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岩手・盛岡 鈴木盛久工房|創業400年、来客に出す一杯のお茶が変わる南部鉄器の茶托

来客に何気なく出すお茶。その器がひとつ変わるだけで、場の空気が変わる瞬間があります。岩手県盛岡市の鈴木盛久工房は、寛永二年(1625年)に南部藩の御用鋳物師として召し抱えられて以来、十五代・約400年にわたり鉄を打ち続けてきた老舗です。今回はその技を受け継ぐ「霰」文様の茶托を取り上げます。

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今回紹介するのは旧南部藩御用鋳物師 鈴木盛久工房 十三代盛久 霰/天蓋 茶托 2客セット(¥14,980)です。

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この工芸が生まれた背景

南部鉄器の歴史は、慶長年間に南部藩主二十七代・利直公が盛岡の地に不来方城を築き、諸産業を興したことに始まるとされています。鈴木家はその後の寛永二年(1625年)、鈴木越前守縫殿家綱が本国甲州より南部家の御用鋳物師として召し抱えられ、仏具や梵鐘の鋳造を手がけながら代々藩に仕えてきました。以来十五代、盛岡の地で鋳物師の技を絶やすことなく受け継いでいます。十三代目は国の無形文化財保持者に認定された名工で、現当主の十五代目・熊谷志衣子さんは南部鉄器の歴史上初めての女性釜師として知られています。一つの茶托にも、400年分の土地と時間が重なっています。

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岩手県盛岡市には他にも南部鉄器の名工房があります。岩鋳の鉄瓶を紹介した記事もあわせてご覧ください。

職人の技術・こだわり

茶托の表面に広がる「霰(あられ)」文様は、鋳型に一粒ずつ点を彫り込み、鋳込んだ鉄がその凹凸を写し取ることで生まれます。単調な繰り返しに見えて、職人の手加減ひとつで粒の深さや並びが変わるため、量産品にはない揺らぎが表情になります。鋳込んだ後は表面を焼き付けて仕上げる工程を経ており、鉄の質感を保ちながら錆を防ぐつくりになっています。この工程は南部鉄器全般に共通する伝統技法ですが、鈴木盛久工房では十三代目以来受け継がれる型を今も使い続けており、一客ごとの文様に工房の歴史がそのまま刻まれています。

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この商品を選んだ理由

茶托を選ぶ決め手になったのは、来客用にも普段使いにも回せる汎用性でした。同じ工房には灰皿 箱付き(¥6,990)ミニトレー3枚セット(¥12,980)など、鉄の質感を暮らしに取り入れやすい小物が揃っており、茶托一枚から工房の世界観を試せる点も魅力です。霰文様は和室にも洋間にも馴染むため、来客時だけの特別な器にせず、日常の湯呑みや小皿にも合わせやすいのも選定理由のひとつです。

こんな場面で使いたい

来客を迎えて煎茶を出すとき、茶托が一枚あるだけで所作に張りが出ます。鈍い光を放つ鉄の質感は、来客の湯呑みだけでなく、普段のコーヒーカップの下に敷いても様になり、洋室のリビングテーブルにも自然になじみます。敬老の日や還暦祝いなど、年配の方への贈り物としても選ばれやすく、箱入りで渡せる点も安心材料です。書斎のデスクでは小物入れやペン置きとして使う人もおり、鉄の重みが紙や文具の滑り止めにもなります。来客が多くなるお盆や年末年始、来客用の食器棚に2客セットで備えておけば、急な来客にもすぐに対応できます。一客ずつ表情が微妙に異なる霰文様は、使うたびに新しい発見がある道具でもあります。

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お手入れ・長く使うコツ

南部鉄器の茶托は表面を焼き付け仕上げしているため、基本のお手入れは使用後に乾いた布で水気を拭き取るだけで十分です。濡れたまま長時間放置すると白い斑点状のサビが浮くことがあるため、使い終えたらすぐに拭く習慣をつけるとよいでしょう。食器用洗剤を使う場合も、柔らかい布かスポンジで優しく洗い、金属たわしなど表面を傷つける道具は避けてください。直射日光や高温多湿を避けた場所で保管すれば、鉄の色合いも徐々に落ち着いた飴色に育っていきます。手をかけた分だけ表情が変わっていくのも、鋳物ならではの楽しみ方です。

合わせて検討したい、同産地の逸品

同じ鈴木盛久工房からは、灰皿 箱付き(¥6,990)、来客用の小物整理に便利なミニトレー3枚セット(¥12,980)、麦の意匠が涼やかな茶托 麦 箱付(¥8,890)など、鉄の質感を暮らしに取り入れられるアイテムが揃っています。茶托と揃えて使えば、来客時の食卓により統一感が生まれます。

贈りもの・記念日に選ぶときのポイント

贈りものとして選ぶ際は、化粧箱入りかどうかを必ず確認しましょう。今回の茶托2客セットは箱付きのため、還暦や退職祝い、敬老の日の贈答用としてそのまま渡せます。夫婦や親子で使える2客セットは、来客時に並べて出せる実用性も評価されやすいポイントです。相手の生活スタイルが和風か洋風かによって、霰文様と麦文様のどちらが馴染むかを選び分けるのもおすすめです。

まとめ

400年続く鋳物師の技は、一枚の茶托にも静かに宿っています。来客時のお茶出しから日々の食卓まで、暮らしの中で少しずつ育てていける道具です。

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気になった方はこちらから商品ページをご覧ください。旧南部藩御用鋳物師 鈴木盛久工房 十三代盛久 霰/天蓋 茶托 2客セット

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