頭で描いたものが商品になるまで🧠🧦その1
peak silenceの3人による週刊リレーコラムです✍️
今週はwaguの当番です。
さて、今回は推しのことはすぐそばに置いておいて、アパレルデザイナーとして働いていたときから今に至るまで何かしらのもの作りをしてきたわたしが、ソックスブランドROROの商品をつくるまでの流れをまとめておこうと思います。
長くなるので2・3回くらいに分けて書いていきます。
改めて可視化することで私自身も新たな気づきがあるといいなと思います🐴🧠
発売まであと10ヶ月:シーズンテーマ、カラー、モチーフを決める
テーマを決める
世界観や柄を作る時に統一感が出るのでテーマを必ずはじめに決めます。
どうやって決めるのかは、その時に見た映画、行った場所、感じたこと、に近いテーマにすることが多かったです。いつかやりたいな〜のストックもあったので、感覚的にここだっ!ってときに引っ張り出してきたり📖

大好きで毎月何件も大小問わず足を運んだのは、いまでも引き出されてアイデアに活かされています👣
例えばファーストコレクションではテーブルマナーをテーマとしました。レストランでのひとときをカトラリーやメニュー表などのモチーフを使って表現することにしました。
ファーストコレクションでROROとはどんなブランドなのか発表するときのテーマ決め・・・
・・・震えます
でも、みんなにわかりやすく、日常的に見ていてなじみがあるもの。そして得意なデザインを活かせるもの。これをポイントにして割とすぐ思い浮かんだテーマでした💡

少しシュールでとてもお気に入り🌿
テーマの中でお気に入りはどれですか?と問われれば全シーズンすべてです。
やりたい世界感を作れることはデザイナーにとってとても幸せなことです🦷噛みしめ🦷
調香師ならぬ調菓師という架空の世界をつくったり

映画ひなぎくをテーマにしたり


チェコ生まれの芸術家もすきだし、チェコ人生で必ずいくべきだ!
有名な映画や画家をテーマにすることが多かったかもしれません。
こちらはアダムスファミリーに着想を得た2019AWコレクション👻

🐴🧠🐴
カラーを決める
その次は使う色や使いたい配色を考えていきます。決めたテーマに沿って使いたい色、それとPANTONEのトレンドカラーをチェックしたり、ファッションコレクションを見たり、pinterestを見たりしながら決めていきます。

pinterestに保存していきました🖌️
バレてはならぬ(誰に)と鍵をかけて🔒️
なんせ1年後に欲しいものを考えるのですから、いまのムードや感覚を感じつつ1年後に思いを馳せる・・・
脳内のアンテナをタイムスリップさせるような・・・
なんかの修行?そんなものに近いような時間が流れます笑🪬⛩️(私だけかも)

今年は春夏も秋冬もブラウンがたくさん出てますよね〜!
好きな色がトレンドカラーだとチャンス!🎰買い溜めなくては!💰️という使命感に駆られます。
あ〜最近の2025-26fwコレクションではファーストルックが黒率高くて、
これもなんかありますね🧐
🐴🖌️🐴
モチーフを決める
どんな柄が作りたいかをまとめていきます。
決める、というより浮かんだものを描いていったりテーマに欠かせないものをメモしていきます。

メニュー表の文字の並んだ感じはモチーフに絶対したかったしすぐ思い浮かんでました💡
🐴🧸🐴
ボードにまとめる
テーマ、カラー、モチーフを決めたら1枚のボードに資料を貼っていきムードボードを作ります。
その時は紙出力します。
いつでもどこでも全体を見れるのは紙の良いところです!
まとめたら壁に貼っていつでも見返して世界感を統一できるように、例えば色に悩んだら見返してボードの写真から色を吸い取ったりしていきます。


🐴🖼️🐴
発売まであと9カ月:具体的にどんなものを作るか組み立てる
テーマや色を決め出る時点でももう作りたい靴下デザインがでてきたりしているので、具体的にどのようなものをつくるのかを考えます。
もちろん、紙で👍
このとき思い浮かんでいるデザインややりたい素材感、なんでも適当な紙1枚に1型ずつ書いていきます。
デザインはあんまり浮かんでないけどこの糸を使いたいんだよな、ってものも1枚に書きます。
そうして目の前のたくさんの紙を眺めます、ぼーっとね🫧
なんとなくを紙に書いて可視化することで全体像が見えて、過不足や新たなひらめきがあったりします✨️
これとこれ、合体したら最強!とか、前回好評だった型の糸使いを別の柄でやろう!とか
紙を重ねたり、引いたり、引いては戻したり、もくもくと構成していきます🃏

糸と糸を合わせてどんな薄さのどんな素材感のものを編みたてるのか、この組み合わせを考えるのがとても好きな作業です🧵
アパレルメーカーで自然と身についていたことが色々と活かされていたのですが、その一つはメリハリを持たせるでした。
とびきり映えるもの/シンプルで毎日使えそうなもの
のような対極にあるものを盛り込んで作っていくとどのデザインも引き立たせることができます。
毎日使えるやつが売れそうで沢山あるといいよね〜というわけでもなく。
実際、私自身もとびきりのやつはここぞというときだけ、そんな日以外は毎日のように履くものがだいたいおんなじになってしまいます。
しかしとびきりのやつがないとなるとそれは困るのです。スパイスは必要なんですよね〜🧂
そしてハッとひとめぼれするような1型を作ることがとても大事でとても難しいです💘が、ここは毎シーズン気合いを入れてデザインしていました😤😤😤
こうしてイメージをカタチにするための作業をします✍🏻
また、ROROでは一つ一つの型と色それぞれに名前をつけていました。
ROROの世界観を感じてそして膨らませてもらえたら・・・という想いからでした🎈
その言葉を選ぶのもこのタイミングでふんわりと決めていたりしました。

🐴📃🐴
発売まであと8ヶ月:仕様書を依頼する
さていよいよ靴下工場さんに依頼する、の時が来ました。
実はですね
ROROをいつもそばでどしっと支えてくださる第3のメンバーがいました。
それは仕様書をもとに工場さんに指示してくれる方です。

工場さんとの連携が完璧なプロのお方です。
なんせ靴下という特殊さと、靴下の種類によって機械もたくさんあります。
工場さんによってそれぞれ得意なものも違います。特性を生かして振り分けてくださり、最適な靴下を作ってくださっていました🤝
また、私のやりたい雰囲気をくみ取ってくださるのです。阿吽の呼吸で!
やりたいのはこんなだ、と伝えると秒で糸帳を提案してくれたり、糸の相性、糸と機械の相性、糸の使える色数・・・・・・
靴下は制限が多いので、教えていただきながらイメージと近づけていきます🧠

続きは次回にしようと思います。
その2では、糸の選び方や仕様書、柄の書き方などもう少し詳しく書いていこうかなと思います。
ご清聴ありがとうございました👐
近頃は
とても気になるアンケートをmamiさんがとってくれました📝
やりたいことがたくさんありすぎて時間が足りないのですが、睡眠は外せなくてきっちり8時間寝ていて・・・
そうするとほんと時間なくて・・・⏰
ひと段落したら、必ず実行しようとおもいます🔥🔥🔥
いや、しかしながら
実は回答したそばから、どーーーーーしてもどうしても・・・


やーーー
ねえ、口がもうその口になっちゃって
あの~その~
我々お得意の前打ち上げってやつでいっちゃいました🍋🌰🦐

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