80mlしか飲まなかったという子もいるかもしれませんし、
飲み過ぎて吐き戻しをしてしまう子もいるかと思います。
捨てちゃうのはもったいないなと思うかもしれませんが、
遊び飲みを継続させたり、無理に頑張って飲ませることはせず、
データ集めのために仕方ないとあきらめて、
長くても30分くらいで授乳は切り上げましょう。
2.しっかり泣いて欲しがるまであげない(MAX5時間)
1の授乳が終わると、
「この子は、〇〇mlは飲めるのね」ということが分かってくると思います。
その次の授乳も、もちろん3時間以内にあげてはいけません。
それに加えて、
3時間を超えても強く泣いてしっかり欲しがるまで我慢しましょう。
甘えたいのかおなかが空いているのかを見極めて、
しばらく抱っこで泣き止むのであれば授乳は少し待ちましょう。
ただし、脱水症状になっては困りますので、
初期のころ、まだペースがつかめていないうちは
全然泣いたり欲しがったりしなくても、5時間を超えたら授乳しましょう。
すると、
・いつもより間隔が長い
・いつもより多めに飲む
などの変化が現れると思います。
本来のペースに近づいてきた証拠です。
3.授乳量を調整し、次に欲しがるまでの時間(消化にかかる時間)を知る
授乳量や授乳間隔を記録していくと色々な事が分かります。
一時期の我が子の例でいうと、
次にしっかりおなかがすくまで
160mlで5時間
140mlで4時間
130mlで3時間くらいもつということが分かりました。
120ml以下にするとやはり1回の授乳としては物足りない感じで、
泣いてしまうこともあったので、最低量は130mlとしていました。
1回を160mlにしてしまうと、
24時間÷5時間で1日4~5回しか飲まないので、
多くても800ml、少ない日は640mlになってしまいます。
今度は1回140mlで計算すると、
24時間÷4時間で1日6回飲むことになるので、
1日で計840ml飲めることになるのです。
160mlのほうが1回の量が多いので良さそうに感じますが、
1回の量が多すぎると間隔が開き過ぎてしまい、
1日の総量が少なくなることもあるって意外ですよね。
子供が飲めるMAX量と、子供がある程度満足する量というのは違います。
なので、泣かずに数時間過ごせる最低限の量を考えて、
子供やその日のスケジュールにあわせて1回の量を決めることが大切です。
我が子の育児日記を見ると
一時期、我が家はこのように調整をしていました。
(少し月齢が大きくなってからですが、あくまで一例です!)
7~8時:160ml(次は5時間後)
13時前後:このくらいで泣くので160ml(次は5時間後)
16時:育休中だったのでごきげんなうちに早めのお風呂
17時:お風呂に入って喉がかわくので、少し早めに140ml(次は4時間後)
21時:130ml(次は3時間後)
24時~:160~200ml(いっぱい寝てほしいので飲めるだけ)
お風呂の時間は家庭や赤ちゃんの月齢によって様々だと思いますが、
夜はできるかぎりしっかり寝てほしいので、
我が家では夕方以降の1回の授乳量を少し減らして
「満腹になりきらないけど、足りな過ぎて泣くほどでもない130ml前後」
にすることで、深夜のラスト1回にしっかり飲んでもらっていました。
また、
お出かけの直前にいっぱい飲ませて、
移動中寝てくれるように朝のミルク量をちょっと調整しておく、
など色々な工夫ができます。
赤ちゃんの成長と、その日のスケジュールにあわせて
授乳ペースを工夫できれば日々がとても楽になると思います。
ミルクを飲める量も、消化にかかる時間も
月齢があがるとともに少しずつ変化してきますので、
「最近すぐ泣くな、大きくなってミルクが足りなくなってきたのかな」と
赤ちゃんの様子を見極めながら、
時々ミルク量をアップデートしてあげてくださいね!
ママたちの授乳ストレスが少しでも減るように祈っています!
