ルーズベルトニ与フル書を読んでみた
こんにちは。
BANSOの脇田です。
皆さんは、大東亜戦争の激戦地・硫黄島で、日本の将兵が最期の時に残した「ある手紙」の存在をご存知でしょうか?
その手紙は、市丸利之助 海軍少将が、当時のアメリカ合衆国大統領 フランクリン・ルーズベルトに宛てたもの。
のちに、アメリカ海兵隊によって、戦死した日本兵の遺体から発見されました。
私自身、恥ずかしながらその存在を知ったのは、つい最近のこと。
YouTubeで偶然この手紙の存在を知り、深く感銘を受けました。
そこに書かれていたのは、戦争の中で敵対していた相手に向けての「怒り」や「恨み」ではなく、むしろ日本という国の精神・天皇への敬愛・世界平和への願いといった、今の私たちが忘れかけているものへの静かな誇りと願いでした。
「日本がなぜ戦ったのか?」
「大東亜戦争とは何か?」
「日本の國體(こくたい)とは何か?」
「本当の平和とは?」
そういった問いが、私の中に響きました。
本当にいままで教え込まれた歴史認識が正しかったのか?
浅学ながら、その全文を文字起こしし、現代語訳も交えて紹介させていただきたいと思います。
日本海軍 市丸海軍少将が、フランクリン・ルーズベルト君にこの手紙を送ります。
私はいま、この硫黄島での戦いを終わらせるにあたり一言あなたに告げたいのです。
日本がペリー提督の下田入港を機として、世界と広く国交を結ぶようになって、およそ百年
この間、日本国の歩みとは難儀を極め自らが望んでいるわけでもないのに、日清・日露・第一次世界大戦・満州事変・支那事変と経て不幸なことに貴国と交戦するに至りました。
これについてあなたがたは日本人は好戦的であるとか、これは黄色人種の禍いである。
あるいは、日本の軍閥の専断などとしています。
けれどそれは、思いもかけない的外れなものといわざるをえません。
あなたは真珠湾の不意打ちを対日戦争開戦の唯一の宣伝材料としていますが、日本が自滅から逃れるためこのような戦争を始めるところまで追い詰められた事情はあなた自身が最もよく知っているところです。
恐れ多くも日本の天皇は皇祖皇宗建国の大詔(たいしょう)に明らかなように養正(ようせい)【正義】・重暉(ちょうき)【明智】・積慶(せっけい)【仁慈】を三網とする
「八紘一宇(はっこういちう)」という言葉で表現される国家統治計画に基づき、地球上のあらゆる人々はその自らの分に従ってそれぞれの郷土でむつまじく暮らし、恒久的な世界平和の確率を唯一の念願とされているに他なりません。
このことはかつて、よもの海 みなはらからと 思ふ世に など波風の 立ちさわぐらむという明治天皇の御製があなたの叔父であるセオドア・ルーズベルト閣下の感嘆を招いたことで、あなたもまた良く知っていることです。
わたしたち日本人には、いろいろな階級の人がいます。
けれど、わたしたち日本人は様々な職業につきながら、この天業を助けるために生きています。
わたしたち軍人もまた、干戈(かんか)をもって、この天業を広く推し進める助けをさせて頂いております。
わたしたちはいま、豊富な物量をたのみとした、貴下の空軍の爆撃や艦砲射撃のもと外形的には圧倒されていますが精神的には充実し、心地(しんじ)ますます明朗で歓喜に溢れています。
なぜならそれは、天業を助ける信念に燃える日本国民の共通の心理だからです。
けれどその心理は、あなたやチャーチル殿には理解できないかもしれません。
わたしたちはそんなあなた方の心の弱さを悲しく思い、一言したいのです。
あなた方のすることは白人 とくにアングロサクソンによって世界の利益を独り占めにしようとし、有色人種をもって その野望の前に奴隷としようとするものに他なりません。
そのためにあなた方は奸策(かんさく)もって有色人種を騙し、いわゆる「悪意ある善政」によって彼らから考える力を奪い
無力にしようとしてきました。
近世になって日本があなた方の野望に抵抗して有色人種こと東洋民族をして あなた方の束縛から解放しようとするとあなた方は、日本の真意を少しも理解しようとはせず、ひたすら日本を有害な存在であるとして
かつては友邦であったはずの日本人を野蛮人として公然と日本人種の絶滅を口にするようになりました。
それはあなたがたの神の意向に叶うものなのですか?
大東亜戦争によって いわゆる 大東亜共栄圏が成立すれば、それぞれの民族が善政を謳歌します。
あなた方がこれを破壊さえしなければ全世界が恒久的平和を招くことができる
それは決して遠い未来のことではないのです。
あなた方 白人はすでに充分な繁栄を遂げているではありませんか。
数百年来 あなた方の搾取から逃れようとしてきた 哀れな人類の希望の芽を
どうしてあなた方は若葉のうちに摘み取ってしまおうとするのでしょうか
ただ 東洋のものを東洋に返すということに過ぎないではありませんか
あなたはどうしてそうも貪欲で狭量(きょうりょう)なのでしょうか。
大東亜共栄圏の存在は いささかもあなた方の存在を否定しません。
むしろ 世界平和の一翼として 世界人類の安寧幸福を保障するものなのです。
日本天皇の神意は その外にはない
たったそれだけのことを あなたに理解する雅量(がりょう)を示してもらいたいとわたしたちは希望しているにすぎないのです。
ひるがえって 欧州の情勢をみても相互の無理解による人類の闘争がどれだけ悲惨なものか痛嘆(つうたん)せざるを得ません
今ここでヒトラー総統の行動についての是非を云々することは慎みますが彼が第二次世界大戦を引き起こした原因は第一次大戦終結に際して、その開戦の責任一切を敗戦国であるドイツ一国に被せ極端な圧迫をするあなた方の戦後処理に対する反動であることは看過することのできない事実です。
あなたがたが善戦してヒトラーを倒したとしても
その後、どうやってスターリンを首領とするソビエトと協調するおつもりなのですか?
およそ 世界が強者の独占するものであるならばその闘争は永遠に繰り返され
いつまでたっても世界の人類に安寧幸福の日はくることはありません。
あなた方は今 世界制覇の野望を一応は実現しようとしています。
あなた方はきっと得意になっていることでしょう
けれど、あなたの先輩であるウィルソン大統領はそういった得意の絶頂の時に失脚したのです。
願わくば、私の言外(げんがい)の意を汲んでいただきその轍(てつ)を踏むことがないようにしていただきたいと願います。
市丸海軍少将(のちに中将)
こちらのYouTubeではとてもわかり易く、編集されています。
この手紙、あなたはどう感じたでしょうか?
残念ながらこの手紙がアメリカ本国に届く前にルーズベルト氏が亡くなったそうで直接は届かなかったようですが、手紙はアナポリス博物館に保管されているそうです。
死を目前にした戦争という極限の状況下でも日本人として「理想」や「徳」を捨てないこと、そして日本人が脈々と守ってきた精神がいかに尊いものだったかを教えてくれたように思います。
私自身、これまで「自分は無宗教だ」と何の疑いもなく話してきましたが、
市丸少将の「皇祖皇宗」や「八紘一宇」という言葉に触れ、はっとしました。
日本人として生まれ、自然と「いただきます」「ありがとう」と言うこの日常そのものが、日本人に生まれながらにして養われている神道への「信仰」であり、見えない何かへの感謝だったのかもしれません。
今一度、日本人としての誇りについて正しい認識が必要なときではないでしょうか?
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