見出し画像

30年前にもらった想い出の椅子を、もう一度ちゃんと使えるようにした話

30年使った椅子を、あきらめなかった話。

椅子を動かしたときにできる床の傷やうるさい音を軽減する椅子脚カバー。でも、たまに「この椅子、脚の形がちょっと特殊で…合うカバーが見つからないんです」
そんな声をいただくことがあります。

気に入っている椅子ほど、こういう悩みが出てくるものですよね。
床の傷や引きずる音は気になるけど、簡単には手放せない。

今回は、そんな“あきらめかけていた椅子”を、もう一度使えるようにしたお話です。


きっかけは、30年前の贈り物

お客様が使われていたのは、結婚祝いでもらったダイニングセット。
30年以上、大切に使い続けてこられたそうです。

ただひとつ困っていたのが、椅子の脚のサイズ。

「30mm×25mmの長方形で、なかなか合うカバーが見つからなくて…。今回のものもサイズが合わず、正直あきらめかけていました」

お客様の声

実は、長方形の脚って選べるカバーの種類がそこまで多くありません。
どうしてもぴったり合うものに出会いにくい形なんです。

それでも、この椅子は手放したくない。
義理のお母様との思い出も詰まっているから。

そんな気持ちが伝わってくるお話でした。


ぴったりじゃなくても、使えるようになる

最終的にお客様が選ばれたのは、「少しサイズが合わないカバー」。

普通なら「やっぱりダメか」となりそうなところですが、ここからがポイントでした。

「長辺側の前後にフェルトを貼ってから装着しました。数日使っていますが安定していますし、音もなくなりました」

ほんの少し、隙間を埋めただけ。
それだけで、ぐらつきも音も解消されたそうです。

少しフェルトシールを貼って隙間を埋めた

長方形じゃなくてもいい、という選択肢

この話、もうひとつ大事なポイントがあります。

長方形の脚だからといって、必ずしも長方形のカバーを選ぶ必要はないということです。

むしろ、サイズが合わないときは、正方形のカバーのほうがうまくいくこともあります。
多少の隙間は、あとから調整する前提で考える。

そのほうが、選択肢はぐっと広がります。


ちょっとしたコツだけ

もし同じように「少し大きいカバー」を使うなら、このあたりを意識すると安定しやすいです。

  • ゆるいときは、テープやフェルトで厚みを足す

  • 余っている方向だけ埋める

  • 角に少し厚みを持たせると回りにくい

どれも特別なことではなく、すぐできることばかりです。

▼お客様がテープを巻いて脚を太くすして調整する記事はこちら▼

(ちなみに、例えば四角や丸のサイズで、大きさがSサイズとMサイズの中間で、どちらがいいか迷う場合は、小さい方のサイズをお選びいただいた方が、きっちり嵌って抜けにくいので、具合がいいです。)


「合わないから」で終わらせない

ぴったりのものが見つからないと、それだけで選択肢がなくなったように感じてしまいます。

でも、少しだけ視点を変えると、使い続ける方法はちゃんとある。

「義理の母もまだ元気なので、この椅子を使い続けたかったんです」

この言葉が、とても印象に残っています。


もし今、似たように悩んでいる椅子があれば、一度、試してみてもいいかもしれません。

「ちょっと合わない」くらいでしたら、工夫次第で意外とどうにかなるものです。
まぁそれもDIYの醍醐味ですけどね。

▼椅子脚カバー専門店の通販サイト「イスが静かに.com」▼


いいなと思ったら応援しよう!