ページをめくる手が止まらない本
昨年10月に本に関する記事を書いた。
記事の中にも書いたのだが、我が家には家族全員で同じ本を読み、読後の感想を語り合うという楽しみがある。
今年最初の本に選ばれたのが『だから夜は明るい』(君嶋彼方)だ。新潮社から出版されている。なぜ、『だから夜は明るい』なのか。まずはその話から⋯
僕の大好きな故森永卓郎氏が、最後まで出演していた番組が「垣花正あなたとハッピー!」(ニッポン放送)である。僕はradikoで聴いている。
木曜日は新潮社出版部部長の中瀬ゆかりさんが登場する。本とともに生きてきた人がBOOKソムリエのコーナーを担当し、本を紹介してくれるのだ。なんと贅沢な企画だろう。
ただし、僕は紹介された本を読むだけなので、当たりもあればハズレもあるのが現実だ。そんな中、大当たりだったのが『だから夜は明るい』なのである。
ネタばれしないように記事を書き続けるが、ゲイの世界を描いている。僕は異性愛者なのでゲイの世界は知らなかった。中瀬さんのおかげで知らない世界を知ることができた、ということではもちろんない。
この本を通して感じたのは、人間という生き物の悲しさと切なさだ。仏教的に言えば一切皆苦なのだ。でも、苦しい中で見える一筋の光は愛なのかもしれない。男と女か男同士か女同士か、は関係ない。『だから夜は明るい』の二人はあまりにも純粋過ぎるほど愛を大切にしていた。ラストシーンに感動⋯
(個人の感想)
家族との語らいも楽しみ。みなさんも時間があったらぜひ。若い人にもオススメです。たまにはRobloxの世界から読書の世界へ。
