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55歳からの初体験。北鎌倉で知った“余白の美しさ”

したことないことをしたら、想像以上に楽しかった

——北鎌倉で茶道体験に行ってきた話

「いつかやってみたいな」
この言葉、50代になると何度も心に浮かびませんか。
「いつか行ってみたい」と同様、会話の中にも登場しがち。

でも同時に、こうも思うのです。
このままだと“いつか”で終わる気がする、と。

私にとって茶道は、まさにそれでした。
ずっと気になっていたけれど、敷居が高そう、正座がつらそう、作法が難しそう…と理由を並べては先送り。

そんな話を、仕事仲間でありプライベートでも親交のある
「心地よい暮らし研究会(通称:ココ研)」の仲間と
音声配信Voicyでしていたら
「私も!」「行ってみようよ!」と一気に話が進み、
探してみたら北鎌倉に体験できる場所があると知り、
あれよあれよという間に実現しました。

まさに、鉄は熱いうちに打て!


体験当日はドキドキ…この少しの緊張感がまた新鮮!


北鎌倉「竹翠庵」北鎌倉駅から徒歩5分ほどの閑静な住宅街の中にひっそりと佇んでいます


当日は、風も空気も穏やかな
お正月が終わったあとの爽やかな清々しい日でした。
手ぶらで普通の服で大丈夫とのことで気軽に向かいましたが
全く想像つかない場なので少しドキドキ…。
入り口のドアを開けた時は、
「あぁ、知らない世界の扉を自分で開けたんだわ!と
少々嬉しくなりニヤけてしまいました笑


開けると広がる和の庭も、たまりません!

まずは受付でお会計を済ませ、ロッカーにコートや荷物をしまいます。
そしてスマホだけ持って茶室へ移動。


先生の所作がとにかく美しい。柄杓を持つ手の指先、添えている左手など無駄なくキレイ。


床の間の掛け軸、花、しつらえの意味を伺い、先生のお手前を拝見。
その所作が、とにかく美しい
一つひとつが丁寧で無駄がなく、
普段の自分がいかにガサツに動いているかを思い知らされました(笑)
ああ、もっと丁寧に生きよう…と心の中で小さく反省。

特に心に残ったのは「余白」。


お正月に飾る柳。炭の飾りは米俵を表し五穀豊穣を祈っているのだとか。
掛け軸の文字にも意味があって、完成された美がここに集約。


床の間の飾りは驚くほどシンプルなのに、ものすごく豊か。
全てに意味が込められていて、その説明を聞くことで
場に共有感のようなものが生まれるのも不思議でした。

そして何より、心に残ったのは「余白」。
余白があるからこそ、美が際立つ。
これって、家の中も、心の中も、頭の中も同じかもしれない。
モノも予定も思考も詰め込みすぎていると、大切なものが見えなくなる。

身のまわりを正してモノも暮らしもラクに変えていく「サキラク整理」
まさにこういうことだよなぁ、と腑に落ちた瞬間でした。


終わった後、しばしこの空間で心をお洗濯。
左に置かれている茶器を収納する棚も贅沢過ぎるほどの余白が!

気になったら体験してみるって、おすすめ!

同席したのは海外の方。
こうした日本文化体験はとても人気なのだそうです。
でも思いました。
これ、日本人もぜひ体験したほうがいい。
器の美しさ、和のしきたり、静けさの豊かさ。
茶道体験は
忘れかけていた感覚を、そっと呼び戻してくれますよ。

90分間の、背筋が伸びる美しい時間でした。
知らなかった世界に触れることで、
人としてほんの少し、本当にほんの少しですが成長できた気がしました。
体験って、やっぱり面白い。


肝心のお茶。薄茶でいただきました。お作法も教わり美味しくいただきましたよ!

50代からの暮らしは、「減らす」だけじゃなく「広げる」ことも大切。
「増やす」ではなく「広げる」ね。
いつか、を今に変える。
それが、これから先をラクに、
そして楽しく生きるコツなのかもしれません。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。
今日も皆さまどうぞ元気に、楽しく!


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