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保育士vs保護者の悲しき構図

土曜日の保護者の仕事が休みの日の登園って、どう捉えますか?
保育士の中でも、賛否両論ある話題。
SNSでも、保護者vs保育士の構図が起こりやすい。
この構図を見ると、悲しい気持ちになる。
“誰が得する構図なんだろう”と感じる。

B園での土曜日出勤のこと。
3歳児が園庭で遊んでいると、1人の子を担任の先生が呼んで一言。
「◯◯君、来て。お父さんとお母さん、今日休みだよね?何で来たの?」
その子は、言われるがまま、何も言わず立っている。
不満そうな表情の担任の先生とベテラン先生。
え?子どもに親の悪口言うんですか?
私は、そんな事を子どもに言う保育士を、目の前で見たのは初めてだ。
いつも言われてるのかなぁ…心配になった。

給食では、食の細い子が怒られていた。
食べるのが遅い事を指摘されていた。
すでに机は撤去され、椅子の上に苦手なご飯を置き、正座して食べていた。
咳をしたり、嗚咽したりしながら。
それを見て、また怒られていた。
「土曜日まで来るからでしょ!!!」
無理にでも食べなきゃいけなくなったのは、土曜日に登園したその子や登園させた親が悪いという話ですか?
苦手な食べ物へのチャレンジについて、支援方法ズレてませんか?

その日は、
食が進まない子の食べ残しを他児に配ったり、落ちたおにぎりをおかわりにしたりと、
衛生的にアウトな保育を見た。

保育士は、土曜日のような子どもが少ない日に追い込み仕事をすることがある。
そのため、土曜日は少ないと正直ありがたい。
こんなに保育士が追い込まれるのはなぜだろう?全て保護者のせいだろうか?
そこには、園の経営や保育士の仕事量、配置人数、昼休憩なしで働かなければならない労働環境、子育てを楽しめない程に働かなければ生活できない日本の経済状況など、複数の課題が絡んでいると私は思う。
保育士と保護者が手を取り合って、真の改善点を探るにはどうしたらいいんだろう…
なかなか改善されないからといって、子どもが悲しい思いをするのはとても辛い。

それ以降、
出勤予定の土曜日でも、子どもの保育人数が減ると、有給を取って急遽休むよう指示されるという、労働問題もあったため、私は土曜日出勤を希望するのをやめた。

この頃から、夫にアドバイスをもらい、仕事であった事をメモアプリに残すようになった。
そして、我が子の発達検査や面談など、子どもに関する話になると、なぜか大泣きし、母子心理相談を受けることになった。
その時は、我が子の発達の不安から泣くんだと思っていたが、心理相談を通して、仕事の不安で情緒が崩れ始めていたんだと後から気づいた。

      《寄り添いメモ》
保育所保育指針では、子育て支援の基本姿勢として、受容自己決定の尊重が明記されています。
受容とは、弱さや望ましくない態度も、その人の現在のありのままの姿として受け止め理解することです。(省略)
相手を受容するためには、自分自身の持っている価値観や考え方の傾向、反応の仕方などを知っておくこと(自己覚知)も大切です。

講師の先生から“保育士が困った保護者は、本当は保護者自身が困っているのでは?”と意識をシフトしてみると見方が変わりますと、アドバイスがありました。

保育士等キャリアアップ研修テキスト6
保護者支援・子育て支援

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