「早く忘れなきゃ」これが一番心を疲れさせる
第1章「早く忘れなきゃ」と思うほど苦しくなる理由
嫌なことがあったとき、私はよく自分にこう言ってました。
「もう忘れよう。」
「気にせんようにしよう。」
でも、不思議なんです。
「忘れよう」と思えば思うほど、なぜかその出来事を思い出してしまう。
たとえば、職場で上司からきつく注意された日。
家に帰ってから、
「さっきの言い方、きつかったな」
「明日、顔合わせるの嫌やな」
と考えてしまう。
そこで「もう考えるのやめよう」とすると、
今度は「考えないようにしなきゃ」という意識が自分の頭を監視するようになる。
すると結局、
「また思い出してる」
↓
「なんで忘れられへんの?」
↓
「全然忘れられない。。。苦しい。。。」
このループが、しんどさを大きくしているんです。
つまり、つらいのは「嫌なことを思い出すから」だけではない。
「無理に忘れようとすればするほど、頭から嫌な記憶が離れなくなるから」なんです。
HSPさんは、相手の表情や声の変化、ちょっとした言葉まで気になってしまう。
でも、それは「気にしすぎ」という欠点だけではありません。
人の気持ちや周りの変化に気づける力でもある。
周りには、叱られても翌日にはけろっとしている人いますよね。
そういう人、正直めちゃくちゃ羨ましい(笑)
でも、そういう人と自分を比べて落ち込む必要は全くないんです!
だって、我々HSPさんは気にできちゃうんですもん!!!
その長所を否定して、「忘れよう」「気にしないようにしよう」
と頑張れば、そら苦しくなる。
だから、無理に忘れよう・気にしないようにしようと、頑張らなくていいんです。
第2章 「まだつらい」と認めるだけで、心は少しラクになる
じゃあ、嫌なことがあって、何日も引きずってしまったとき。
「気にせんようにする」のをやめたら、どうしたらええんやろ?
私がやってみて、一番ラクになったのは、
「まだつらいんやな」と、そのまま認めることでした。
たとえば、仕事で上司に注意された日の夜。
「もう終わったことやし、気にせんとこ」
と思っても、また思い出す。
そんなときは、
「そら嫌やったよな」
「結構傷ついたんやな、私」
って、自分に言ってあげる。
これだけです。
「え、それだけ?」って思いますよね(笑)。
でも、ここには大きな違いがあります。
「なんでまだ気にしてるんやろ」
「いつまで引きずってるんやろ」
と言うと、自分の気持ちにさらにダメ出しをしてしまう。
でも、
「私は今、つらいんやな」
と認めると、そこで自分を責めるのを止められるんです。
そして、もう一つ大事なのが、「反省」と「自分を責めること」を分けること。
「次は確認してから伝えよう」は反省。
「私って仕事できへん人間やな」は自己否定。
この2つは似ているようで、全然違います。
反省は次に活かせるけど、自己否定は自分を苦しくするだけ。
だから、嫌なことを思い出したら、
「私が直したほうがいいことは何?」
「今の私が少しラクになるには何をしたらいい?」
と考えてみる。
「なんで私はこんなにダメなんやろ」ではなく、
「今の自分をどう助けよう?」に問いを変えるんです。
すぐ元気にならんでもええ。
今日10までしんどかったのが、明日は9になる。
それだけでも十分やと思う。
忘れることを目標にするんやなくて、まずは「つらい自分を敵にしないこと」。
そこから、少しずつ心は前を向けるようになるんです。
第3章 10分だけ、自分の気持ちと向き合ってみる
「まだつらいんやな」と、自分の気持ちを認められたら。
次は、その気持ちを頭の中だけで抱え込まないこと。
私がおすすめしたいのが、10分間だけ紙やスマホに気持ちを書き出す方法です。
やり方はめっちゃ簡単。
まず最初の5分間は、ネガティブな気持ちをそのまま書く。
きれいな言葉にする必要なんてありません。
「なんでこんなこと言われなあかんねん」
「あの上司、ほんま腹立つ!!」
「もう仕事辞めたい」
「明日なんか行きたくない」
もう、何を書いてもOK。
誰かに見せるわけやないので、遠慮はいりません(笑)。
「こんなこと思ったらあかん」も禁止。
頭の中にあるモヤモヤを、そのまま外に出していく。
すると不思議なことに、5分も経たないうちに、
「……あれ?さっきよりちょっとマシかも」
と感じることがあります。
気持ちを頭の中だけで抱えていると、同じことを何度も考えてしまう。
でも、文字にして外へ出すと、自分が何に傷ついていたのかが少し見えてくるんです。
そして、ここで終わらないのがポイント。
後半の5分は、自分にポジティブな言葉を書いてあげる。
「明日も頑張ろう」
「ちゃんと自分と向き合えてる私、えらいやん」
「今日もよく耐えた」
「この経験から、また一つ成長できてる」
「ここまで頑張ってきた私、十分すごい」
具体的な解決策を書かなくてもいい。
ただ、自分に優しい言葉をたくさんかけてあげる。
前半5分で、抱えていた気持ちを外へ出す。
後半5分で、自分自身に言葉をかける。
ネガティブな気持ちを無理やり消すのではなく、
吐き出したあとに、自分で自分を少しずつ前向きな方向へ連れていく。
これなら、今日からでもできる。
「早く忘れなきゃ」と無理する必要はない。
まず10分だけ、自分の気持ちをちゃんと聞いてあげる。
それだけでも、昨日より少しラクになれるかもしれません。
おわりに 落ち込む自分を、もう責めなくていい
ここまで読んでくれて、ほんまにありがとう。
嫌なことがあると、何度も思い出してしまう。
「もう忘れなきゃ」と思うほど、また考えてしまう。
でも、それはあなたが弱いからやない。
人の気持ちや言葉を深く受け取れるからこそ、心に残ることもある。
だから、今日から「早く忘れなきゃ」と自分を急かすのは、もうやめてええ。
まずは「私、今つらいんやな」と認める。
そして、もし今日嫌なことがあったなら、10分だけ紙やスマホに気持ちを書いてみてほしい。
前半5分は、思いっきり吐き出す。
後半5分は、自分に優しい言葉をかける。
すぐに元気にならなくても大丈夫。
昨日より少し心が軽くなったら、それで十分。
落ち込まない自分を目指すんやなくて、落ち込んだ自分にも優しくできる自分になろう。
あなたは今日も、よう頑張ったで!!!
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チップありがとうございます!これからもぜひ見てくだたら嬉しいです。