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薩摩焼|427年前に海を渡った陶工の技、蓋付き湯呑みで味わう一服の時間

鹿児島県日置市の山あいに、四百年以上前に海を渡ってきた陶工たちの技が今も息づく集落があります。豊臣秀吉の朝鮮出兵の混乱のさなか、故郷を離れて薩摩の地に窯を築いた人々――その末裔が守り続けているのが、鉄分を含む陶土で焼き締める「黒もん」の器です。蓋付きの湯呑みは、湯気を逃さずお茶の香りをじっくり楽しめる、日々の一服にちょうどいい道具になってくれます。

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今回紹介するのは苗代川焼 薩摩焼 荒木陶窯 蓋付き湯呑み カップ 箱付(¥6,980)です。

※イメージ画像です。実物は商品ページをご確認ください

この工芸が生まれた背景

薩摩焼のはじまりは、慶長3年(1598年)にさかのぼります。薩摩藩主・島津義弘が朝鮮出兵の際に連れ帰った陶工80名ほどのうち、青松沈氏の沈当吉ら一行が鹿児島の串木野に上陸しました。慶長8年(1603年)に伊集院郷苗代川(現在の日置市東市来町美山)へ移り住み、慶長10年に窯を開いたのが苗代川焼のはじまりです。故郷の土を求めても得られず、異国の地でゼロから陶土を探し窯を築いた陶工たちの技は、沈壽官家をはじめとする窯元によって十数代にわたり受け継がれてきました。荒木陶窯もこの美山の地で、425年を超える歴史と向き合いながら作陶を続けている窯のひとつです。

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同じ九州の民陶として、佐賀の唐津焼 幸福陶房の酒器もあわせてご覧いただけます。

職人の技術・こだわり

薩摩焼には、藩の御用品として金襴手で絢爛に絵付けされた「白薩摩」と、庶民の日用雑器として焼かれてきた「黒薩摩(黒もん)」の二つの流れがあります。白薩摩は幕末から明治にかけて海外へ輸出され、1873年のウィーン万博では十二代・沈壽官が出品した大花瓶が世界的な評価を得ました。一方の黒もんは、鉄分の多い地元の陶土をそのまま生かし、飴色や漆黒に焼き締める素朴な力強さが持ち味です。今回の湯呑みも、その黒もんの系譜に連なる一品で、蓋がしっかりと合わさる作りは轆轤挽きの精度あってこそ。派手さはありませんが、使うほどに手に馴染む重さと質感があります。

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この商品を選んだ理由

今回は「苗代川焼」という歴史的な呼び名を冠した荒木陶窯の品を選びました。蓋付きであることに加え、桐箱ではなく普段使いしやすい化粧箱入りで、贈答にも自宅使いにも対応できる点も決め手です。同じ薩摩焼の湯呑みには、窯元ごとに絵柄や仕立てが異なる選択肢が揃っています。

敬老の日を意識した仕立てなら薩摩焼 湯呑み 渓山窯 父の日 敬老の日(¥4,980)、来客用に揃いの器をお探しなら薩摩焼 錦江陶芸 湯呑み茶碗 5客セット(¥5,490)、ご夫婦で揃えたいなら薩摩焼 玉陶山 湯呑み2点セット 共箱(¥5,790)もおすすめです。

こんな場面で使いたい

黒もんの湯呑みは、緑茶はもちろん、鹿児島らしく麦茶や番茶を注いでも様になります。蓋があることで冷めにくく、来客時にお茶を出すまでのちょっとした時間も安心です。艶のある黒い器は食卓に一つ置くだけで空間が引き締まり、和菓子や煎餅との相性も抜群です。日常の一服はもちろん、少し特別な場面でも活躍してくれます。

  • 敬老の日や誕生日に、ふだん湯呑みにこだわらない祖父母へ贈る一品として

  • 来客時のおもてなしで、蓋付きの品格ある器を出したいとき

  • 新生活や引っ越し祝いで、長く使える器を一つ贈りたいとき

蓋を取れば湯呑みとして、蓋をしたまま蒸らせば簡易的な小さな急須代わりにもなり、使い方の幅も広がります。

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お手入れ・長く使うコツ

薩摩焼の陶器は吸水性がある焼き締めのため、使い始めに米のとぎ汁で軽く煮る「目止め」をしておくと、茶渋や匂い移りを抑えられます。日々のお手入れは中性洗剤とやわらかいスポンジで十分で、金属たわしなど硬いものでこすると釉薬の艶を傷めてしまうので避けてください。洗った後はしっかり水気を拭き取り、風通しのよい場所で乾かすと長く美しい状態を保てます。急激な温度変化は貫入(表面の細かなひび模様)が入りやすくなるため、熱湯を注ぐ前に軽く器を温めておくと安心です。

合わせて検討したい、同産地の逸品

薩摩焼は窯元ごとに個性が異なるのも魅力です。手軽に揃えたい方には錦江陶芸の5客セット(¥5,490)、ご夫婦や特別な贈り物には玉陶山の共箱2点セット(¥5,790)を。用途や贈る相手に合わせて選んでみてください。

贈りもの・記念日に選ぶときのポイント

薩摩焼の湯呑みを贈り物にするなら、化粧箱や共箱の有無を確認しておくと安心です。黒もんは年代や性別を問わず使いやすい落ち着いた色合いなので、敬老の日や長寿祝い、退職祝いなど幅広い場面に向いています。器は軽すぎても重すぎても使いにくいため、できれば実際の重さやサイズの記載を確認してから選ぶとより喜ばれる贈り物になります。

まとめ

四百年以上前、故郷を離れた陶工たちが異国の地で見出した土から生まれた薩摩焼。黒もんの蓋付き湯呑みは、その歴史を静かに受け継ぎながら、今日のお茶の時間にそっと寄り添ってくれる道具です。

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もう一度商品をチェックしたい方はこちらから:苗代川焼 薩摩焼 荒木陶窯 蓋付き湯呑み カップ 箱付

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